おはようございます。@ukara91です。
7月19日(月)の職場の教養は「刻石流水(こくせきりゅうすい)の教え」です。
刻石流水の教え
本に影響を受け、登場人物の生き方を手本にしている人もいるでしょう。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月19日(月)「刻石流水の教え」より
Tさんは、中学生の頃に両親からプレゼントされた本に書いてあった「刻石流水」を座右の銘に、実生活に活かそうと努力しています。
刻石流水とは、「受けた恩義は、どんなに小さくても心の石に刻み、自分が施したことは水に流す」ことを意味します。Tさんは、両親への恩義はもちろん、これまで出会った人たちにも、刻石流水を忘れず接するように心がけています。
今年の3月、Tさんに、東北に住む旧友から手紙が届きました。そこには「3.11復興の10年、感謝・鎮魂・絆、そして前進」と記され、Tさんへの感謝の意が綴られていたのです。
被災して10年、多くの苦労を経験した旧友の熱い想いに、勇気をもらうと同時に、その人間性に感動を覚え、改めて自身の座右の銘を胸に刻みました。
<自分も売れた恩を忘れずに生きよう>と決意を新たにしたTさん。感謝の心が恩返しの心へと昇華し、周囲への利他(りた)の働きになることを学んだのでした。
<今日の心がけ>
受けた恩を返しましょう
感謝の気持ちを人に表現できる人って、心が穏やかで、論理的な思考のできる人が多いように思います。
利他の精神は自身の心を養うのでしょう。