おはようございます。@ukara91です。
8月17日(火)の職場の教養は「型破り(かたやぶり)」です。
型破り
「型破り」とは、「考えや行動が常識的に考えられる範囲を超えていること」を指します。では、型破りな人は初めから「型破り」だったのでしょうか。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月17日(火)「型破り」より
茶道や武道、芸術などにおける師弟関係のあり方、修業における過程を三段階に表わした「守破離(しゅはり)」という言葉があります。
まずは師匠に言われた型を「守る」ことから始まり、その型を身につけた者は自分にあったより良いと思われる型を模索するために既存の型を「破る」のです。
そして最終段階になると、既存の型にとらわれることなく、型から「離れ」て独自の新しいものを生み出し、確立させることができるのです。
「守破離」が表すように、その道の型を習得していなければ、型を破ることはできません。つまり「型破り」とは、努力を重ねて、型を習得し、さらに創意工夫を積み上げて新境地を開いた人のことをいうのです。
仕事も同じです。基本や基礎固めは遠回りに思えるかもしれません。しかし、それを疎かにして、型を破った仕事はできないと肝に銘じましょう。
<今日の心がけ>
基本を大切にしましょう
型破り 感想
「型破りな人」と聞くと、ルールを守らない身勝手な人というような、悪いイメージを抱くかもしれません。が、本来は「守破離」の順序を守り、「型を忠実にまもりながら、進化させていった人」ということになります。
もっと現代風にいうと、基本の型を自分流にアレンジしたもの という感じでしょうか。
いづれにしても、基本の型をしっかりと自身に叩き込み習得することが大切です。