おはようございます。@ukara91です。
7月6日(日)の職場の教養は「一歩一歩」です。
一歩一歩
大分県中津市にある「青の洞門(どうもん)」と呼ばれる洞窟のような道は、江戸時代、禅海(ぜんかい)和尚が石工たちを雇い、30年かけて完成させたといわれています。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月6日(月)「一歩一歩」より
この道が造られる前は、崖に張られた鎖を頼りに人馬が往来し、滑落事故が絶えませんでした。その惨劇を目の当たりにした禅海和尚がノミと槌(つち)を用いて掘り進め、1763年に開通しました。
30年もの間掘り続けるのは、並大抵の努力ではありません。一見無謀なように感じる挑戦は、禅海和尚の慈悲の心から始まりました。日々の地道な努力によって完成し、長い間にわたって尊い人命が救われました。
私たちも仕事や生活の中で、どうにもなりそうにない、挫けそうになる壁にぶつかることがあります。そうした時こそ、なぜそれを始めたのかを振り返ってみましょう。
そうして怯(ひる)まずに一歩一歩困難なことを乗り越えた時、自信が培われ、大きな達成感があるはずです。
<今日の心がけ>
コツコツと続けていきましょう
約30年も洞窟を彫り続けるのは並大抵な努力ではありません。
また、開通する前に亡くなった石工も多かったことでしょう。
こうやって、コツコツと作業を続ける事ができたのは、開通した後の喜びを共感できた事と、毎日の目標が適切に設定されていたからだと思います。
最終的なゴールが明確で、皆でゴールが共有されている事と、日々の目標設定が的確で、達成感を味わいながら作業を継続する事が目標完遂の原則です。
そして原則を履行するには、コツコツと続けていくことが肝心です。