おはようございます。@ukara91です。
7月30日(金)の職場の教養は「確認することの大切さ」です。
確認することの大切さ
大きなイベントのチーフになったAさんは、舞台設営や大道具の担当者に指示を出すなど、順調に準備を進めました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月30日(金)「確認することの大切さ」より
ところが、イベントの当日、看板に誤植(ごしょく)があることが判明したのです。原因をたどると、本来、Aさんの部署で二重チェックをするべきところを、<誰かがするだろう>と油断して、一人の担当者に任せきりになっていたのでした。
上司はAさんに注意した後、「責任者の立場から、大きな視点で捉えつつ、ていねいに仕事をすることが大事だよ」とアドバイスしました。Aさんは全体を見ながらも、一つひとつの仕事を確認しながら行なうことを誓いました。
以来、Aさんは、メールなど文章を作成した後には必ず二回、読み直すようにしました。仕事だけでなく日常生活においても、戸締まりや消灯など、それまでは気に留めなかった行動にも心を向け、最期まで確認するようになりました。
ミスを防ぐには、目の前にあることをやり上げただけで終わりにするのではなく、確認作業も忘れずに行いましょう。
<今日の心がけ>
念入りに確認しましょう
確認することの大切さ 感想
現場で仕事をしている立場から、チーフという立場になっただけでも仕事の視点を変えていかなければなりません。今までは上司の管理のもと、自分の仕事に集中していればよかったかもしれませんが、チーフになると部下の動きをよく見ていく必要があります。
「誰かがするだろう」という認識は、チーフの立場ではNGです。自分が経験してきた現場の仕事を見ながらも、人の動きをよくみて、コミュニケーションをとりましょう。
現場人としての自分の仕事の確認と、チーフの立場で部下やチームメンバーの動きの確認と両方こなすのは忙しいかもしれませんが、ついつい自分の仕事に集中してしまうので、チーフとしての立場に集中するぐらいの意識でとりくむとよいと思います。