おはようございます。@ukara91です。
8月19日(木)の職場の教養は「立ち居振る舞い(たちいふるまい)」です。
立ち居振る舞い
「親しき仲にも礼儀あり」といわれるように、良好な関係を築く上で、お互いにマナーを守ることはもちろんのこと、心を込めることが大切です。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月19日(木)「立ち居振る舞い」より
Eさんは社会人一年目の新入社員です。お客様と接することが多いため、身だしなみから立ち居振る舞いなど、普段から接客マナーに気をつけています。
ある時、商談後にお客様から「今日は和室で打ち合わせをしましたが、入室する際には、敷居を踏まない方がいいですよ」と指摘されたのです。
調べてみると、敷居は踏まずに跨(また)ぐのがマナーです。踏んでしまうと敷居が傷むため、敷居を踏まないことは、家を思いやる行為と知ったのです。
物に対する思いやりや、何かを大切に思う気持ちが形となって現れるのがマナーだと再認識したEさん。以降、身だしなみや立ち居振る舞いのみならず、言葉遣いも含めて、自分に関わる人や物に対してもていねいな対応を心がけています。
マナーは、形を優先しがちですが、気持ちを先行させることも重要です。他者にスマートに気遣いができるように気配りをしていきたいものです。
<今日の心がけ>
場に適したマナーを身に着けましょう
立ち居振る舞い 感想
物を大切に扱う人は、人との対応も丁寧です。
昔の人たちはきっとそれを知っていたのだと思います。
物を大切にするという事を体系化したものが、日本の文化として昔から伝わる「茶道」「華道」などに継承されていると思います。茶道などは、部屋に入る時のふすまの開け方や足の運び方まで「マナー」として定められており、そのマナーを守る事で「自動的に物を大切にする」ということが躾けられていくのでしょう。
着物などの和装も、ちょっと窮屈で自由に動けないですが、それらも躾けの一部なのかもしれませんね。立ち居振る舞いをさりげなくできる大人として、年を重ねていきたいものです。