おはようございます。@ukara91です。
8月7日(日)の職場の教養は「相手目線で伝える」です。
相手目線で伝える
M氏がある夏の暑い日、電車で移動していたときのことです。座席に小学生の女の子が三人座っていました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月7日(日)「相手目線で伝える」より
車両の全席に人が座っており、M氏は吊革につかまって立っていたところ、途中駅からお腹の大きい妊婦が汗を拭きながら乗車してきたのです。
M氏はどこか席が空いていないかと見まわしていたとき、隣に立っていた四十代の男性が、座席に座っていた女の子たちのところに移動をして同じ目線まで腰を下ろし、優しい眼差しで次のように語ったのです。
「今、お腹に赤ちゃんのいるお母さんが乗ってきたよね。みんなもお腹の中でお母さんから大切に育ててもらったんだよね。この席を譲ってあげると、あのお母さんもお腹の中の赤ちゃんもみんないい気持ちになれるよ」
説明を受け、女の子の一人が、「どうぞ」と妊婦に席を譲ってくれました。一連の行動を見ていたM氏は、この男性のように、人のために行動する喜びと配慮への気づきを与えられる人間になりたいと、強く決心をしました。
<今日の心がけ>
周囲の人に配慮しましょう
相手目線で伝える 感想
電車に妊婦が入ってきても、見てみぬふりをする人や、スマホに夢中で気づかない人が多いかもしれません。電車は皆んなの交通機関ですから、体が不自由な人に席を譲るのは常識ですが、恥ずかしがって行動に移せない人は多いです。
勇気を振り絞って「どうぞ」と席を譲ってあげましょう。