おはようございます。@ukara91です。
11月17日(木)の職場の教養は「道具を大切に」です。
道具を大切に
オリンピックのハンマー投げで、2回メダルを獲得した室伏広治氏は、練習が終わると自分のハンマーを磨くことを日課としていました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養十一月17日(木)「道具を大切に」より
室伏氏はハンマーを磨き始めたことが、大きな記録を作り出した要因の1つであると著書の中で述べています。以前は汚れや泥を簡単に落とす程度でしたが、たわしで磨き、洗剤を使用するなど、より時間をかけるようになりました。
その際、室伏氏は、どの磨き方がハンマーにとって1番気持ち良いのかを考えていたそうです。そして無心で集中して磨くことで、ハンマーと一心同体となり、自分の感覚も磨かれ、パフォーマンスも向上したと語っています。
仕事においても、道具を大切にし、物の気持ちになってていねいに扱うことは、感覚や感性を磨くことにつながるといえるでしょう。
後始末をていねいに行ない、物を大切に扱うことは、物への愛着を育み、環境を整えるだけではなく、自分自身を大切にすることにもつながるのではないでしょうか。そこから良いアイデアが生まれるのかもしれません。
<今日の心がけ>
後始末に心を込めましょう
道具を大切に 感想
「物にも魂が宿る」的な考え方は日本人らしい感性かもしれません。
本当に魂が宿るかどうかはわかりませんが、物を丁寧にあつかったりメンテナンスすると、物の性質をよく知る事ができ、物を使いこなすスキルが上がることは間違いありません。いつもギターを手放さないギタリストなどは、とてもいい音を奏でますよね。
道具を大切にすることで、自分自身も高まっていくのでしょう。