おはようございます。@ukara91です。
11月7日(日)の職場の教養は「空っぽの水切りカゴ」です。
空っぽの水切りカゴ
出張で家にいない日が多いAさんは、出張がない日や休日は、積極的に家事や子育てに取り組んでいます。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月7日(日)「空っぽの水切りカゴ」より
Aさんには1つ、気になることがありました。それは、妻が食器を洗った後、水切りカゴにその食器をずっと置いたままにしていることです。
Aさんは<どうして、自分が帰るまでに片づけておいてくれないんだ>と、いつも不満に思いながら片づけていました。
それを同僚に話すと「A君はたまにしか家事をしないけれど、奥さんは子供たちの面倒も見ながら、毎日家事をしている。食器を食器棚にしまうくらい、A君が進んで担当すればいいじゃないか」と言われたのです。
それからAさんは、率先して食器を片付けるようにしました。すると、妻が「カゴが空っぽだと気持ちいいね」と言い、食器を片づけるようになったのです。
自分を中心に物事を考えると、他者を責めてしまいがちです。不満がある時にこそ相手の立場に心を向け、より良い関係を作り上げていきたいものです。
<今日の心がけ>
相手に心を向けましょう
空っぽの水切りカゴ 感想
「空っぽの水切りカゴ」はとても良いエピソードですね。Aさんが不満を抱えたまま奥さんに「片づけて」とお願いしたら、どんな関係になっていくのか?なんとなく察しがつきますよね。
それが、Aさんが片づけるようになったら、奥さんが気持ちよく片づけてくれるようになったのは、奥さんが、「Aは自分の苦労を理解してくれている」と感じたからだと思います。
人は、他人を変えることはできませんが、自分の行動を変えることで他人に変化を与えるキッカケを作ることはできます。今日はそんなエピソードだったと思います。