職場の教養 感想4月11日(月)「現実を直視する」

おはようございます。@ukara91です。
4月11日(月)の職場の教養は「現実を直視する」です。

現実を直視する

職場の教養4月11日の画像

 4月は入社や移動などで、新しい環境で働く人も多いでしょう。最初は希望に燃えて仕事に取り組んでいても、思わぬ困難な壁にぶつかることがあります。
 入社や異動直後は、仕事に不慣れなため、周囲の人との仕事の習熟度の差に気分が沈んでしまうことがあるかもしれません。また、希望する仕事に携われない場合、モチベーションが上がらないこともあるでしょう。
 職場だけでなく、社会には多くの壁が存在し、人によってその壁に対する受けとめ方は様々です。まずは1歩引いて、その壁を眺めてみてはいかがでしょうか。
客観的にとらえることにより、問題の本質が見えてくることもあります。
 人は日常生活のほんの些細な変化にもストレスを感じることがあります。何事も、「これが良い」と肯定的に受けとめることが大切です。逃げずに問題に真正面から向き合うことで、解決のヒントが見いだせます。
 そこから1歩踏み出すことで、未来は開けていくのです。困難な壁を糧にするのも、しないのも自分の心次第といえるでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月11日(月)「現実を直視する」より

<今日の心がけ>
喜んで困難な壁と向き合いましょう

現実を直視する 感想

職場の教養4月11日の画像

 モチベーションが上がらない時には、壁を感じずらいと思います。仕事になれて、ただなんとなくやっている時ですので壁を感じるとしたら「自分が嫌だな」と思うことが目の前にあるだけで、それは決して壁ではありません。

壁を感じる時は、今の自分に満足がいかず、なにか新しい動きを自分がしている時です。壁は乗り越えるためにあるのですから、なんとなく壁の特徴を掴んだら、あまり考えずに壁に向かって歩いていきましょう。歩いてしまえばすぐに消えてしまいます。
1度歩いて壁にぶつかったとしたら、少しやり方を変えてまた壁に向かって歩いていきましょう。何度もぶつからないといけない場合もあるかもしれませんが、その場合は「そういう壁」なのですから、淡々とぶつかっていけばよいと思います。

壁というのは、心が勝手につくりだす「思考」です。壁だと思うから壁になるのですから、考え過ぎは禁物だと思います。立ち止まらず、とにかく歩きましょう。

職場の教養 感想4月10日(日)「魅力を伝えるキャッチコピー」

おはようございます。@ukara91です。
4月10日(日)の職場の教養は「魅力を伝えるキャッチコピー」です。

魅力を伝えるキャッチコピー

職場の教養4月10日の画像

 近年、注目を浴びている自治体があります。人口増加率が5年連続で日本一となった千葉県の流山市です。
 流山市役所には全国でも珍しいマーケティング課があり、特に子育て世代にターゲットを絞り、行政サービスの充実を図ってきました。
 流山市の「子育てのしやすさ」「子どもを産んでも安心」「豊かな自然」といった特徴をPRするため、「母になるなら流山市」という斬新なキャッチコピーを掲げ、とりわけ若い世代の注目を集めました。
 こうした取り組みが功を奏し、子育て世代の支持を得て、人口が増えていきました。
 キャッチコピーで思いを示すだけでなく、時代に必要とされている、「共働きをしながら子育てができる環境」を、市が率先して推進してきたからだといえるでしょう。
 私たちも自分の思いを実現できるよう、本気で取り組んでいきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月10日(日)「魅力を伝えるキャッチコピー」より

<今日の心がけ>
思いを形に表しましょう

魅力を伝えるキャッチコピー 感想

職場の教養4月10日の画像

魅力を伝えるのは大切なことです。
世の中にはたくさんの人がいて、たくさんの組織があるので、魅力を効果的に伝えるためには、他よりもとんがった特徴が必要です。特徴が他よりも際立っていれば、その際立った部分をわかりやすく伝えればよいのです。

人それぞれに必ず魅力があります。まずは自分や組織の魅力を再確認し、魅力を磨いていきましょう。魅力を磨く過程も魅力として発信できるはずです。

職場の教養 感想4月9日(土)「何のために」

おはようございます。@ukara91です。
4月9日(土)の職場の教養は「何のために」です。

何のために

職場の教養4月9日の画像

 職場で行なわれる朝礼には、様々な目的があります。
 第一にウォーミングアップ、つまり、仕事に向かう心身の準備が挙げられます。
心身共に仕事モードに、しっかりと切り替えることを目指します。
 第二に情報の共有です。一堂に会する場での連絡と報告によって、共に働く人たちの情報の共有を徹底できます。
 第三に目的の確認が挙げられます。一般的には経営理念の斉唱などがそれに当たります。仕事を進める上での様々な判断の基準にもなり、また、働き甲斐や良き使命感の源泉にもなります。
 第四に、基本動作を習得する場であるということです。挨拶や返事の仕方のトレーニングによって、社会人としての起居動作(ききょどうさ)に磨きがかかります。
 最後は、チームワークの強化です。例えば『職場の教養』を読み、より良いモラルを学び、価値観を共有することでチームワークが高まることになります。
 何のための朝礼か、ということを意識して、朝礼に臨みたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月9日(土)「何のために」より

<今日の心がけ>
朝礼でより良い職場を作りましょう

何のために 感想

職場の教養4月9日の画像

朝礼はとても大切な会社の行事です。
会社によっては、朝礼でしか会わない社員もいるかもしれません。
同じ会社の社員だからといって、皆考え方が同じわけではなく、様々な人がいると思いますが、朝朝礼に参加し同じ行動を行うことで他人同士でも同じ方向を向くことができます。

朝礼というコミュニケーションツールを利用し、価値観を共有し、バランスの良い人間関係を構築していきましょう。

職場の教養 感想4月8日(金)「ラムネの由来」

おはようございます。@ukara91です。
4月8日(金)の職場の教養は「ラムネの由来」です。

ラムネの由来

職場の教養4月8日の画像

 本日は「炭酸水の日」です。炭酸の飲み口である「シュワ」の語呂合わせで、「シュ」を4月、「ワ」を8日として、制定されました。
 普段、何気なく炭酸飲料を飲んでいる人もいるでしょう。その1つであるラムネが、なぜラムネという名称になったのかを知る人は、あまり多くないかもしれません。そこには歴史的人物であるペリー提督との関係があります。
 1853年、アメリカからペリー提督率いる黒船4隻が、鎖国をしていた日本に開国を求めて、横須賀の浦賀沖に停泊しました。その交渉のため、江戸幕府の役人が黒船に乗り込んだ際、炭酸入りのレモネードが振る舞われました。
 役人が飲み物の名前を尋ねましたが、「レモネード」の発音が聞き取れず、「ラムネ」に聞こえ、そのままラムネという名称になったといわれています。
 日頃、当たり前に使用している物も、調べてみると意外な事実がわかることがあります。物の由来を知ることで、それに対する見方も変わるでしょう。物の由来を調べて知識や理解を深めてみてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月8日(金)「ラムネの由来」より

<今日の心がけ>
物の由来を調べてみましょう

ラムネの由来 感想

職場の教養4月8日の画像

 物の由来を調べると、その物に愛着が湧いてくるし、物を通じて会話も弾みますね。
ラムネは元々コルク栓だったけど、うまく密閉できずに考案された密封方法なのだそうです。今でもコルクで栓がされていたら、もう少し高い価格で販売できたかもしれないですね。また、ラムネの栓として使用する玉をA玉といい、使用できないものはB品という意味でB玉と名づけ、B玉は不良品のため、おもちゃとして使用されることになったようです。
物の由来はすぐにネットで調べることができます。何かと忙しい毎日だからこそ物の由来など調べてみて、会話を深めていきたいですね。

職場の教養 感想4月7日(木)「世界保健デー」

おはようございます。@ukara91です。
4月7日(木)の職場の教養は「世界保健デー」です。

世界保健デー

職場の教養4月7日の画像

 今日は「世界保健デー」です。WHO(世界保健機関)憲章が設定された4月7日を記念して定められました。
 日本がWHOに加盟した1951年の日本人の平均寿命は、男性60.8歳、女性64.9歳でした。WHOによる2021年版の世界保健統計では、日本人の男女平均寿命は85歳で、世界一の長寿国と示されました。
 およそ70年間で、20年以上も寿命が長くなりました。長生きできるようになった理由は、食生活の改善や医療技術の進歩などが挙げられるでしょう。
 江戸時代の儒学者・貝原益軒(かいばらえきけん)が健康法を説いた『養生訓』には「飲食、運動、睡眠」など現代でも参考になるような内容と共に、「怒りと欲を抑え、憂いと思いを少なくし、心を苦しめず」と心の持ち方が大切であると書かれています。
 世界的な保健啓発デーである本日は、健康な体を作ることを考える日としましょう。ストレスを解消する良い機会と肯定的にとらえ、気持ちを明るく、心身共に健やかに過ごしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月7日(木)「世界保健デー」より

<今日の心がけ>
健康に留意しましょう

世界保健デー 感想

職場の教養4月7日の画像

 人の体は食べたもので作られますが、人は食べたものを自力で分解することもできず、分解作業は体に共存してくれている「菌類」にアウトソーシングして分解してもらっています。菌の数は限られているので、食べ過ぎたり飲み過ぎたりを続けていると、菌たちはとても忙しくなり、他の活動ができなくなります。
身体に共存している菌たちは、体に有害なウィルスなどにも対応してくれたり、僕たちの身体を守ってくれる存在です。体が壊れれば菌たちも行き場ななくなりますからね。

 菌たちは、自然なものを分解するのは得意ですが、人工物を分解するのは苦手です。だからできるだけ自然なものを食べるとよいと思います。

良い物を食べ、菌たちにも休息を与えることで、きっと健康は維持できます。

職場の教養 感想4月6日(水)「目標を考える」

おはようございます。@ukara91です。
4月6日(水)の職場の教養は「目標を考える」です。

目標を考える

職場の教養4月6日の画像

 新年度を迎えるにあたり、目標を立てる人も多いことでしょう。その際に大切なのは、内容をできるだけ具体的にすることです。
 例えば、いつまでに達成するのか、どの水準まで達する必要があるのかなどを明確にします。内容が具体的になると、時間の配分や優先順位などに対する意識も変化してきます。やるべきことがわかると、より一層意欲も湧きます。
 目標を立てる際は、目的を明確にすることも大切です。それがはっきりしなければ、形だけの目標となってしまう恐れがあります。
 また、無理な目標設定は達成することが困難になるだけでなく、過度なプレッシャーによってかえって上手くいかなくなる場合もあります。
 大きな目標を持つことは良いことですが、まずは、すぐに達成できる目標を設定し、一つずつ成し遂げていくほうがモチベーションを保ちやすくなります。
 自分の成長につなげていくためにも、具体的な目標を設定し、それに向かって邁進していきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月6日(水)「目標を考える」です。

<今日の心がけ>
明確な目標を設定しましょう

目標を考える 感想

職場の教養4月6日の画像

 目標を考えることは大切なことです。
でも、会社全体の目標が時代と合っていなかったりすると、会社員としての個人の目標は立てようがなく、とりあえず帳尻合わせしたような目標になりがちです。
目標を立てるときは、会社員としての自分が、どうすればモチベーションが上がるか?を第一優先順位に目標を立ててみるとよいです。
自分のモチベーションが上がり、会社の数字も押し上げる共通項は何か?徹底的に考えてみましょう。

職場の教養 感想4月5日(火)「花見の歴史」

おはようございます。@ukara91です。
4月5日(火)の職場の教養は「花見の歴史」です。

花見の歴史

職場の教養4月5日の画像

 多くの花々が咲き始めると、春の到来を実感できます。
 四季折々に私たちを楽しませてくれる花はたくさんあります。春を一段と華やかにしてくれる花の代表は、何といっても桜でしょう。
 奈良時代は、花といえば梅をさしましたが、国風(こくふう)文化が栄えた平安時代には、桜が注目されるようになりました。
 平安初期の歴史書『日本後紀(にほんこうき)』には、822年に嵯峨天皇が「花宴之節(かえんのせち)」を催したと記されてあります。
 戦国武将の豊臣秀吉は、1598年の春に「醍醐の花見」を京都の醍醐寺で催しました。畿内から集めた700本もの桜を植え、息子・秀頼や北の政所、諸大名やその妻たち、近親数百人を招いた豪華な花見だったといわれます。
 今では定番となった花見ですが、歴史を知ることで、いつも見ている桜をより深く味わうことができるでしょう。
 忙しい毎日ですが、桜をゆっくりと鑑賞できるひと時を持ちたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月5日(火)「花見の歴史」より

<今日の心がけ>
春の花を楽しみましょう

花見の歴史 感想

職場の教養4月5日の画像

 春の一時にだけ咲く「桜」を楽しむという文化は、「花を楽しむ」ことだけでなく、四季を実感できるという効果もあると思います。桜が満開の時に天候が悪く、風雨が激しくなれば楽しみにしていた花見は中止になります。居酒屋での宴会は天候が悪くても開催できますが、空の下で行う花見は天候も含めて楽しむ行事なんですよね。

 「天候も含めて楽しむ行事」という事を自覚しながら花見を楽しむ人はいないでしょうが、無意識のうちに天候を気にする仕掛けが「花見」という文化にはあるのだとおもいます。

冬が明けて徐々に暖かい春を迎えました。四季があることに感謝しながら今期も自然体で1歩づつ進んでいきましょう。

職場の教養 感想4月4日(月)「誤解を減らす」

おはようございます。@ukara91です。
4月4日(月)の職場の教養は「誤解を減らす」です。

誤解を減らす

職場の教養4月4日の画像

 4月は新しい仲間を迎えた職場もあるでしょう。仕事をする上で、意思疎通を図ることは大切です。仕事を指示する場合には、次の点に配慮しましょう。
 業務によっては、新人にとって初めて聞く言葉があります。専門用語などは説明を加えるとよいでしょう。また、「あれを進めてくれ」「この間の件はやらなくていいよ」などのような、漠然とした言葉を使うことは避けたいものです。
 この場合、指示する側と受け取れる側の解釈が異なっていると、大きなミスに発展する恐れがあります。伝えたいことは具体的に相手に伝えることが肝要です。
 例えば、指示する側は、「明日15時までに、A社にチラシの印刷代の見積りをメールで送るように」というように、具体的に指示することです。
 一方、指示を受け取る側も、不明な点は遠慮なく聞き返すことが大切です。理解不足や思い込み、勘違いから思わぬ事態とならないよう気をつけたいものです。
 互いに、「いつまでに、何を、どうするのか」を普段から意識して、円滑なコミュニケーションを目指していきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月4日(月)「誤解を減らす」です。

<今日の心がけ>
明確な言葉で伝えましょう

誤解を減らす 感想

職場の教養4月4日の画像

日本に住んでいる人は、基本的には日本語を使用します。同じ日本人が日本語を使うのですから、意志の疎通は完璧に行えるという勘違いは誤解を生みます。

同じ日本語を使用していても、育った環境や仕事の習熟度、職場への慣れなどによって言葉の意味は異なってきます。
いつも優しい上司から「◯◯やっておいて」と言われると、こちらの都合の良い時間にやればいいと感じてしまいがちですが、いつもは優しいけど仕事には厳しい上司なら、すぐにやらないといけない事なのかもしれません。
同じ職場で、その上司との付き合いの長い社員なら「あたりまえ」の事ですが、新人にはそんな事は分かりません。だからこそ「いつまでに、何を、どうするか」の確認は必須です。また、指示を出す側も、相手の習熟度に合わせて「いつまでに」を設定するなどの工夫も必要ですね。

言葉は完璧でコミュニケーションツールではありません。
言葉は常に伝える情報が不足していると意識しながら、「伝える」努力と「確認する」努力は怠らないようにしましょう。

職場の教養 感想4月3日(日)「あの頃の自分」

おはようございます。@ukara91です。
4月3日(日)の職場の教養は「あの頃の自分」です。

あの頃の自分

職場の教養4月3日の画像

 父親のYさんは、小学4年生のK君から「学習塾に通いたい」と言われました。
 そこで、「通い始めたら辛くなってもやめちゃだめだよ。それでも本当に塾で学びたいんだね?」と念押しして、学習塾に通わせることにしたのです。
 しかし、3ヶ月が経ったある日、K君が母親に「塾に行きたくない」と言い出しました。その日は母の説得で、K君は渋々、塾に行きました。
 後日、その話を知ったYさんは<あんなに念押ししたのに>と残念に思いました。しかし、Yさんは自身を振り返った時、K君と同じ年頃の時に、数ヶ月足らずで塾をやめてしまったことを思い出したのです。
 Yさんは、塾をやめた後しばらくして、そのことを悔やんだのです。<Kが自分と同じように塾をやめて後悔することのやいよう範を示そう>と心を改めたYさんは、早起きをして読書や資格の勉強を始めました。
 すると、K君も早起きをして、Yさんの隣で塾の宿題をやるようになったのです。学びの仲間を得たK君は、塾へ向かう足取りも軽くなったのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月3日(日)「あの頃の自分」より

<今日の心がけ>
自分自身を振り返りましょう

あの頃の自分 感想

職場の教養4月3日の画像

 子供の頃はとても吸収力があります。その時期に学ぶことはとても大切ですよね。
でも、自分ばかり勉強して周囲が楽をしているように見えてしまうと、「反感」になってしまうのも子供の特徴かもしれません。
親も学んでいる姿を見せる事はとても効果があると思います。

会社で行う仕事でも、自分ばかりが忙しいと感じてしまうと仕事の質が下がります。
ある程度自分中心に考えて仕事を淡々と進めるのも大人の仕事スキルかもしれません。
管理職の人は、「自分だけが忙しい」と感じる人がいないように、仕事の配分ができるとチームの総合力が高まることでしょう。

職場の教養 感想4月2日(土)「桜」

おはようございます。@ukara91です。
4月2日(土)の職場の教養は「桜」です。

職場の教養4月2日の画像

 桜は、日本の代表的な花の一つとして長い間、親しまれてきました。たくさんの和歌や俳句にも詠まれている。
 平安時代の歌人・紀友則(きのとものり)は、「久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ」と歌い、(日の光がこんなにのどかに射している春の日なのに、どうして桜の花だけはさっさと散っていってしまうのだろう)と、慌ただしく散っていく桜を愛おしむ日本人の気持ちを表現しています。
 桜の花を愛し、共に生きた先人たちは、桜に関する彩り豊かな言葉を生み出してきました。
 桜が満開で夜でも明るい様子を表わす「花明かり」、水面に散った花びらが連なって流れる光景を筏に見立てた「花筏」などは、その代表といえるでしょう。
 桜が日本で愛されてきた理由に、「個」よりも調和を重んじる日本人の国民性、精神性も挙げられます。枝先に咲きあふれる一つひとつの花も美しいですが、花が集まった桜の木全体の美しさにも目を向けたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月2日(土)「桜」より

<今日の心がけ>
自然の調和に目を向けましょう

桜 感想

職場の教養4月2日の画像

 桜は春に一回咲いてすぐに散り、それ以外の季節はあまり見た目の良い木とは言えないと思います。それでも、春一回の活躍は、すごいですよね。

 人は、たまに凄い活躍するより、安定的に活躍する人が求められることが多いです。安定的に活躍する人になろうとすると、「桜」のような活躍ができなくなるような気もしますが、なぜ安定ばかりを求めるのでしょうかね。
桜だって、年一回以外は死んでいるわけではありません。地道な努力をして「年一回」につながっているのでしょう。季節外れの地味な桜の木の努力にも注目し、「毎年ありがとう」と声をかけてあげたいですね。