おはようございます。@ukara91です。
10月27日(木)の職場の教養は「数値と印象」です。
数値と印象
私たちの身の回りには、数字で表された情報が多くあります。数値に基づいて物事を判断する機会は、意外に多いようです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月27日(木)「数値と印象」より
数字は客観的に事実を記述するのに便利です。その一方で、数値の表現方法によって、受け止め方が異なってしまうこともあります。
例えば、200円の商品に対して、「20%引き」と「40円引き」は同じことですが、それぞれの表現が与える印象は異なります。この場合、前者のほうが「値下げ感」が強いかもしれません。
これに対して、商品の値段が200万円だった場合、20%の割引より、「40万円引き」という表現のほうが値下げ感を実感できるでしょう。
また、「10万人のうち1万人に効果があった」という事実に対して、「1万人に効果があった」とだけ伝えると、効果が誇張してしまう恐れがあります。
数字を含んだ情報を見る際には、それが何を意味しているのか、一歩踏み込んで考えたいものです。
<今日の心がけ>
多角的な見方をしましょう
数値と印象 感想
数値は事実を表す指標として参考にしやすいものです。だからそれを逆利用して、「印象操作」に利用されることも多くなってしまいました。
数値も含めて、情報は鵜呑みにして信じるのではなく、参考程度にとどめ、気になる情報はさまざまな角度から情報収集をして、消化吸収していきましょう。
情報を疑う視点を持つことは、これからを生き抜くための必須スキルだと思います。