おはようございます。@ukara91です。
12月28日(土)の職場の教養は「長い間ありがとう」です。
長い間ありがとう
Aさんには公私にわたり、お世話になっている職場の先輩がいます。ある日、先輩の自宅に招かれて夕食をご馳走になりました。先輩夫婦が腕によりをかけて、作った料理に舌鼓を打ちながら、和気あいあいと談笑していました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月28日(土)「長い間ありがとう」より
Aさんが、先輩のグラスにお酒を注ごうとしたろころ、先輩は手を滑らせて、グラスを床に落として割ってしまったのです。
呆然としているAさんの様子を見て、「心配しなくていいよ。すぐに片づけるから」と先輩は、グラスの破片をまとめました。
そして、そのグラスの破片に向かって「長い間、僕たちのために働いてくれてありがとう」と頭を下げながら、ゴミ箱にそっと仕舞うように置いたのでした。
Aさんは、先輩の気遣いを有難く思うと同時に、物を大切に扱っている姿を見て、自分も先輩と同じような心で物に接しようと決めたのでした。
物を大切に使い、仕舞う際に、「ありがとうございます」と発するようになって一年近く経った現在、物持ちが以前より良くなったと実感しているAさんです。
長い間ありがとう 感想
物を大切にできる人って、人も大切にできる人ですよね。
そして物を雑にあつかう人って、人も雑に扱うものなのかもしれません。
人を雑に扱うという事は、自分も雑に扱うということ。
巡り巡って、物を大切にするという事は、自分も大切にするということ。
こういう人の近くにいたいし、こういう人になりたいものですね。