おはようございます。@ukara91です。
7月24日(土)の職場の教養は「自然との共生」です。
自然との共生
昨今、大雨や短時間に降る強い雨の頻度が増加しています。それらによる風水害・土砂災害のリスクも高まっています。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月24日(土)「自然との共生」より
その昔、洪水の多い地域では、水害から集落を守るため、「輪中(わじゅう)」という堤防が作られました。これは川よりも低い土地の周りを盛土(もりど)で囲んだものです。
輪中は水を遮断するのではなく、水の行き場を作ることで、川を氾濫させないという、人の知恵によるものです。
また、民家の軒下(のきした)に水害時に使用する船を備えたり、高い石垣の上に造られた水屋(みずや)と呼ばれる建物に、食品や大切な家財道具を保管していました。そこには水が引くまで生活できる部屋もあり、洪水に対する備えができていたのです。
自然は人を癒してくれますた、反対に、人の暮らしを破壊することもあります。
日頃から、非常時の備えをしておくことが大切です。
先人の知恵に学び、非常用品を備え、災害に対する心構えと行動の準備を万全にしましょう。
<今日の心がけ>
備えを万全にしましょう
我々日本人の先祖は、自然と共生してきました。
先祖は、川をせき止めたりせず、流れを少しづつ変化させることで生活を便利にしたり、危険な区域では住居を建築しないことで備えていました。
自然をよく知っていたからこそ、自然を敬い、恐れていたのでしょう。
川が氾濫したり、津波が押し寄せた場所に神社が建てられていたりするのは、恐れを記録して子孫へのメッセージとしたかったのでしょう。
現代はテクノロジーが発達し、とても便利な時代になりましたが自然の猛威に勝つことはできません。先祖のメッセージに耳を傾け、自然を敬い怖れることで共生していきましょう。