おはようございます。@ukara91です。
6月23日(火)の職場の教養は「オリンピズム」です。
オリンピズム
本日は、オリンピックデーです。近代オリンピックの父と呼ばれるピエール・ド・クーベルタンは、オリンピックのあるべき姿・目的といえる「オリンピズム」について、次のように提唱しています。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月23日(火)「オリンピズム」より
「スポーツを通して、心身を向上させ、さらには文化・国籍など様々な差異を越え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でより良い世界の実現に貢献する」
オリンピックは世界中の人々を感動させ、一つに結びつける力があります。だからこそ競技では、クーベルタンが提唱したように、「友情、連帯感、フェアプレーの精神」を噛み締めて、時刻だけでなく各国の選手を応援するのでしょう。
この精神は、企業においても同様のことがいえます。利益を追求するだけでなく、お客様や地域に貢献するといった目的、働きが大切なのです。
日々の業務においても、仕事の目的を知りその本質に立ち返りましょう。原点を忘れない働きに徹したいものです。
<今日の心がけ>
会社の原点に立ち返りましょう
100メートル走やマラソンなどの陸上競技は圧倒的にアフリカ系黒人選手が強いです。体操は中国。野球はアメリカや日本など、身体が優れているからといってすべての競技で金メダルを穫れるわけではなく、それぞれの身体に適した競技がオリンピックには混在しています。
コレには強いがアレには弱いという個性の差異がある事で、オリンピックは面白くなり、馴染みのない国の選手も応援したくなります。
また、喧嘩や地下格闘技などと違い、オリンピック競技にはルールがあり、ルールをもとに戦います。戦い中は熱くなっても競技が終わればお互いを称え合うというのも、見る人の感動を誘います。
仕事はオリンピックのようほど大きな感動を与えるものではないかもしれませんが、必ず誰かの役に立っているから、対価としてお金をいただくことができます。
誰の何のお役にたつ仕事なのか?という原点を常に意識していれば、あとは利益を追求すればよいと思います。必要でないものに人は対価を支払いません。お金を支払っていただけるというのは、オリンピック会場で拍手をもらうようなものです。
原点を意識することは大切です。でも原点の目的はそのままに、時代に合わせて目的達成の手段は積極的に更新していく事が大切だと思います。