おはようございます。@ukara91です。
7月29日(金)の職場の教養は「偉大な生涯」です。
偉大な生涯
「ある ある ある」というタイトルの詩(し)を知っていますか。詩の作者である中村久子さんは、岐阜県の飛騨高山に生まれ、突発性脱疽(とっぱつせい だっそ)という病により、三歳までに両手と両足を切断しました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月29日(金)「偉大な生涯」より
母親の厳しい教育と、久子さんの努力により、結婚して出産と子育てを経験し、料理や裁縫・掃除など家事全般を器用に行なっていたといいます。
昭和十二年に来日したヘレンケラー女史より「私より偉大な人」と賞され、その生き方に共感した人たちに招聘(しょうへい)され、各地を講演して回りました。
久子さんの生き方は、自作の詩からも伝わってきます。「みんなある さわやかな 秋の朝」とその詩は括られ、全体からは「ないことを嘆くより、有るものを見つけて幸せに生きよう」との、メッセージが伝わってきます。
起床から今仕事をしているこの瞬間まで、「当たり前」のように思っていることに着目し、自分が存在すること、人からしてもらったことを思い起こしましょう。
自分を支えてくれている人や物に感謝する機会を多く持ちたいものです。
<今日の心がけ>
当たり前のことに感謝しましょう
偉大な生涯 感想
両手両足が無い事は、両手両足がある人に比べて「不幸だ」という考え方は先入観なのかもしれません。両手両足がある方が便利ではありますが、幸せの感じ方は人それぞれだし、人よりも不便な分、幸せの見つけ方がうまいという事もあります。
生き方は意識次第。嘆くのは時間の無駄です。今目の前にある環境に感謝して、自分や周りの人のために生きていきましょう。