おはようございます。@ukara91です。
4月2日(金)の職場の教養は「厳しさの中に」です。
厳しさの中に
今年も新入社員を迎える時期となりました。指導を担当する先輩社員は、様々な準備を念入りにしてきたことでしょう。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月2日(金)「厳しさの中に」より
社員教育では、教育の効果を高めるために、敢えて嫌われ役を設けて指導する場合があります。
社員同士が連体感を高めることは大切ですが、学生気分が抜けないままでは、「馴れ合い」が起き、時として成長を妨げることがあります。
この馴れ合いの空気をかき消すのが「嫌われ役」の厳しさです。とはいえ、相手を思って「叱る」場合と、感情で「怒る」場合では、後の成果が異なります。
前者の場合、その時は「厳しいな」と思っても、後には「ありがたさ」に転じて、将来的に信頼関係へとつながることでしょう。対して後者の場合は、自己中心的な言動と受けとめられて真に嫌われてしまう恐れがあります。
「嫌われ役」には、相手を思いやる心が求められます。感情的に怒ることは、様々な場面において避けたいものです。
<今日の心がけ>
思いやりを持って指導しましょう
馴れ合いが組織の成長を妨げることはあるかもしれませんが、「怒り」は組織を硬直化させてしまうこともあります。
長い期間一緒に仕事をしていると「馴れ合い」も「怒り」もでてきてしまいますが、そんな中でも、お互いから学び合う姿勢が大切です。
教える側も、教わる側から必ず学びがありますので、謙虚に接するとよいのかもしれません。