おはようございます。@ukara91です。
8月6日(木)の職場の教養は「風鈴(風鈴の音色)の音色」です。
風鈴の音色
最近は聞く機会が少なくなりましたが、「チリンチリン」という風鈴の音色は、涼(りょう)を運んでくれます。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月6日(木)「風鈴の音色」より
昔から鈴や鐘、太鼓、笛などは、人々の暮らしと深く関わってきました。夏は気温や湿度が上がるため食べ物が腐りやすく、菌が繁殖して病(やまい)が広まりやすい時期です。そうした病をを防ぐ魔除けの一つとして使われたのが風鈴でした。
その起源は、お寺の軒(のき)の四隅に吊り下げられた、青銅(せいどう)の風鐸(ふうたく)が始まりともいわれています。今でも、風鈴市を開く社寺は多くあります。
また、岩手県奥州市の水沢駅のホームには、6月から8月に沢山の南部風鈴(なんぶふうりん)が吊るされ、「残したい日本の音風景(おとふうけい)100選」に選ばれています。
現代はエアコンや冷蔵庫などの家電製品によって、快適な夏を過ごすことができ、食品管理や除菌も徹底されています。
こうした快適な暮らしの中だからこそ、時には軒先(のきさき)に吊るした風鈴の音色に涼を感じる風情を持ちたいものです。
<今日の心がけ>
涼を感じる工夫をしましょう
風鈴の音色 感想
風鈴の「チリンチリン」という音は、たしかに涼しく感じさせてくれますよね。
こういう日本の風情も感じることができなくなってしまいそうなほど、社会はピリピリムードですが、少しでも穏やかに過ごすためにも、この夏はチリンチリンと風鈴の音を楽しんでみてはいかがでしょうか。
なんとなく昭和な風景を思い出し、心に余裕が生まれるかもしれません。