虫の声 職場の教養のあらまし・・・
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「虫時雨 銀河いよいよ 撓んだり」(むししぐれ ぎんがいよいよ たわんだり)。俳人・松本たかしの俳句です。
虫たちの鳴き声に呼応するように星空が撓んできたという意味です。
秋を感じる季節には、鈴虫やコオロギなどが求愛の為に鳴き始めます。このような虫の声に風情を感じるのは、日本人やポリネシア人にみられる感性だそうで、他の文化圏で生活している人は、虫の声を聞いても機械や雑音と同じように感じてしまい、「虫の声」と認識できないようです。
私達日本人には「虫の声」を認識できる感性があります。
虫の声に耳を傾け、深まる秋の風情を感じてみてはいかがでしょうか?
今まで気づかなかったことに出会えるかもしれませんと、職場の教養は締めくくっています。
<今日のこころがけ>
生まれ持った感性を磨きましょう
「虫の声」職場の教養 感想
「一寸の虫にも五分の魂」と言うように、虫でも尊ぶような文化が日本にはあります。(耳元に来る蚊などは邪魔で潰してしまいたくなりますが)
一方で、他の文化圏の方は機械と同じように感じてしまうというのは、虫に「命」を感じる事ができないという事だと思います。
同じ人間でも、敗戦国の人を「奴隷」として扱っても罪悪感を感じないのも、そういった「違い」があるからでしょうか。
9月に入ると夜はめっきり涼しくなり、虫の声もよく聞こえるようになってきます。声を聞ける能力が備わっている数少ない人種という自覚を持ちながら、命の声をしっかりと感じ取りたいですね。
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この記事は職場の教養の感想です。
「職場の教養」とは
一般社団法人倫理研究所が、法人会員向けに無料で贈呈している冊子で、一日毎に示唆に富んだ内容が記されています。
朝礼の一言等の参考にしていただければ幸いです。