おはようございます。@uakra91です。
10月26日(月)の職場の教養は「不便さを逆手に」です。
不便さを逆手に
「良い製品を作れば、会社は発展できるのです」
一般社団法人倫理研究所 職場の教養20月26日(月)「不便さを逆手に」より
10年前、紙パックのデメリットを見いだし、紙パック不要のデュアルサイクロン掃除機を開発した、ジェームス・ダイソン氏の言葉です。
しかし、良い製品は、一朝一夕(いっちょういっせき)にできるものではありません。ダイソン氏は、試作品を作るまでに5127回の失敗を繰り返しました。その歳月は15年を要したそうです。
製品化するまでに長い年月と努力が続けられたのは、従来の掃除機の機能に「怒り」と「苛立ち」を感じたからだといいます。自分と同じ不快な思いを購買者にしてほしくないという、強い願いが成功につながったともいえるでしょう。
さらに、完成品には10年間使い続けたことと同じ過酷な条件に加え、これに耐えた技術を掃除機に取り入れ、不満をできるだけ解消する努力をしています。
消費者の要望は様々なため、ニーズを察知することも必要でしょう。不便さを感じた時には、良い製品を作るきっかけとしたいものです。
<今日の心がけ>
顧客満足度を優先しましょう
良い製品を作るだけでは会社が発展することはないと思います。
ただ、ダイソンのようにものすごい数の失敗を乗り越えて作られた製品はキャッチコピーが胸に響きます。
「ダイソン 吸引力の変わらない ただ一つの掃除機」
という言葉には皆惹きつけれらたと思います。
掃除機は、使用を続けているとゴミが掃除機内部につまって吸引力が衰えるのが常識でした。どの掃除機もそれば当たり前だったのですが、ダイソンのキャッチコピーによって、「ダイソンなら吸引力が衰えないんだ」と市場に認知がひろがり、製品は売れていきました。
製品づくりの試行錯誤と、他社製品を徹底的に調べ尽くした結果がこのキャッチコピーに集約されていったのだと思います。