おはようございます。@ukara91です。
12月7日(土)の職場の教養は「漢字の日」です。
漢字の日
十二月十二日は「漢字の日」です。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月7日(土)「漢字の日」より
公益財団法人日本漢字能力検定協会が平成七年に制定しました。「漢字の日」には、毎年その年の世相を象徴する漢字一文字が発表されます。
昨年は、「災」の字が選ばれました。「災」の字は、「巛」(かわ)と「火」が組み合わさった形です。「巛」は蛇行しながら流れる川の姿、「火」は燃える炎の姿を表しています。
災禍の「禍」も「わざわい」と読み、「禍福は糾える縄のごとし(災いと幸せは縒り合わせた縄のように交互にやってくる)」ということわざがあるように幸福の「福」の対義語です。
「禍」と「福」に共通する示偏は、神をまつる祭壇の形、「咼」は神のたたりを受けて落ちる穴、「冨」は供え物が満ちている形です。
漢字には、一文字一文字に成り立ちと込められた意味があります。今年選ばれた漢字から、改めて古人の築いた漢字文化の歴史を学びたいものです。
物心がつくと、感じた事をいったん言語化して考えるようになります。
英語圏で生まれ育った人は、英語で物事を考え、日本語で育った人は日本語で考えます。
そうやって言葉を使って考えるときに、漢字があるお陰で豊かな思考力が育まれているように思います。
漢字の成り立ちって、とても興味深いですね。