職場の教養 感想「お店のイメージ」

おはようございます。@ukara91です。
5月22日(金)の職場の教養と感想をお届けします。

お店のイメージ

 コンビニエンスストアやレストランなど、私たちは日々店員と接する機会が多くあります。その際、店員の態度が気になる人も多いのではないでしょうか。
 インターネットサイトのお店の口コミ欄には、店員の応対について書いてあるものが数多くあります。お店の評判は、立派な商品、メニューなどと共に、店員の接客の仕方によっても決まるといえるでしょう。
 そのため、店員の立場からすれば、少なくとも不愉快な思いをさせないような気配りするのが基本です。
 逆に、客側としてお店を訪れる際、<対価を払っているのだからサービスされるのは当然>という態度をとってはいないでしょうか。
 お店があり、店員のアシスタントのお陰で日々の需要を満たせるわけですから、過度なサービスの要求は慎みたいものです。
 自分自身の言動を振り返り、どのような立場の時にもお互いに、相手を思いやる気持ちでいたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月22日(金)「お店のイメージ」より

<今日の心がけ>
相手の立場に立って考えてみましょう

「お店のイメージ」の感想

 飲食店で、店員さんに向かって横柄な態度を取るお客さんを見たことある人はいると思います。あれって、見ているこちらまで食事を不味くさせるイヤな行為ですよね。店員さんもかわいそうになります。

 小売店でも飲食店でも、お客である僕たちが爽やかな態度で「ありがとう」「ごちそうさまでした」などと伝えると、店員さんも明るい応対で返してくれます。
店員さんが明るく返してくれると、こちらももっと気分がよくなり、食事や買い物が楽しくなってきますよね。

 人生のたった一瞬の出会いの場かもしれませんが、お客(僕たち)のちょっとした声かけで、買い物という行為が幸せになるのですから、さり気なく言葉をかけてやりたいです。

 店員さんから跳ね返ってくる明るい応対に接すると、食事もより美味しく感じます。これも調味料と言えるのではないでしょうか。

 お客様は神様ではありません。お客様を神様だとおもって接していこうという「心構え」を三波春夫さんは言っていたようです。
これは店員さんや舞台上の演者のことだけではなく、お店に買いに行くお客である我々もそういう心構えで接しましょうということでもあります。

 全て、お互い様ですよね。

職場の教養 感想「南アフリカの黒豹」

おはようございます。@ukara91です。
5月21日(木)の職場の教養と感想をお届けいたします。

南アフリカの黒豹

 往年のプロゴルファー、ゲーリー・プレーヤー選手は、南アフリカ共和国の出身です。これまで、メジャー大会9勝を始め、世界の様々な大会で通算165勝を挙げ、日本にも多くのファンがいます。
 試合の最終日には決まって、上下黒のウェアとスラックスを着用してプレーし、「南アフリカの黒豹」「ブラック・ナイト」という呼び名で親しまれました。
 ゲーリー選手はなぜ上下黒の衣装を纏っていたのでしょうか。それは、黒は太陽の熱を吸収し、エネルギーを与えてくれるからです。また、平和を尊ぶ強い意思の表れだったと言います。
 ゲーリー・プレーヤー選手の行動は、ゴルフに向き合う真摯な姿勢と相まって、世界中の人々の心に希望の光を届けてきました。
 世界には様々な職業・職種が存在し、それぞれにその意義と目的があります。
「何のために働いているのか」「商品・サービスはお客様にどう役立つのか」などを明確にすることで、仕事への原動力につなげたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月21日(木)「南アフリカの黒豹」より

<今日の心がけ>
仕事の意義を明確にしましょう

南アフリカの黒豹 職場の教養の感想

 世界には様々な職業・職種が存在し、それぞれにその意義と目的がありますと記されています。まったくその通りだと思います。
しかしその意義や目的は社会の変化とともに意義と目的を更新していかなければ、いつのまにか必要の意義と目的になってしまっているかもしれません。

 コロナの影響で、社会の変化が急加速しています。
自分の仕事は会社にとって必要なのか?
社会にとって自分の会社は必要なのか?
会社の規模で行うことが、必要とされる仕事の最適なサイズなのか?

など、この時期だからこそしっかりと確認し、明確にしていく必要があります。

ひょっとしたら、「自分が会社に必要とされてないかもしれない?」と感じてソワソワしている人が多いのではないかと思います。
それは、あなたが必要のない存在なのではなく、あなたの仕事が、社会に最適化していないということです。

今を不安に感じてる人は、逆にそれらの変化を感じるセンスがある。もしくは、もともと隠し持っていたセンスがコロナの影響で顕在化してきたのかもしれません。

ソワソワしながら周囲からの指示を待つのではなく、社会との最適化に向けて会社の中でやれることを探して動きましょう。
会社の中で動くことができないなら、会社から飛び出して、1から最適化を模索するのもよいでしょう。

これからますます社会の常識は変化していきます。
ソーシャルディスタンスやステイホームだけではなく、ステイポジティブで活動していきましょう。

職場の教養 感想「ビジネスマナー」

おはようございます。@ukara91です。
5月20日(水)の職場の教養は「ビジネスマナー」です。

ビジネスマナー

 新入社員のNさんは、先輩から言葉遣いや身だしなみについて注意を受けました。その後、ビジネスマナーについて教えられたのです。
 マナーは、ビジネスの場で信頼を得るために必要であること、企業のイメージにかかわるため、大切であることなどを説明されました。
 マナーに欠けた行動は、職場の人たちに不快感を与えるだけではありません。
お客様からの信用をなくし、仕事を失いかねない状況ともなりうるのです。
 第一印象から好感度を上げるように助言されたNさん。早速、マナーを心得、磨きをかけて、社会人として相応しい話し方や立ち居振る舞いができるように取り組みました。
 仕事をする上で、相手の心に寄り添い、相手が心地よく受け止めてくれる言動をすることは大切です。
 年齢や経験、価値観などの異なる人たちとやり取りをし、共通の空間を共にするからこそ、マナーを守って心地よく過ごしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月20日(水)「ビジネスマナー」より

<今日の心がけ>
マナーに磨きをかけましょう

職場の教養 感想「ビジネスマナー」

 社会には様々な価値観をもった人が共存しているので、服装や言葉の遣い方などそれぞれ違います。だからこそ、「マナー」という標準価値を設け、それを守っていれば、相手との最低限のコニュニケーションを取れるという「ツール」として運用されています。

 社会に出たばかりの新人さんは、触れ合う方々の価値観が解らないのですから、このツールをしっかり学び、活用するのが便利です。
徐々に慣れてきたら、周囲とのコミュニケーションを深めるオリジナルのツールを身につけるのがお勧めします。

 例えば、顧客Aさんの建築中の住宅で、急な要望を受けたとします。いつもならビシッとネクタイとスーツで接していた新人さんでも、建築中の現場でAさんから直接要望を聞く場合、スーツの上着ではなく、ジャンパーとヘルメットの方が好感が持てると思います。靴も少し汚れたシューズの方が、「現場で声を聞く事に慣れている新人さんなんだな」と好印象を持つと思いますよ。
また、そんな靴や服装に個人的に好きな野球チームのロゴマークがついてたりすると、そのマークの話でAさんとお友達になったりできるかもしれません。

ビジネスマナーはあくまでも標準ツール。
ツールの遣い方に慣れてきたら、オリジナルのツールをつくり、磨き上げていきましょう。

職場の教養 感想「ユーモアの効用」

おはようございます。@ukara91です。
5月19日(火)の職場の教養は「ユーモアの効用」です。

ユーモアの効用

 講演会などでは、講話者が冒頭にユーモアを交えることがあります。すると、場が和み、聞き手と距離が近くなり、話しやすくなるようです。
 これは氷のような緊張をほぐすところから始める「アイスブレイク」という手法です。ユーモアは人と人との距離を縮め、人間関係を向上させてくれます。
 仕事の場面においても、ユーモアを取り入れることで、時には商談がスムーズに進んだり、職場でのコミュニケーションが深まるきっかけにもなるでしょう。
 とはいえ、<場の空気を壊したらどうしよう>と失敗を恐れて、ジョークを交えることをためらうことがあるかもしれません。大切なのは「場を和ませよう、相手に楽しんでほしい」という話し手の強い意思と姿勢です。
 間を外して一瞬、苦笑されたとしても、<話を成功させたい><自分の思いを伝えたい>と懸命に取り組む話し手の姿勢は、聞き手に届くはずです。すると、その場は和やかになることでしょう。
 適切な時や場を考慮し、話の合い間にユーモアを取り入れてはいかがでしょう。

<今日の心がけ>
円滑なコニュニケーションの工夫をしましょう

職場の教養 感想「ユーモアの効用」

 講演会の冒頭でユーモアを交えない人というのは、あまりいませんよね。

ギャグをかまして笑いをとるようなものではなく、自然に笑いが溢れるような話を冒頭にもってくる講話者が多いと思います。

これは、聞き手の心を和ませる効果があると同時に、話し手の緊張も和ませる効果があるのでしょう。だって、聞き手の表情が柔らかいと、なんだか自分の話を楽しみにしてくれているのがわかり、自然体で話せちゃいますよね。

「ギャグをかます」「ユーモアを出す」「笑わせる」ではなく、やはり「ユーモアを交える」がよいですね。

「交える」というのは、講話社と聞く人の心が交わる(つながる)という事です。
程よい笑いが、自然に話し手と聞き手の心を交わらせてくれるのですね。

職場の教養 感想「言葉の威力」

おはようございます。@ukara91です。
5月18日(月)の職場の教養は「言葉の威力」です。

言葉の威力

 普段何気なく発している言葉を、振り返ってみたことはあるでしょうか。
 私たちが会話をする相手は様々です。仕事の上では上司や同僚、部下、取引先などがいます。プライベートでは、家族や隣人、友人がいるでしょう。利用する店の従業員なども含めれば、切りがありません。
 人に想いを伝える場面は、多種多様です。感謝を述べる時があれば、謝罪をするべき場面もあります。時には感情のままに言葉をぶつけてしまうことがあるかもしれません。
 自分から発する時にはわかりにくいものですが、受ける側に立つとよくわかるのが、言葉の威力です。
 何気ない会話の中で、相手の言葉によって心に傷を負ったという事例は、多々あります。一方で、身近な人の温かい一言や偉人の名言に救われたという経験を持つ人も、多いのではないでしょうか。
 私たちの言葉は、人の心や環境を動かす大きな力を持っているのです。

<今日の心がけ>
伝え方に気を配りましょう

職場の教養 感想 「言葉の威力」

 言葉の使い方って本当に難しいですよね。
でも、人と人がコミュニケーションとる上では「言葉」を交わすしかありませんので、「言葉の使い方の学び」から逃げる訳にはいきません。

 では、相手にキチンと伝える言葉づかいはどうやって学べばよいのでしょうか?

 自分の発した言葉で相手を傷つけてしまった場合は、相手が表情や、言葉で言い返したり、反論や聞き直してくれないと気づけません。あ、それと、後から相手の友人から、「○○が傷ついていたよ」などと言われる事も気づけるキッカケになるでしょう。

相手からの指摘をキッカケに自分の言葉づかいに気をつける事ができるのは、ありがたい事です。しかし、これは若い頃に限定されがち。年を重ねてくると指摘してくれる人は少なくなります。
しかも、会社と家の往復のような生活が安定してくると、触れ合う人が固定化されてくるので、言葉遣いもそれぞれのクセを理解した中で交わるので、キチンと伝えようとしなくても、なんとかなるものです。
そういう生活の中で、組織を束ねる管理職になると、部下からみて「いやな上司」になっていくのかもしれません。

こうならない為には、自分に対して指摘してくれる人を作るのが効果的です。
家族や会社の人は、なかなか指摘してくれないので、何かを学び、その人から指導を受けるという関係を作るのがよいと思います。

例えば、大人になってから大型トラックの運転免許を取りに自動車学校へ行ったとします。現代では横柄な言葉づかいな教官はいないと思いますが、大人になったあなたに対しても「生徒」として接するので、教官の言葉づかいはとても刺激あると思いますよ。

僕は大人になってから、ピアノを習いにピアノ教室へ行きました。
先生に言われたとおりに楽譜が読めず、指もなかなか動かない時の先生の言葉はグサッと突き刺さりました。

大人になってから、他人の言葉が心に突き刺さる経験をすると、「自分の言葉づかいも、相手の心を傷つけていないか?」と考えて言葉を発するようになってきます。

言葉づかいのレベルを上げていくのは、結局学び続ける事と言えます。

やり直し

おはようございます。@ukara91です。
5月17日(日)の職場の教養は「やり直し」です。

やり直し

 運送会社で幹部のA氏は、すべての部署の仕事内容を掌握しています。
 ある日、部下のB氏から「多くの仕事を効率良く行なうにはどのようにしたらよいでしょうか」という質問を受けました。
 A氏は「自分ができる仕事を頼まれたなら、断らないことだよ」と回答しました。B氏は、可能な仕事を受け入れていくうちに、仕事の幅が広がっていき、今まではできなかった仕事も、こなせるまでに成長していったのです。
 しかし、自由に業務も進められるようになったことで、謙虚さを失い、いつの間にか自己の都合を優先して、仕事を取捨選択するようになっていました。やがて、仲間から孤立してしまい、仕事にも支障をきたすようになったのです。
 悩んだB氏が、その状況をA氏に相談すると、「自分も同じ経験をしたことがある。皆に謝罪して、謙虚な気持ちで、やり直しなさい」と告げられたのです。
 身勝手さを反省したB氏は、部署の皆に、自身の非を素直に詫ました。そして信頼回復のために、初心に戻り再出発を図っています。

<今日の心がけ>
自己の原点を見直しましょう

やり直し 感想

 多くの仕事をこなすには、多くの仕事に携わり、時間や経験を重ねる事が大切ですよね。周囲から聞いただけの情報では、仕事の辛さ、改善点など見えて来づらいので実際に自分である程度の体験してみる事が重要です。

 一般的には「課長」までは、その課の事だけに邁進すれば良い立場で、「部長」になると、他部署との連携や全体との調整を行う立場といわれます。
「部長」が、会社の中の数多い仕事のことを全く知らず、一つの部署の仕事しか従事した事がないと大変かもしれません。謙虚な人なら様々な部署から情報を吸い上げて全体の調整に活かせますが、そうでないなら、自分の経験した部署の仕事を優位に進めようとして、他部署に圧をかけがちです。これでは全体の運営に支障をきたしてしまうでしょう。

これからの時代でも、部署間の調整などはAIが苦手とする分野です。労働者として今後も働いていこうと考える人は、自ら率先して様々な仕事をこなし、人の心を前向きに誘導する「管理力」を身に着けていくとよいと思います。

関心を持つ

おはようございます。@ukara91です。
5月16日(土)の職場の教養は「関心を持つ」です。

関心を持つ

 集合写真を手にした時、最初に探すのは自分の姿だといわれます。これは誰もが自分に一番関心を持っていることを示唆しています。
 この心理を上手に活用すると、円滑な人間関係を築く一助になるでしょう。
 Kさんは既製のワイシャツを着ていましたが、トレーニングジムに通い初めてから体型が変わったため、オーダーワイシャツを作ることにしました。
 店では、採寸する男性店員から「お客様、失礼かもしれませんが良い体格をされていますね。何か運動をされているのですか?」と尋ねれれました。
 驚いたKさんは、「そうですか。わかりますか。実は2年前からジムに通っているんですよ」と答えました。
 店員はその後もトレーニングについて色々尋ねてきました。Kさんは答えているうちに、この店員と打ち解け、次も利用するようになったそうです。
 店員から自分に好意的な関心を寄せられると、その店に対する評価も好意的なものになるのです。

<今日の心がけ>
相手にプラスの関心を寄せましょう

関心を持つ 感想

 自分に関心をもっていただいてると感じると、その人に近づきやすいですよね。

しかし、百貨店の服売り場のように、服をちょっと見たいだけなのに、店員さんが近づいてくると「いやだな」と感じる方も多いのではないでしょうか。

もしその店員さんと何気なくすれ違う際に、「良い体格されていますね〜 何か運動されているのですか?」と話しかけてきたら、嫌な感じはしないと思います。

この2つの行動の違いって、結構重要ですよね。

店員さんがプラスの関心をもってくれていると解ってからは、なんだかいい気分になれて、解らない状態だと、人見知りになってしまうんですよね。
ひょっとしたら、自分の自信のない部分を指摘されてしまうかもしれない恐怖もあるのかもしれません。(特に男性は多いようです・・・僕も(笑))

この状況から学べる事は、関心をもったらすぐに相手に伝えるという事だと思います。伝えなければ、百貨店の店員さんが近づいてくる時のような感じに捉えられるかもしれません。

良い印象をもったらすぐに相手に伝えることで、人間関係はより良好になるようですね。

健康トイレ

おはようございます。@ukara91です。
5月15日(金)の職場の教養は「健康トイレ」です。

健康トイレ

 自動車の運転中に<少し疲れたかな>と自覚しても、そのまま運転を継続した経験はないでしょうか。しかし疲労や睡眠不足は、事故の原因にもなりかねないため注意が必要です。
 中日本高速道路は昨年末、海老名サービスエリアに「健康トイレ」を設置しました。着座するとセンサーが血管の振動を拾い、心拍の間隔から疲労度を推定し、「疲れていない、やや疲れている、疲れている」を液晶画面に表示します。
 客観的な診断結果に基づき、適度な休憩をとれば、その後の運転も快適になり、事故のリスクを減らせます。これは仕事にも当てはまるでしょう。過度に無理をするよりも、適度に休憩することで仕事の能率アップが図れます。
 自分の体調の変化は、思いのほか気づかないものです。「健康トイレ」のセンサーのごとく、周囲の人に、顔色や声の調子、姿勢、表情の変化を指摘されたならば、素直に受け止め自らの体調を振り返ってみましょう。
 自分を気遣う周囲の声には、素直に傾聴する心のゆとりを持ちたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月15日(金)「健康トイレ」より

<今日の心がけ>
周囲の声に耳を傾けましょう

健康トイレ 感想

 健康トイレというものがあるのですね。
時間のない現代人にとって、とてもありがたい機能と言えるかもしれません。

 しかし、健康を害する時には、必ず体からのメッセージがあります。
顔色が悪い。表情が冴えない。食欲が無い。吹き出物ができる。口内炎ができる。睡眠をとっているのにアクビばかりでる等、これらの現象は体からの何らかのメッセージです。そのメッセージに聞き耳を立て、対策を打てば健康トイレは必要ありません。

 便利なトイレですが、テクノロジーに甘えて体の声を無視するようでは、健康を保てるわけがありません。

 健康は自分で管理するもの。体からの小さなメッセージにも耳を澄ませながら、対応していけば健康を維持できるものだと思います。

 その上で、「いざという時の安心感」として健康トイレのような機能と共存できるとよいと思います。

ハチクマの世界

おはようございます。@ukara91です。
5月14日(木)の職場の教養は「ハチクマの世界」です。

ハチクマの世界

 タカ科の渡り鳥である「ハチクマ」は、蜂を食し、姿がクマタカに似ていることからそう呼ばれています。
 ロシアなど北方地域で繁殖し、日本やアジア方面に渡り越冬します。詳しい生態は不明はハチクマですが、仲間と助け合う面があることが知られています。
 自然界は弱肉強食の世界です。例えば、鳥の中には、雛鳥であっても、餌にありつくために、元気な雛が弱い雛を巣から落とすことがあります。しかし、ハチクマの雛は争うことがなく、親の与える餌を順番に食べます。
 また、親鳥たちも同様で、大きな蜂の巣の攻撃に成功した場合、仲間同士で争ったりせず、ほかのハチクマたちと共に巣の中の幼虫や蛹(さなぎ)を食べるのです。
 傷を負えば餌をとれなくなり、命に直結する厳しい世界にあって、共存の鳥だからこそ、ハチクマは餌にありつき生き延びることができます。
 自然のサイクルの中で、鳥や獣たちは様々な術を使って生きています。共に支え合うという一面に注目したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月14日(木)「ハチクマの世界」より

<今日の心がけ>
助け合う術を考えましょう

ハチクマの世界 感想

 野生動物の中で「ハチクマ」の支え合う生態は特別かもしれません。
しかし我々人間は、支え合ったり共有したりすることが可能になるよう、古代の先人から工夫に工夫を重ねて現在の社会生活の営みを手に入れました。

 特に日本では「格差社会」と言われながらも、餓死しない最低限の保証は整備されているので、現在は「支え合い社会」と言えるのかもしれません。

 今後は「支え合い社会」の質を高めていく事になるのですが、AIや5G、リモートワークや自動運転などのテクノロジーがますます格差を埋めて、「支え合い社会」を充実させていくものと思います。

 コロナ後は自分で仕事を生み出す力のある人と、労働力と時間を提供し、人から言われたことだけを行ってる人の格差は広がって行きますが、最低限の収入を保証する制度自体は拡充されていくと予想されます。

 先日、自動車の自動運転レベル3が解禁され、特定の道路(高速道路等)での同一車線低速走行が法的に可能になりました。(車の中に人がいて、システムからの要望があれば人がシステムを補助しなければならない)

 5Gの普及にともない、自動運転も飛躍的に進んでいくと思います。今後、長距離の物の配送は自動運転トラックが行い、個別宅配はドローンが行うような時代が目前に迫りました。「人」が行う仕事をAIやロボットが肩代わりするようになり、店舗でも人が行う作業の大部分がロボットで対応可能となるでしょう。
そのような社会の中で、「人」の役割は限られてきますが、感じた事を主張するのはロボットよりも「人」の方が得意です。

 目前に来てる近未来を考えるとワクワクしますが、その社会で人間らしく生活できるように、今を行動していきましょう。

田植え祭り

おはようございます。@ukara91です。
5月13日(水)の職場の教養は「田植え祭り」です。

田植え祭り

 本格的な春の訪れと共に、全国各地で田植えの風景が見られる季節です。
 NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会は、自然界の働きを活かした「自然栽培」で、お米を作っています。
 世界で初めて肥料も農薬も除草剤も使わずにリンゴの栽培に成功した、木村秋則氏の指導を受け、土壌や木の植生を活かした栽培法に取り組んでいます。
 同会は、「太陽も空気も水も田圃(たんぼ)も稲も生物も、それぞれに働きがあり、生きている」という考えを旨にしているといいます。田植え前には田圃に感謝すると共に、今年一年の豊作を祈る「お田植祭り」を開催します。
 まず、前年秋に収穫したお米を加工した日本酒をはじめ、各種商品を田圃に供え、感謝とその年の豊作を祈る式を執り行います。その後、参加者が裸足になって田圃に入り、朗らかに田植えをしていくのです。
 時代が移り変わっても、本当に大切なものを問いつつ、それを受け継ぎ、進化、発展させながら、次世代に継承していきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月13日(水)「田植え祭り」より

<今日の心がけ>
古き良きものを大切にしましょう

田植え祭り 感想

 今年もGWあたりから田植えシーズンに入りましたね。
コロナの影響ばかりに目を奪われがちですが、米どころ新潟の魚沼地方では冬の降雪が少なかったことから農産物への影響が心配されています。

 肥料や農薬のなかった古来から日本人は「米」を主食としていましたので、我々の体はご先祖の代から「米でできている」といっても過言ではないと思います。

 冬の雪不足、雨の降りすぎ、日照不足、雨が降らなすぎ、台風など、米の収穫量を左右する心配要素は多数あり、農機具が今ほど便利ではなかった時代は自然へ感謝することで、「自然のご機嫌をとる」的な風習が地域に馴染んでいったのでしょう。

 僕も数年前、田植えイベントに参加した際、裸足で田圃に入りましたが、なかなかの重労働ですし、田圃の真ん中あたりに苗を植えるのは、一人ではできず、必ず複数人でやる作業だと初めて知りました。
田圃内の虫にやられたのか、足も腫れ上がり皮膚科へ行った覚えがあります。

自然の中に入ったのに足に出来物ができて腫れ上がるなんて、自分の体が自然ではないと感じ反省し、食生活気をつけるようになるきっかけとなりました。

現代はお米に限らず様々な食品が簡単に手に入ります。
便利な反面、食べる事ができる「ありがたさ」が薄れています。

地域の風習はこの「ありがたさ」を後世に伝えるための先人の工夫だったのかもしれません。

先人の工夫に感じ入りながら、食べ物に感謝しながら食事を楽しみたいですね。