おはようございます。@ukara91です。
7月24日(日)の職場の教養は「一本のボールペン」です。
一本のボールペン
現代は物が過剰傾向にあり、今持っている物を最後まで使い切るという機会が減っている人もいるようです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月24日(日)「一本のボールペン」より
ある日、Fさんは職場の机にボールペンが過剰にあることに気が付きました。
使っていない物もあり、ペン立てに入りきらなくなっていました。そこで、ボールペン一つひとつに感謝するために、一本を使い切ることにしました。
一本のボールペンを使い切るために他の使っていないボールペンを束ねて仕舞ったり、ペンを必要とする人に分けたりしました。
さらに、新しい物を買ったり集めたりするという考えから<今ある物を使い切る>という方向に考えを転換し、最後まで使い切ることを意識しました。
Fさんは、一本のボールペンが、思いのほか長持ちすることを実感しました。
ある日突然、書けなくなりましたが、さみしさと同時に最後まで使い切ったという清々しい達成感を得たのでした。
物に感謝し、今ある物を最後まで使い切るという意識を持ちましょう。
<今日の心がけ>
物を最後まで使い切りましょう
物には寿命がありますが、近年はすべてのものを「消耗品」と考えるようになり、最後まで寿命を全うすることが少なくなってきました。
Fさんのように、物を最後まで使い切ることで清々しさや達成感を得ることも大切ですが、最後まで使い切ることによって、どこのメーカーの製品が一番長持ちするのか?や、寿命がくるときに何か前兆があるか?など、使い切ることでしか分からない要因に触れることができます。それを知ることで、自分の仕事にもなにかフィードバックできることがあるのではないでしょうか。
他のメーカーより少し高いけど、寿命が長いので結果的にはお得になるようなメーカーが日本には多いです。しっかりと使い切ってもらえるような物やサービスを作り込んでいきましょう。また、そのために、自分が物を使い切ることで、モノづくりの学びとしていきましょう。