職場の教養 感想10月9日(土)「過信を防ぐには」

おはようございます。@ukara91です。
10月9日(土)の職場の教養は「過信を防ぐには」です。

過信を防ぐには

職場の教養10月9日の画像

 会社員のSさんは、長年勤めた部署から異動となりました。
 それまで在籍していた部署では、様々な業務を担当していたSさん。周囲との人間関係も問題はなく、改善提案や新しい企画なども次々と採用されました。それに伴ってSさんは、自信を深めていきました。
 ところが、新しい部署では、指示されたこと以上の仕事を積極的にやっているつもりですが、それが裏目に出てしまいます。
 先輩に相談すると、「異動してきたばかりで一番経験がないのだから、まずは言われたことに心を向けて、しっかりやることだよ」と助言されたのです。
 Sさんは、以前の部署と立場が変わっていることの認識が甘く、「何でもできる」と過信してしまい、上司の話を集中して聞いていませんでした。
 自分の立場は、他者との関係性の中で見えてきます。自信を持って働くのは良いことですが、慢心しすぎずに行動するように気をつけましょう。
 まずは、指示されたことをそのまま受けて、実行しようと努めるSさんです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月9日(土)「過信を防ぐには」より

<今日の心がけ>
人の話に耳を傾けましょう

過信を防ぐには 感想

職場の教養10月9日の画像

自分が他人に比べて劣っていると感じたり、勝っていると感じたりするのも周囲の人との比較によるものです。周囲の人が変われば自分の見え方も変わります。

周囲の人と比較しすぎる事はありませんが、自分の成長の参考になりますので、周囲の人と自分を遊び感覚で比べてみましょう。

職場の教養 感想9月14日(月)「小さな積み重ね」

おはようございます。@ukara91です。
9月14日(月)の職場の教養は「小さな積み重ね」です。

小さな積み重ね

 やらなければならないことが目の前にあるのに、つい先延ばしにしてしまうことはないでしょうか。
 期限が迫り、時間に追われて慌ただしく仕上げたものは、十分な成果には結びつきにくいものです。できる限り早目の対応が大切です。
 どのようなことでも、初めの一歩を踏み出さなければ動きません。とはいえ、苦手なことほど、その一歩を踏み出すには、大きなエネルギーを要します。
 なぜならば、始める前から完結するまでの時間的、精神的、肉体的な労力を想像し、気後れしてしまうからでしょう。
 苦手なことに取りかかる際は、心への負荷が小さいほど動きやすくなります。
それには、一気にやろうとせず、小さな区切りを設けて、コツコツと続けていくことです。少しずつでも進んでいけば、必ず成し遂げることができるでしょう。
 「千里の道も一歩から」といいます。その一歩は、小さな一歩でもよいのです。
心のハードルをぐっと下げて、何事も着実に取りかかりましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月14日(月)「小さな積み重ね」より

<今日の心がけ>
小さなことから始めましょう

小さな積み重ね 感想

小さな事でも、継続し続けるのはなかなか難しいです。
継続を続ける為には、「習慣化」が必要で、習慣化の為には「ハードルを下げる」ことが必要だと思います。

毎日食事を食べるのは、生まれたころからの習慣ですが、毎日自分で自炊していたのでは負担の大きく感じる日もあると思います。そんな時は外で食べたり、買ってきて食べたりする事も、ある意味ハードルを下げることだと思います。

職場の教養に対して、ただ感想を書くだけのこのBLOGですら毎日しっかりと熟考して書いていこう!と考えていたらきっと習慣化できません。

文章を書きたいと思わない日もあるので、そんな日は3行ぐらいの適当な文章になっていて申し訳ないと感じますが、継続の為にはそんな事も必要だと思っています。

職場の教養 感想9月13日(日)「50歳前からの挑戦」

おはようございます。@ukara91です。
9月13日(日)の職場の教養は「50歳前からの挑戦」です。

50歳前からの挑戦

 プロスポーツの分野で復活した競技があります。昭和24年に女子競輪が始まりましたが、昭和39年に廃止となりました。その約半世紀後の平成24年に、「ガールズケイリン」として復活したのです。
 趣味で自転車に乗っていた高松美代子さんは、競技の復活を知り、一念発起し49歳で、日本競輪学校に入学しました。
 同期生は、年の離れた若い世代ばかりです。高松さんは、<自分にできることは何か>と常に考え行動しました。地道な練習を積み重ねていくと、今までできなかったことも<できるようになった>と実感することが増えていったのです。
 そして、努力が結実し、競輪学校を卒業することができ、プロデビューを果たしたのです。
 約5年間の現役生活では何度も怪我み見舞われながらも、年齢の壁を越えて活躍しました。高松さんの諦めない姿勢に勇気をもらった人もいたでしょう。
 私たちも「挑戦は何歳からでもできる」と心得たいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月13日(日)「50歳前からの挑戦」より

<今日の心がけ>
希望を持ち続けましょう

50歳前からの挑戦

50歳前で子育てが終わる人は多いです。
若い頃に比べて体力の衰えはあるでしょうが、ある程度技術でカバーできるものもあります。50前でも、いろんな事にチャレンジできる時代になったと思います。

今はPC1つで起業もできます。

会社員として働いてるうちから、自分の仕事がどんなビジネスモデルでお金になっているのか?などに興味を持ち、アンテナを立てておきましょう。

人生。50歳からが長いのかもしれません。人生前半の経験を活かしつつ、後半は自分で稼ぎながら有意義な後半にしていきましょう。

職場の教養 9月8日(火)「文字が書けるのは」

おはようございます。@ukara91です。
9月8日(火)の職場の教養は「文字が書けるのは」より

文字が書けるのは

 本日は国際識字デーです。識字とは、文字の読み書きができることを指します。
 日本ユネスコ協会連盟によると、世界で読み書きのできない成人は、約7億5千万人に及ぶとされています。
 なぜ、私たちは文字を読んだり書いたりできるのでしょうか。日本においては、義務教育の恩恵が大きいようですが、そのほかにも理由はあるでしょう。
 Yさんは、引っ越しの準備をしていた際、幼い頃に文字を練習していたノートを見つけました。懐かしい思いで開いてみると、マスから大きくはみ出た文字や、本来の形とは異なる文字が書いてありました。
 その文字の横には、読み書きができるようにと手を尽くしてくれたことが窺い(うかがい)知れる、親の添削の跡を見ることができました。古いノートを通してYさんは、自分に注がれた親の愛情を実感することができたのです。
 日常生活で何気なくこなしている読み書きですが、なぜ自分が読み書きできるようになったのか、改めて考える日としたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月8日(火)「文字が書けるのは」より

<今日の心がけ>
読み書きができることに感謝しましょう

文字が書けるのは 感想

日本は、江戸時代でも識字率はかなり高かったようで、知的探究心の高い国民性が現われています。しっかりと読み書きを習得することで、豊かなコミュニケーションの中で人生や生活の幅が広がる事を昔から日本人は知っていたのかもしれません。

日本最古の書として「古事記」が有名ですが、それは西暦712年と言われています。
日本の歴史が始まって随分経過して、ようやく書物が書き記されるようになったということになりますが、それまで日本人は獣のように言葉が無かったわけではなく、会話は成り立っていたようです。

文書として記す技術がなかったようですが、歴史や重要な事柄については、すべて口伝(くでん)で伝承されていったと思われます。

今でも、天皇家などは最重要事項を「口伝」で伝承している可能性が高いですが、文書で残すことによって、細かい「記録」を残すことができるので、とても便利になったと言えます。

さらに最近では、動画でメッセージを残せるので、ひょっとしたらこれからは、歴史的な記録もYou Tubeに残すという時代になるのかもしれません。

職場の教養 9月6日(日)「カラーテレビの普及」

おはようございます。@ukara91です。
9月6日(日)の職場の教養は「カラーテレビの普及」です。

カラーテレビの普及

 今週の9月10日は「カラーテレビ放送記念日」です。
 制定の由来は1960年のこの日に、日本の5つのテレビ局でカラーテレビ放送が開始されたことによります。
 放送開始は世界で2番目の早さでしたが、カラーテレビ自体が高価だったため、なかなか普及にはつながりませんでした。
 ところが4年後の1964年に、アジアで初となる東京オリンピックが開かれることとなり、カラーテレビが普及していったのです。
 60年の月日が経ち、テレビを取り巻く環境も大きく変わってきました。一家に1台だったテレビですが、複数台持つ家庭もあるでしょう。
 一方、若い世代はテレビ番組の視聴よりも、インターネットなどの動画配信を好んで見る傾向があるようです。
 様々な情報を、私たちにもたらしてくれたテレビに感謝の思いを捧げつつ、有効に活用していきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月6日(日)「カラーテレビの普及」より

<今日の心がけ>
物の歴史を振り返りましょう

カラーテレビの普及 感想

カラーテレビが普及したお陰で、行けない土地の風景や音をテレビで見たり、情報量が一気に増えて、世の中のことを国民隅々まで見ることができるようになり、すごい発明品だと思います。

田舎に住んでいると、スポーツもなかなか生では観戦できませんが、テレビのお陰で生と同じ時間に見て感動することができるようになりました。

でも、そういう時代にも慣れてきた現代、テレビの役割は終わったんだなと感じます。
僕はもともとあまりテレビを見ない方でしたが、コロナの影響で、テレビを見る機会が少し増えました。
世の中には、一つの事実に対して様々な考え方があってよいと思うのですが、テレビを見ていると、一つの見方だけが放送されているように感じます。
本来は、事実をしっかりと放送し、様々な考え方のコメンテーターを配置し、最後は視聴者が自分でなにが本当なのか?を判断することが、テレビの役割のハズなのに。

ネット動画では、様々な意見を見ることができるので、テレビの役割の大部分は終了したんだろうなと感じてしまうのです。

日本は高齢化社会。高齢者の多くがテレビからの情報に頼っています。
この状態で選挙を行うんですから、とても心配です。

職場の教養 感想「更なる向上心」

おはようございます。@ukara91です。
8月31日(月)の職場の教養は「更なる向上心」より

更なる向上心

 社会人になって30年ほど経つKさん。若い頃から能力を高め、成長したいという思いがあり、これまでいくつかの取り組みをしてきました。
 能力開発のための勉強会への参加、関心ある分野の通信教育を受講するなど様々な学びの場に身を置きました。
 その他に、福利厚生の一環の各種セミナーに積極的に参加し、支援を受けて技術習得・資格取得講習を受け、資格試験に合格しました。また一時期は、精神的な成長を求めて座禅にも取り組みました。
 学んできたことを振り返り、Kさんは全てが大変役に立っていることを実感しています。それでも、まだ納得のいかない物足りなさも感じるのです。
 Kさんは生活そのものを見直してみようと、早寝早起き、暴飲暴食をしない、などを意識して心がけると、毎日が新鮮に感じました。
 日常生活の些細なことも疎かにしないことが人として成熟し、より充実した日々を送れるのだと、Kさんは確信しています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月31日(日)「更なる向上心」より

<今日の心がけ>
日常の生活にけじめをつけましょう

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更なる向上心

子供の頃は、家族との生活や学校の授業や集団活動などで多くを学びます。また、目に見える物全てが新鮮に感じ、様々な価値観を吸収しながら成長していきます。

学生を終え、社会人になり、その仕事にある程度慣れてくると、不思議と学びを辞めてしまう人が多いようです。学びを辞めると、自分とは違う価値観を受け入れる柔軟性を失い、謙虚さも失うことで他人に対して怒りっぽくなる傾向があるようです。

Kさんのように、早寝早起き・暴飲暴食をしないなど素晴らしい取り組みだと思いますが、そうやって生活習慣を改めるのは難しいものです。
まずは、普段の生活に「読書」を取り入れることから始めることが、「学びの再スタート」として取り組みやすく、また毎日の目標を3ページ程度にすることで、習慣化していきやすいです。

最初は、読書の内容が頭に入らなくてもよいので、まずは始めてみることをおすすめ致します。

職場の教養 感想「限られた状況で」

おはようございます。@ukara91です。
8月30日(日)の職場の教養は「限られた状況で」です。

限られた状況で

 会社員のKさんは、日頃の運動不足を解消するために、週末は自宅近くのスポーツジムで汗を流すことが習慣となっていました。
 しかし、利用していたジムが閉店してしまい、Kさんは運動しなくなってしまったのです。体重は増え始め、体調もあまりすぐれません。
 それを見かねたKさんの妻が「スポーツジムで運動ができないのなら、家の中でできる運動を一緒にしよう」と提案してきたのです。
 それからは就寝前に、子供も加わり家族皆で筋力トレーニングや、柔軟体操をするようになりました。運動不足の解消だけでなく、家族間のコミュニケーションが増えたようにも感じ、Kさんは嬉しく思いました。
 その後、Kさんはエレベーターを使わずに階段を使い、近所のスーパーへの買い物は車を使わず歩くなど、運動する機会を意識して作るようになったのです。
 限られた状況で今できることを考え、工夫することの大切さを感じたKさん。
「できない中で何ができるか」と創意工夫して仕事に臨もうと決めました。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月30日(日)「限られた状況で」より

<今日の心がけ>
自ら考え工夫して取り組みましょう

限られた状況で 感想

ジムが閉店したことで、運動しなくなったKさんは、何を目的にジムへ行っていたのでしょうか。
すべての行動には、目的があるはずです。定期的に目的を確認し、メンテナンスしていきましょう。目的に対して大きく進む時もあれば、進まない事もあります。でも、目的がはっきりしていれば、少しづつでも前進させることで満足感を得ることができるはずです。

環境が変わっても目標は見失わずに、時には歩幅をゆっくりさせながら、少しづつ前進していきましょう。

職場の教養 感想「朗らかに受ける」

おはようございます。@ukara91です。
8月29日(土)の職場の教養は「朗らか(ほがらか)に受ける」です。

朗らかに受ける

 ある時、2人の子供たちと遊んでいたSさん。下の子が、「なんでレモンはレモンっていうのか知っている?」と名前の由来クイズを始めてきました。
 答えに窮して(きゅうして)いると、上の子が、「レンコンのような形をしているから、レはレンコンの『レ』なんだよ。モはモモの『モ』。『ン』はリズム」と答えたのです。
 その常識を超えた答えに戸惑ったものの、次第に子供たちの遊び方が腑に落ちたSさん。それからは、子どもたちとクイズで楽しく遊ぶことができました。
 一般的に、クイズとは本当の意味での正解を答えることでしょう。しかし、社会においては、常識と捉えていたことを、別角度で考える場面はあります。
 例えば、サービス料が給与に含まれない国・文化圏を訪れた際、飲食店でウェイターへの返礼としてチップを渡すなど、国による慣習の違いがあります。
 行動を通しての学びは、時に意外な発想に結びつく場合があります。自分の常識を超えた場面に出会った際、自ら行動を合わせてみることは、新たな視点を得るチャンスだと受け止めたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月29日(土)「朗らかに受ける」より

<今日の心がけ>
様々な出来事を受け止めてみましょう

朗らかに受ける 感想

短期間で〝よい習慣〟が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術

子どもたちはびっくりするような発想力で、おもしろいですね!
でもでも僕たちも昔は子供。Sさんの子供のような発想力を備えていたと思います。

大人になるに従い常識を身につけ、学びや新しい体験から遠ざかるにしたがい、子供のころに備えていた発想力を失っていくものです。

どんどん新しい体験を行い、新たな視点を身につけ、子供の感覚を持ち合わせた大人であり続けたいですね。

職場の教養 感想「姿勢を正して」

おはようございます。@ukara91です。
8月24日(月)の職場の教養は「姿勢を正して」です。

姿勢を正して

 私たちが健康に過ごせるのは、脳からの様々な指示が、体の各部分へ正常に伝わっているからです。
 その指示を全身に伝える中枢神経が通っているのは、背骨の部分です。姿勢が悪いと骨格が崩れ、背骨が歪んで神経が圧迫され、体のいろいろな部位に痛みが生じたりします。そのために、集中力が低下することもあります。
 また、姿勢が悪く背中が丸まった状態でいると、肺に入る酸素が少なく呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると、疲れやすくなり、イライラしやすくなるともいわれています。正しい姿勢は体の健康だけでなく精神面にも影響します。
 仕事そしていて疲れたり、「あともう一息なのに次のアイデアが浮かばない」という時には、腰骨を立て背筋を伸ばして、大きく深呼吸をしましょう。
 そうすることで全身の血行が良くなり、脳から発せられる神経への指示も活性化されていきます。仕事に集中するためにも、まずは姿勢を正すことから始めてみましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月24日(月)「姿勢を正して」より

<今日の心がけ>
背筋をシャキッと伸ばしましょう

姿勢と運動の力学がやさしくわかる本

姿勢を正して

正しい姿勢でいることが健康な心を保つ秘訣です。
でも、この正しい姿勢を維持するために、整骨院に毎日行って整えればいいという事ではありません。姿勢の維持には正しい運動が必要です。

歩いている時は、足の筋肉が動くだけではなく全身の筋肉が動きます。
右・左と足を伸ばしリズミカルに歩いている時に、背中の筋肉も右・左とリズミカルに動きます。(手で触ってみてください)
正しく歩く事が前提ですが、右左の背中の筋肉がバランス良く動くことで、背骨の左右対称を整え、姿勢にも影響を与えます。
骨を整えるためには、その周囲を覆っている筋肉を適切に動かすことが秘訣となります。

姿勢を正すためには、運動が必要。運動を行うには、食生活の気遣いが必要となり、バランスのよい食生活が、結局は健全な体と心を養うんだという事になり、姿勢や体の乱れは、「食生活のバランスが崩れているよ」という体からのメッセージです。

体って、よくできていますね。

職場の教養 感想「一つに頼ることの危うさ」

おはようございます。ukara91です。
8月17日(月)の職場の教養は「一つに頼ることの危うさ」です。

一つに頼ることの危うさ

 昨今はスマートフォンの普及により、知りたい情報が即時に得られます。
 こうした機器の便利さから、四六時中手放せなくなっている人も多いのではないでしょうか。
 機器に過度に頼りすぎると、問題が起こりうることも想定しておくべきです。
例えば、目的地を設定したスマートフォンを家に忘れて、目的地へ到着するのに余計に時間がかかるということはあり得ます。
 欧米のことわざに、「すべての卵を一つの籠に入れるな」があります。これは、複数の卵を一つの籠に入れて持ち歩くことの危うさを示唆するものです。
 その籠を落としてしまった場合、すべてを失ってしまうため、なるべく分散することが望ましいということを指摘しています。
 社会で活動をする上で、情報は欠かせません。先のことわざが示すように、重要な情報は、機器に保存するだけでなく、紙に書いたり、しっかり記憶したりするなど、複数の籠に入れて持ち歩きたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月17日(月)「一つに頼ることの危うさ」より

<今日の心がけ>
情報は複数の方法で記録しましょう

短期間で〝よい習慣〟が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術

一つに頼ることの危うさ 感想

スマホの普及により、クレジットカードや財布も不要な時代になりつつあります。
とはいえ、まだまだ現金でないと支払いができない店舗もあります。

ですので、今はまだ現金の持ち歩きも必要かもしれません。
でも、この利便性は今後ますます進化していく事でしょう。買い物する際にはPayPayなどのQRコード決済が進化し、高速道路のETCのように、お店を出る際に自動引き落としされるようなシステムになるでしょうし、スゥェーデンのようにカードを持たずにマイクロチップを人体に埋め込み、決済できるようになるのかもしれません。

様々なリスクを乗り越えながら、生活はより便利な方向へ進んでいくでしょうから、しっかりとついていきながら、「いざ」という時のために僅かな現金を持ち歩く事で、リスク回避もエチケットなのかもしれません。

また、一つに頼ることの危うさという意味では、コロナウィルスの情報に危うさを感じます。情報源がTVと新聞と週刊誌に限られる年配層は、メディアの感染者数だけしか情報が無く、重傷者数や死亡者数についてあまり報道されません。
また、それらの情報を発言する専門家はTVに出演できず、公共方法ではラジオのみ。ユーチューブ等の個人配信できるメディアでは、感染者数だけを誇張するTVとは逆の情報が多いようです。

これも、「一つに頼ることの危うさ」ですね。
好き嫌いなく、様々な方向からの情報(特に自分の考えと反対側からの情報)も取り入れてバランスの良い思考を心がけて行きましょう。