おはようございます。@ukara91です。
4月20日(月)の職場の教養は「高め合う職場に」です。
高め合う職場に
「店員は会社と一つである、家族と同じだ」
一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月20日(月)「高め合う職場に」より
これは、出光興産株式会社の創業者、出光佐三(いでみつさぞう)氏の言葉です。未曾有の経営危機に陥った際、重役から大人数の社員を解雇する提案をされた氏は、この言葉で跳ね退けたのです。
職場で働いている私たちには、それぞれの立場や役割があります。そうした立場を踏まえた上で前述の言葉を改めて見た時、出光氏は上司と部下を親子のような関係だと捉えていたのでしょう。
出光氏は、社員を「使う」のではなく、「育てる」と語っています。そこには、「育つと信じて接すれば、相手は必ず良くなる」という社員への信頼感を垣間見ることができます。
親が子にそうするように、上司が部下を信じて仕事を任せ、かつ自身も率先垂範(そっせんすいはん)すれば、部下もまた自然と上司を尊敬し、業務に励み、成長していくものです。
人はわが鏡です。お互いに信頼し合い、向上し合える職場を目指しましょう。
高め合う職場に 感想
「使う」「使われる」関係だと、いざという時には疑心暗鬼になってしまいがちです。「信頼関係」は、使う側と使われる側を繋ぐ協力な接着剤です。
不安定な世の中では、強力な信頼関係無しでは越えられない山が沢山あります。
お互いに必要な存在です。立場の違いを乗り越えて、不安定を一歩一歩乗り越えて行きましょう。