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職場の教養 感想9月6日(月)「食べ物への感謝」

おはようございます。@ukara91です。
9月6日(月)の職場の教養は「食べ物への感謝」です。

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食べ物への感謝

 まだ食べられるのに、捨てられてしまう食べ物を「食品ロス」といいます。
 世界では年間、食糧生産量の三分の一にあたる約13億トン、日本では約612万トンの食料が廃棄されています。
 江戸時代前期の禅僧・沢庵宗彭(たくあん そうほう)は、たくあん漬けを考案といわれています。
ある日、徳川家光が沢庵和尚の元を訪ね、「余(よ)は近頃何を食べても、味がなくて困る。何か口に合うものがあれば食べさせてくれ」と求めました。
 沢庵和尚は、翌日のお昼前に再度訪ねて来た家光に、なかなか食事を提供しませんでした。夕刻、空腹に耐えかねた家光にようやく差し出されたのはお茶漬けとたくあんのみでした。その質素な食事を家光は満足気(まんぞくげ)に食べたのでした。
 沢庵和尚は、普段から贅沢な食事ばかりしている家光をそれとなく戒め、質素倹約の大切さを伝えたのでした。食べ物は、生命を維持する上で欠かせないものです。世界では、人口の9人に1人が栄養不足で苦しんでいるといわれます。
 食品ロスを削減し、感謝の心を持ちながら食事をしていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月6日(月)「食べ物への感謝」より

<今日の心がけ>
食べ物の無駄を減らしましょう

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食べ物への感謝 感想

家光の言葉「最近は何を食べても味がなくて困る。何か口に合うものがあれば食べさせてくれ」という要望に対して、とことんお腹を空かせた状態に誘導し、質素な食事を振舞うというのは、とても理にかなった対応です。

お腹をとことん空かせなければ、家光は質素な料理に対して怒ったかもしれませんが、とことんお腹が空いた時の食事は、何を食べてもとにかく美味しく感じます。

とんちの和尚の対応はアッパレですね。

でもだからといって、食べ物に感謝して、毎日の食べ物のロスを減らしましょうと言われても、イマイチ ぴんとこないものです。
現代は、食べたい時に、加工品で食欲を満たす事ができますので、必要な時にパックを開ければいい時代になりました。だから個人で食品ロスを無くす工夫は、「食べられないものは開けない」という行動となります。

反面、加工品を製造する工場は、欠品させてはいけないことから、余分に加工品を製造しているはずです。これは、欠品すると小売店や消費者からクレームが来るという背景があります。

食品ロスを無くすには、売り場に目的の加工品が欠品していても怒らないという寛容さが根底にないと、食品ロスの改善は難しいかもしれません。

ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。