おはようございます。@ukara91です。
10月4日(日)の職場の教養は「どちらが美しいか」です。
どちらが美しいか
「礼儀作法」は公式な改まった場所だけではなく、普段の生活における起居動作(ききょどうさ)や心遣いにも問われます。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月4日(日)「どちらが美しいか」より
聖徳太子の「十七条の憲法」の一つに「和を以って貴し(とうとし)と為す」とあるように、「礼儀」とは、人と人との「和」を重んじる精神が大切といえるでしょう。
あるイベントで、チーム対抗・子供雑巾がけレースが行われました。それぞれがチームの優勝のため、応援し合いながら夢中でレースに臨んでいました。
レースの最中、優勝に最も近いAチームと下位チームの子供同士が不意にぶつかってしまいました。その時、よろけてしまった子供に手を差し伸べた子がいるAチームはレースに負け、惜しくも優勝を逃してしまったのです。
しかし、Aチームのメンバーからは悲嘆や避難の言葉は一切なく、むしろどのリームよりも互いの健闘を称え合っていました。
物事を判断する時、勝ち負けや有利不利だけにとらわれず、「どちらがより美しいか」という基準を持って、周囲との和を築いていきたいものです。
<今日の心がけ>
美しい行動を心がけましょう
レースは何の為に行うのでしょうか。
車のレース「F1」や「ラリー」などには沢山のチームやメーカーが参加していますが、皆血まなこになってトップを狙っています。
必死に競い合う中で、エンジンやブレーキなど様々な部品の耐久性向上や、早く走る為の部品と部品の組み合わせなど、様々なデータが集まり、我々が乗る車に反映されていく事で、車がどんどん進化しています。
レースの背景には必ず成長があるのだとおもいます。
子供たちの雑巾がけレースには「体力向上」と「心の成長」があると思います。
よろけた子に手を差し伸べた子は、雑巾がけレースに負けをもたらしたかもしれませんが、このレースのMVPなのだと思います。
こういう子を褒めてあがられる社会でありたいですね。