おはようございます。@ukara91です。
7月14日(木)の職場の教養は「からだ言葉」です。
からだ言葉
日本語には、体の様子で心の状態を示す言葉がたくさんあります。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月14日(木)「からだ言葉」より
世間に対して面目が立たず、引け目を感じる様子を「肩身が狭い」といい、威勢がよくて得意な態度をみせることを「肩で風を切る」といいます。また、怒った時は「腹が立ち」、覚悟を決めるときは「腹を据え」ます。
「からだ言葉」の一つに、心の状態を体の部位で表現しているものがあります。
実際に億劫な時は、腰が重く感じたり、心配事が絶えないと胸が苦しくなったりします。身近な人を亡くすと胸にぽっかりと穴が開いたように感じたりします。
また、「からだ言葉」は物や生き物を表現するものがあります。うどんに「腰がある」と使われ、痛みやすい魚などは「足がはやい」といいます。
これらの言葉は、生活や物事に影響を与える状態や、体を感じる感覚や感性を当てはめて、誕生したのかもしれません。
理性を働かせて論理的思考で仕事を行うことも大事ですが、「からだ言葉」のように、感覚や感性で物事を捉えることも大切にしたいものです。
<今日の心がけ>
言葉から感性を学びましょう
引け目を感じている時には、本当に体をかがめて小さくなり「肩身が狭く」なります。得意な態度をみせてる時には「肩で風を切って」あるいています。実際にその状況の時の体の動きを表現した言葉です。
先人の作り上げた日本語は、感情と身体の関係をよく表しているのですね。
日本語や日本文化っておもしろい。