職場の教養 感想11月21日(土)「安価な傘」

おはようございます。@ukara91です。
11月21日(土)の職場の教養は「安価な傘」です。

安価な傘

 大阪在住のA氏は相談事があって、同じ関西圏に住む先輩宅を訪ねました。その途中、急に雨が降り出したため、安価な傘を購入しました。
 先輩からアドバイスを受け、帰る頃には雨はやんでいました。そのため、傘を持たずに帰りました。実のところ、A氏は玄関を出た後に気づいたのですが、<安い物だから、まあいいか>と置きざりにしたのでした。
 ところが後日、先輩が傘を持って大阪にやって来ました。「この前、傘をわすれただろう」と、わざわざ届けてくれたのです。
 傘を届けるために、電車代と時間をかけて来てくれた先輩に、A氏は恐縮するばかりでした。安価な傘に対して、使い捨てのような意識でいた自身の姿勢を大いに反省したのです。
 その後、A氏は<金額にかかわらず、どのような物もできる限り使い捨てにせずに、その使命を全うさせよう>と、心を改めたのでした。
 物の役割を考えて、感謝を込めて使いましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月21日(土)「安価な傘」より

<今日の心がけ>
物を大事に使いましょう

安価な傘 感想

日本では昔から物を大切にする文化が育まれていました。
だから物が傷んだ時には、修理して使う事があたりまえだったのですが、近年は「使い捨て」のものが増えてきましたね。

使い捨て前提で物を買うと、最初から物を大切にしなくなってしまいがち。そうすると、なんだか心も大切にしないような気がします。

物も心も大切に扱っていきましょう。

職場の教養 感想11月20日(金)「救われた言葉」

おはようございます。@ukara91です。
11月20日(金)の職場の教養は「救われた言葉」です。

救われた言葉

 建設会社で30年にわたり勤務してきたAさんが独立し、経営者として新たにスタートを切ることになりました。
 入社した当初は、専門用語がわからず、先輩に叱咤激励されながら懸命に仕事を覚える日々が続き、夏場に体重が10キロ減ってしまうこともありました。
 <自分にはこの仕事が合わない、向いていない。辞めたほうが周りの人たちにも迷惑がかからないのでは・・・>と悶々と悩む日々が続いていました。
 そのようなある日、出勤して仕事の段取りや道具の準備をしていると、社長から「君はいつも陰日向(かげひなた)よくやってくれるね。これからもわが社のためによろしく頼むよ」と、初めて声をかけられたのです。
 仕事に自信が持てず、退職さえ考えていた時だったため、社長の言葉が心に響き、励みとなり、気持ちを新たにしてその後も勤め続けることができました。
 社長のように自社の社員を気遣う経営者として、決して驕り高ぶることなく仕事をしていこうと誓ったAさんです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月20日(金)「救われた言葉」より

<今日の心がけ>
激励の声をかけましょう

救われた言葉 感想

自信が無い時というのは、自分を信じる事ができない時。
そんな時に、周囲の人が、自分の力を認めてくれてることがわかると、たちまち自信がみなぎってきます。

仕事はいろんな人が協力して行うものですが、目立つ人・支える人など役割がそれぞれ違います。目立つ仕事をする人は周囲から評価されがちですが、支える側の人は目立ちません。だから周囲から活躍に対して褒められる事も少ないかもしれません。

逆に、目立つ仕事をする人は褒められがちです。
ずっと褒められていると、支える人がいなくても自分だけで活躍できると誤解しがちなので注意が必要です。

支える人の仕事は地味かもしれませんが、物でもサービスでも裏方の活躍があるからこそしっかししたものが作られます。

人から褒められる事がなくても、自分で自分を評価して、自信もコントロールしていきましょう。

職場の教養 感想11月19日(木)「けじめをつける」

おはようございます。@ukara91です。
11月19日(木)の職場の教養は「けじめをつける」です。

けじめをつける

 今年も残すところ、2ヶ月足らずとなりました。年末に向かって何かと慌ただしくなってくる人も多いでしょう。
 この1年を振り返ってみると、大なり小なり様々な出来事がありました。年頭に掲げた目標が達成できそうな職場がある一方で、予測不能な事態によってやむなく目標を軌道修正した職場もあるでしょう。
 どのようなことにも、始まりと終わりがあります。1年の目標についても同様です。当初の目標に対して、結果がどうあれ、しっかりとけじめをつけることが重要です。それは次のより良いスタートを切るためでもあります。
 目標が未達成に終わりそうな場合は、その原因を追求して、来年につながる対策を講じることが肝要です。
 また、これから年末に向けて、大掃除などで身の回りの整理整頓をすると共に、自身の内面も整えましょう。
 今年掲げた目標に何らかのけじめをつけて、よき新年を迎えたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月19日(木)「けじめをつける」より

<今日の心がけ>
目標をもう一度確認してみましょう

けじめをつける 感想

今年はコロナの影響もあり、目標を見直した人や会社が多かった事と思います。
コロナのような予測不能で、過去の経験が無い事が起きると、先の予測ができません。先が読めないので目標の再設定もできない企業が多いですが、こんな時だからこし、創業の原点や、自分の生き方はこれでいいのか?など、原点を見直すキッカケになった人も多いようです。

原点までさかのぼり自分を見直す機会はなかなかありません。
そういう意味では、コロナにもある程度感謝しつつ、自身の生き方や、今までの働き方など、しっかりと見直して、今後の目標をじっくりと再設定してみてはいかがでしょうか。

職場の教養 感想11月18日(水)「エージシュートの大記録」

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11月18日(水)の職場の教養は「エージシュートの大記録」です。

エージシュートの大記録

 厚生労働省の発表によると、令和元年の日本人の平均寿命は、男性がおよそ81歳、女性が87歳となっています。
 エージシュートというゴルフ用語があります。18ホール(1ラウンド)を自分の年齢以下のスコアで回ることです。プロ、アマチュアを問わず成し遂げるのは極めて困難で、ごく一握りのゴルファーだけが達成できるものです。
 アマチュアゴルファーの植杉乾蔵(うえすぎけんぞう)さんは、96歳に至るまでに、エージシュート1472回という大記録を達成しています。
 90歳を超える年齢になっても、ゴルフのプレーができる体力と技術が伴っていることは、記録達成以上に注目に値するでしょう。
 かつて植杉さんは、年々体力が落ちていることを痛感していました。その際、調理師の資格を持つ妻が、栄養バランスを考慮した食生活に切り替えたのです。
 妻に支えられ、日々の食生活の節制を怠らず、自らの健康維持に努める植杉さんの姿勢に学ぶことは多々ありそうです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月18日(水)「エージシュートの大記録」より

<今日の心がけ>
健康維持に努めましょう

エージシュートの大記録 感想

 人生で、人の身体を使うのは誰しも1度だけの経験なので、ベテランのような使い方はできませんので、道具だと思うとよいのかもしれません。

大切に、丁寧に使えば長持ちし、性能を発揮してくれるものだと思います。

メンテナンスをしっかり行ないましょう。

職場の教養 感想11月17日(火)「自分を好きになる」

おはようございます。@ukara91です。
11月17日(火)の職場の教養「自分を好きになる」です。

自分を好きになる

 M子さんは、半年前から飲食店で接客の仕事をしています。
 ある日のランチ時、普段より混雑した店内でお客様から焼き肉ランチの注文を取り、厨房のBさんに伝えると、「そのランチはとっくに終わったよ!」と強めに言われてしまい、その後は気持ちが落ち込んでミスを連発しました。
 帰り際、先輩に話すと、「今日は大変だったよね」と労ってくれた後、「ところでM子さんは自分のことが好き?」と尋ねられたのです。
 先輩は続けて、「自分の長所がわかれば自分を好きになり、ほかの人の長所も見つかって何でも前向きに受け止められるようになるよ。M子さんの長所は笑顔だと思う。家族にも聞いてごらん」とアドバイスしてくれました。
 母親に話すと、「笑顔が長所よ」と言ってくれました。その言葉を聞いた瞬間、「厨房のBさんは自分を否定した訳ではなく、単に忙しかったからあのような言い方になったんだ」と受け止めて、気持ちを切り替えられたのです。
 M子さんは自分の長所を発揮しようと、どんな時も笑顔で接客をしています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月17日(火)「自分を好きになる」より

<今日の心がけ>
自分の長所を活かしましょう

自分を好きになる 感想

自分の長所がわかると自分を好きになり、自分を好きになると自分を信じる事ができ、自信が湧いてきます。

自信は人生を進むための推進力です。

自分の長所をしっかりと見つめ直しましょう。

職場の教養 感想11月16日(月)「コスモスのような人」

おはようございます。@ukara91です。
11月16日(月)の職場の教養は「コスモスのような人」です。

コスモスのような人

 「Kさんはコスモスのような人だ」という表現を、比喩と言います。ある物事をほかのものにたとえて伝える方法です。
 「コスモスのような人」と聞くと、コスモスの花の可憐で優しいイメージが浮かぶでしょう。比喩は、具体的にたとえることで相手にイメージを伝えやすくする、というメリットがあります。
 一方で、たとえる言葉を間違えると、わかりにくくなる、というデメリットもあります。「Aさんは木瓜(ぼけ)のような人だ」と表現しても、相手が木瓜の花を知らなければ伝わらず、混乱を招いてしまうかもしれません。
 会話では、誰もが知っているものにたとえることで、比喩表現は活きてきます。そして、イメージしやすいという点で、相手への思いやりにもつながります。
 適切な比喩の表現を文章やスピーチなどに盛り込むことで、伝えたい事柄を強調したり、共感を得たりすることができます。
 自分なりの使い方で、試してみてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月16日(月)「コスモスのような人」より

<今日の心がけ>
比喩を使って表現を豊かにしましょう

コスモスのような人 感想

比喩表現で相手に伝える技術は、普段の生活やビジネスでも必須の技術だと思います。
人は皆それぞれ生まれや育った環境が異なるので、使う言葉や伝え方が異なります。
相手に伝わる比喩を使用することは、異なる環境を乗り越える通訳の役割となり、コミュニケーションを円滑に進め、「言った言わない」などのすれ違いも予防してくれます。

「コスモスのような人」と言われなくても、言葉でしっかりとコミュニケーションとれる人でありたいものです。

職場の教養 感想11月15日(日)「とっくり」

おはようございます。@ukara91です。
11月15日(日)の職場の教養は「とっくり」です。

とっくり

 人は育った環境や時代によって、物の呼び方が変わったり、考え方や価値観が違ったりして、コミュニケーションがとりにくいことがあります。
 N子さんが実家に帰省した時のことです。互いに挨拶を交わした後、何気なく母親が「その「とっくり」のセーター素敵ね」と言ったのです。
 N子さんは、何のことかわからず聞き返そうとしましたが、母親は用があるようで部屋を出て行ってしまいました。母親と会話をすると、似たようなことがよくあったため<またいつものことか>とその時は聞き流したのです。
 後日、母親と同年代の女性から同じことを言われました。気になり、後で調べてみると、「とっくり」とは、タートルネックのことだとわかりました。
 N子さんは作り笑いで、女性との場をやり過ごして、コミュニケーションを取らなかったことを反省し、次からは何でも確認してみようと思ったのです。
 わからないことをうやむやにせず、関心を持って、別の言い方や違う考え方があることも知りましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月15日(日)「とっくり」より

<今日の心がけ>
知らないことは聞きましょう

とっくり 感想

人と人が会話するって、とても貴重な時間だと思います。
会話は言葉でしかできません。せっかくの貴重な時間を、わからない言葉がでてきたのに聞き直さなければ、相手が何を言いたいのかがわからなくなってしまいます。

わからない言葉は直ぐに聞き直し、貴重な会話の時間を楽しみましょう。

職場の教養 感想11月14日(土)「心のキャッチボール」

おはようございます。@ukara91です。
11月14日(土)の職場の教養は「心のキャッチボール」です。

心のキャッチボール

 人と人とがつながって、日々の仕事や生活が成り立っています。
 「つなぐ」を漢字で表わすと「繋ぐ」と書きます。代表的な意味として、「離れているもの、切れているものを一続き(ひとつづき)に結びつける」とあります。
 こちら側から伝えたいことを発信しても、相手からの反応がない場合には、つながるとはいえないかもしれません。
 発した言葉を相手が受け、双方向でのやり取りがあった時に、初めて「つながる」といえるのではないでしょうか。そこには、互いの発信を受け入れるという要素も必要不可欠です。
 職場で人と人とをつなぐ方法の一つは、声をかけ合うことです。仕事の「報告・連絡・相談」もさることながら、身近にできることに、挨拶があります。
 より良い人間関係を保ち、仕事をスムーズに運ぶためにも、自分から明るい挨拶をすることは大切です。挨拶された側は、気持ちよく挨拶を返しましょう。
 挨拶を交わし合うことで、心のキャッチボールができるようになるはずです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月14日(土)「心のキャッチボール」より

<今日の心がけ>
先手の明るい挨拶を励行しましょう

心のキャッチボール 感想

毎日あたりまえのように人と話して、心のキャッチボールができるってとても素敵な事です。

乾電池のプラス極とマイナス極に線を繋げて、豆電球に電気を灯す授業を思い出しますが、一極だけでは電気が灯らず、必ずプラスとマイナスが繋がらないと電気が通わないとおんなじで、人も自分が発信しただけで満足せず、相手に伝わったかどうかの確認が必要です。また、相手の話を聞く時にも伝わった事を相手に知らせる事が大切です。

そうやって心が通うと、豆電球に電気が灯るように、人と人の間にも何かが灯るような気がします。

職場の教養 感想11月13日(金)「習うより慣れろ」

おはようございます。@ukara91です。
11月13日(金)の職場の教養は「習うより慣れろ」です。

習うより慣れろ

 長い間、繰り返して行ううちに、そうすることが決まりのようになったことや、固定化された個人の行動を「習慣」といいます。
 人はそれぞれに、様々な習慣を持っています。しかし、苦手なことに対して、<修正して習慣化していきたい>と思っても、なかなかできないものです。
 Sさんは、物の後始末を苦手としていました。色々と工夫を凝らして、取り組んでみるものの、習慣化するまでには至りませんでした。
 そのことを先輩に相談すると、「色々と考え、取り組むのもいいけど、一つのことを一貫してやることも大切だよ。まずはデスクの上を毎回、同じ状態にすることを意識し、やり続けてみたらどうだろう」とアドバイスされました。
 まずは「使った物は元の場所に戻すこと」を意識し、取り組み続けていくうちに、Sさんは、後始末の習慣を身につけていったのです。
 直したいと思う自らの「習慣」は、何もしなければ変わりません。<絶対に変えてみせる>という強い意志で、やり抜くことが大切なのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月13日(金)「習うより慣れろ」より

<今日の心がけ>
一貫して取り組みましょう

習うより慣れろ 感想

何かを努力し続けるのは難しいです。
でも、習慣化してしまうことができれば、苦もなく継続することができます。

毎日3回の食事も、習慣です。
よく考えてみると、1日に3回もあれだけ時間を費やして作ったり、食べたり、片付けたりするわけですが、習慣化されてなければできない事ですよね。

僕は文章を書くことが苦手です。
でも、文章を書くことを習慣化できれば、何か一歩進むことができるのではないか?と考え、始めたのが、このBLOGです。

文章のほとんどは、「職場の教養」を見ながら入力するだけなので(笑)、おかげさまで苦もなく毎日PCに向き合うことができます。
1年通してみると、かなりの時間を文章作成に費やすような錯覚に陥り、なんとなく文章を入力する事に苦手意識がなくなります。

文章作成が上手くなった訳ではありませんが、習慣化することで苦手意識がなくなったのは大きな前進だと考えています。

「習慣」=「習うより慣れろ」ということなんですね。

職場の教養 感想11月12日(木)「目標の数値化」

おはようございます。@ukara91です。
11月12日(木)の職場の教養は「目標の数値化」です。

目標の数値化

 企業や職場では一般的に、一日、一週間、月間、さらには一年単位で目標が定められます。その際、数値は重要な道標になるでしょう。
 数値としての目標は、売り上げの金額、商談数や訪問件数など様々に挙げられます。売り上げ前年比・26%増、コスト・10%削減なども、数値目標といえるでしょう。
 例えば、1日や週単位の売り上げが目標に到達しなければ、販売や営業方法を改善しなくてはなりません。目標を達成したのであれば、「どこが良かったのか」を日毎に分析し、そのデータを共有、蓄積していけば自社の財産となります。
 日数や時間も目標を数値化する時によく使われます。「この作業は○日までにやり遂げる」「今日中にと指示された作業を○時までに終える」などは、数値化された目標になるでしょう。
 なかには「数字に弱い、苦手」という人がいるかもしれません。しかし、数字をうまく活用していけば、仕事の効率は高まっていくものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月12日(木)「目標の数値化」より

<今日の心がけ>
数値を意識的に活用しましょう

目標の数値化 感想

「目標の数値化」と言うと厳しい目標を設定されてしまうのではないか?と緊張感の高まる人もいるかもしれませんが、それは逆です。
毎日業務を行っていると、「なんとなく」仕事をする時間が多くなってしまいます。
そこに目標を定めて、「○時までに○を何回やる」など定めると、ゲーム感覚で仕事をこなすことができるようになります。

なんとなく時間が流れていく仕事よりも、「よし!○○回できた!」と目標をこなして行くことで、気持ちも前向きになっていきます。

目標とはノルマのことではなく、仕事を楽しく、モチベーションを上げるために設定するものです。数値化はそれを効率よくすすめる為の仕組みです。

こうやって目標を数値化する事は、会社の成長へとつながっていきます。