おはようございます。@ukara91です。
10月17日(土)の職場の教養は「実りへの感謝」です。
実りへの感謝
「お伊勢さん」と呼ばれて親しまれている伊勢神宮で、最も重要な祭りが10月に執り行われる神嘗祭(かんなめさい)です。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月17日(土)「実りへの感謝」より
神嘗祭とは、その年に収穫された新穀(しんこく)を最初に天照大神に捧げ、秋の実りに感謝する祭典です。
そこでは、神宮の内玉垣(うちたまがき)に、全国の農家から寄せられた懸税(かけちから)と呼ばれる稲の束(たば)が奉献(ほうけん)されます。懸税のちからは「力(りき)」という漢字にも当てられます。
私たちは、食事を摂ることで生きる力を得ます。食は栄養となり働く力となって、社会を支える力へとつながっていきます。
食物を生産した人たちは、それが私たちの日々の力になるように願っていることでしょう。食物を運ぶ人、調理する人など皆が、私たちが日々健康で、良い働きができるようにと、願っているに違いありません。
食事は様々な食材からなり、多くの人の力が懸けられています。その人々の想いを受け取り、力とするためにも感謝していただきたいものです。
<今日の心がけ>
感謝して食事をしましょう
水害や猛暑など、自然の猛威を乗り越えて実ってくれる農作物に感謝することはもちろんのこと、農作物がより多く実るように環境を整備してくれている、農家の皆様には感謝しかありません。
毎日満腹に食事ができるのは、地球上でどのぐらいの人でしょうか。
また、先進国でも満腹に食事ができるようになったのは、100年ちょっと前からの事で、人類史の中でみると、つい最近のことです。
我々の命を繋いでくれてるのは、農家の皆様の努力のお陰です。感謝申し上げます。