おはようございます。@ukara91です。
7月4日(日)の職場の教養は「朝礼への提案」です。
朝礼への提案
関西にあるA社は、衣類の検品・補修を主な業務としています。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月4日(日)「朝礼への提案」より
衣類を取り扱う時には「ほつれはないか」などをチェックし、ミスがあればシールを貼って「要補修」へ区分します。そして、補修した衣類を改めて検品して、「検品済」へと進めることができれば、ようやく1件完了となります。
同社で働くBさんはある日、<仕事上の視点がミスの有無ばかりになっていないだろうか>と感じました。そこでBさんは、「朝礼の中で、お互いの良い点、長所を褒め合うという実習を取り入れたい」と上司に提案しました。
同社は現在、週に1回、朝礼の中で2人1組で向かい合い、30秒間お互いの良い点を発表しあう「美点発見・交流タイム」を設けています。
Bさんは「以前は『要補修を見過ごしたのは誰だ』と責めるような雰囲気があったけれど、今は社内のムードが明るく柔らかくなった」と語ります。
会社をよりよくするために、私たちが提案できることはないでしょうか。そうした視点を持ちつつ、仕事に取り組みたいものです。
<今日の心がけ>
会社をよくする提案をしましょう
朝礼への提案 感想
ミスをお互いに監視している状態は「マイナス」です。
それに対し、お互いの良いところを褒め合うという行為は「プラス」です。
「マイナス」の風土がよいのか、「プラス」の風土がよいのか。選択は簡単なのですが、事業を客観的に見てコントロールする事ができない組織は「マイナス」に落ちがちです。
Bさんのような人は必ず組織の中にいるのですが、ひょっとしたら現在の会社の風土で、声を発する事ができなくなっているかもしれません。
会社を良くしよう!という意見を言いやすい風土をまずは確立しましょう。