こんにちは。@ukara91です。
10月7日(月)の職場の教養は「規律を貫く」です。
規律を貫く
「泣いて馬謖を切る」という故事成語があります。これは、「私情を捨てて規律を通す」という意味です。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月7日「規律を貫く」より
中国の三国時代、蜀の軍師である諸葛孔明は、いずれは自身の後継者にと、若くして才能あふれる馬謖のことを大変期待していました。覇権を競う魏との戦いを控え、孔明は馬謖を軍の中枢に抜擢しました。
ところが、馬謖が軍律に背いたため、自軍は大敗の憂き目に遭いました。戦いに敗れて戻ってくる将兵を見て、孔明は私情を捨て、軍律を守らなかった馬謖に涙しながら厳罰を言い渡したのでした。
その顛末を伝え聞いた将兵たちは、孔明の毅然とした態度に尊敬の念を感じるとともに、誰もが軍律を守ることの大切さを肝に銘じたのでした。
日常生活を送る上では、様々なルールが存在します。まずは集団生活の要である家庭や職場において、ルールや約束事をしっかり守ることが大切です。
規律や秩序を保ち、毅然とした調和のある職場を作り上げましょう。
<今日の心がけ>
約束はしっかりと守りましょう
「規律を貫く」感想
カンタベリー ラグビー日本代表レプリカジャージ ホーム JAPAN REPLICA HOME JERSEY (VCR39010) CANTERBURY 当時は国や政治が確立していないので、軍律が今でいう「条例」のような役割だったと思います。それを信頼していた部下が背いてしまったので、厳罰(死刑)にせざるを得なかったのは、孔明にとって苦渋の選択だったんでしょうね。
軍律に背いた人を許してしまうと、「軍律は、ここまでなら背いてもOKですよ」と宣言したと同じことなので、軍の規律は乱れまくります。
そして、孔明自身が軍律に背くような人なら、この決断をした事で自身の信頼も損ねることになるので、様々な物語に描かれている孔明のように、清廉潔白な方だったのでしょう。
さて、今回は中国の偉人を例にした話でしたが、身近でも、ルールを守らないとイメージ悪くなるなぁと思う事は多いです。例えば、バリバリと仕事をこなし、信頼出来る人が、車で移動中に車内でタバコを吸ったとします。(そこまでは別に問題ではありません)
吸った後に、吸い殻を車外へ投げ捨てました。
どう思いますか?
バリバリ仕事する人だから、このぐらいは仕方ない。とは思えない方が多いとおもいます。
「仕事は出来てすごい人だけど、きっと自分本位で、周囲の事に気遣いができない人なんだなぁ」という印象を受けて、だんだん信用できなくなってきます。
孔明がもし現代に生きていて、こうやってタバコを投げ捨てるリーダーだったら、さすがの孔明でも信頼を失ってしまいますよね。