おはようございます。@ukara91です。
12月19日(土)の職場の教養は「より良く生きるために」です。
より良く生きるために
「より良く生きるとは、生命を考えること」といわれます。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月19日(土)「より良く生きるために」より
令和2年9月、ドイツ出身の神父で、上智大学名誉教授のアルフォンス・デーケンさんが88歳で逝去しました。
デーケンさんは「死への準備教育」を提唱していたことで知られ、上智大学で「死の哲学」の講義を行なったほか、「生と死を考える会」を発足するなど、日本の終末期医療の改善やホスピス運動の発展に尽力しました。
若くして親族との死別を経験し、23歳で末期がん患者を看取ったことから、デーケンさんは「死」を哲学的に研究し始めたといいます。
生命は誰にでも等しく終わりがありますが、健康に恵まれていると、普段はそれを忘れて生活している場合がほとんどでしょう。しかし、近しい人との死別を経験すると、生命について否応なし(いやおうなし)に考えさせられます。
時には生と死や、今ここに生きている意味を静かに見つめ、より良い人生を歩む一助としていきたいものです。
<今日の心がけ>
一日一日を大切に生きましょう
年を重ねていくと、自然に「死」と向き合う事になります。
周囲の同年代がどんどん他界し、自身の死も近くなってくれば、「死」を意識しなければならなくなるからです。
若い時から「死」を意識する必要があるか?というとそんな事は無いと思います。
「死」を意識する事で「今」に集中して生きる事ができる人もいれば、そんな事を考えずに「今」を必死に生きる人もいて、どちらが正しいかというものではないからです。
人には3つの大きなチャンスが平等に与えられています。
1.生まれること
2.生きること
3.死ぬこと
一瞬で人生が終わってしまう人にも、100年を越えて生きる方にもこの3つが与えられていて、2の「生きること」は人によって長さや質が異なりますが、この3つが有ることを認識し、楽しみながら学んでいくしかないと僕は思います。