おはようございます。@ukara91です。
3月1日(水)の職場の教養は「リーダーの資質」です。
リーダーの資質
職人気質のK氏は、自ら学ぼうとしない後輩の育成に悩んでいました。K氏自身は、上司から教わるというより、自ら進んで技術を学んできたからです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月1日(水)「リーダーの資質」より
ある日K氏は、「世界で一番貧しい大統領」として知られる南米ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領を紹介している本に出合いました。
ムヒカ氏は、当時の国連会議で「より便利でより豊かで、私たちは幸せになったのか」などと述べ、「本当の幸せとは何か」を問いかけ反響を呼びました。
貧しい家庭に生まれ、不遇な少年時代を過ごしたムヒカ氏。大統領時代も質素に生活し、収入の大半を寄付した氏は、人材育成にも力を注いできました。
「本当のリーダーとは、多くのことを成し遂げる者ではなく、自分を遥かに超えるような人材を育てる者」というムヒカ氏の言葉に意識を変えさせられたK氏。
それからは、過去のやり方に固執(こしゅう)せず、自分が持っている技術や経験を惜しみなく提供することにしました。
人材育成は企業の鍵です。自己研鑽と共に更新育成にも注力したいものです。
<今日の心がけ>
後進育成を工夫しましょう
人類は様々な時代の波を乗り越えて現在に繋がっています。
人口がどんどん増えている時の日本は頑張れば頑張るほど報われるところがあり、先輩の背中を追っかけながら学ぶ時代だったのかもしれません。
そうやって育ってきた世代にとっては、現代の若者の学び方は自分と比べて「努力が足りない」と感じるでしょう。
でも、彼らが作るこれからの社会は、今とは違う社会になるでしょう。
頑張り方は違ってあたりまえです。
私たちが学んだことはしっかり伝えて、あとは彼らのやり方を信じて、応援していきましょう。