閏年の複雑さ

おはようございます。@ukara91です。
2月29日(土)の職場の教養は「閏年の複雑さ」です。

閏年の複雑さ

 本日は二月二十九日、閏年です。閏年は、四年に一回の頻度で巡ってくると考えている人が多いかもしれません。しかしその定義は、実は複雑です。
 基本的に西暦が四で割り切れる年を閏年と呼びますが、百で割り切れる場合、閏年とはなりません。ただし、四百で割り切れる場合は、閏年となります。結果として、四百年に九十七回が閏年となります。
 ルールが複雑な理由は、地球が太陽の周りを一周する時間(公転周期)。が、365日より少しだけ長いという事実にあります。その結果、一年を単純に365日とすると、カレンダーと天体の動きが徐々にずれてしまいます。
 そのずれが少なくなるように、複雑なルールを用いて挿入されているのが閏年なのです。
 私たちが何気なく使っている暦は、天体の動きを正確に反映させようとした先人の研究の結果です。今日という特別な日に、どのような過程を経て暦が出来上がったのか、調べてみてはいかがでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月29日(土)「閏年の複雑さ」より

<今日の心がけ>
先人の努力に目を向けましょう

閏年の複雑さ 感想

 昔は今と比べて科学も文明も発達していないのに、正確に天体観測を行い、それを暦に反映させた能力はすごいですよね。

 昔の方が想像力豊かで、知恵も現代よりも遥かに高かったことが伺えます。

時代が豊かになるにしたがって、ひょっとしたら人の能力は低下しているのではないか?と感じてしまいます。

良薬は口に苦し

おはようございます。@ukara91です。
2月28日(金)の職場の教養は「良薬は口に苦し」です。

良薬は口に苦し

 Hさんは社歴十年の中堅社員です。ある日、社内教育の一環で入社歴の浅い社員を前に経験を話すよう指名されました。
 「仕事を覚え、一人前として会社に貢献している自負が芽生えた四年目に、異動してきたある先輩とコンビを組むことになりました。細かい指摘と叱責の連続でした。先輩の言うことですから表面上は従いました」とHさんは回想しました。
 「しかし、不満でいっぱいになり、同期に愚痴ったこともあります。そうした私が後輩を指導する立場になると、どうでしょう。先輩が自分に指摘していたことを、同じように後輩に言っていることに気がついたのです」と語ったのです。
 「良薬は口に苦し」と言われます。優れた効果を持つ薬の中には、苦くて飲みにくいものがあります。そのために敬遠する人がいるかもしれませんが、職場で上司や先輩から叱責や指摘があった際には、良薬と受けとめたいものです。
 「周囲の声に耳を傾ける素直さを大切にして、仕事を通してお互いに成長しましょう」と締めくくったHさんでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月28日(金)「良薬は口に苦し」より

<今日の心がけ>
素直な心でアドバイスに耳を傾けましょう

良薬は口に苦し 感想

 社会に出ると必ず熱心に教えてくれる先輩がいます。解らないことだらけの時に叱責され続けるときついですね。
でも、少しづつ全体が見えてくると、言われてることが理解できてきます。そして実践してみたことが、その先輩に褒められたりすると嬉しいもんです。

でも、命令だけでつながった上下関係は脆いものです。
自分が先輩になった時は、叱責だけではなく、プライベートな話もたくさんして、人間関係を育てていきたいものですよね。

その場に馴染む

おはようございます。@ukara91です。
2月27日(木)の職場の教養は「その場に馴染む」です。

その場に馴染む

 「郷に入っては郷に従え」ということわざがあります。
 Nさんが海外に出張した際の会食で、麺料理が出されました。その料理をいつも通りズルズルと食すNさんに、外国人の担当者は怪訝な表情を浮かべています。
 「Nさん、この国では麺類を音を立てて食べるのは、マナー違反ですよ」と注意されたNさんは、その瞬間、冒頭の言葉を思い出しました。
 <ここは海外。相手に不快感を与えないように、この地の風習に倣って所作を変えよう>と、戸惑いながらも、音が出ないように料理を口に運びました。
 私たちが働く職場においても、同じ仕事でも、相手のやり方の違いに戸惑う場面があるでしょう。
 そうした際に、自分のやり方を貫くことだけが、正解ではありません。その場で長年積み上げられてきた習慣には、それなりの理由があるからです。
 水の流れのように、その場に自分を合わせながら、柔軟に仕事を進めていくことも大切でしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月27日(木)「その場に馴染む」より

<今日の心がけ>
慣習の違いを受け入れましょう

その場に馴染む 感想

マナーというのは、その土地や育った環境によって異なります。
麺類を食べる時の音のことが本日の話題になっていますが、麺類以外でも、食べる時に「くちゃくちゃ」音を立てて食べることは、日本でもマナー違反と感じる方が多いと思います。

自分の行動が、周囲からどう見られているか?気にシすぎる必要はないですが、どう見られているかを知っておくことは大事なことだと思います。

その上で、相手と自分の違いを楽しみながらコミュニケーションをとれるといいですね。

予定外の出来事

おはようございます。@ukara91です。
2月26日(水)の職場の教養は「予定外の出来事」です。

予定外の出来事

 仕事やプライベートにおいて、急な仕事を頼まれたり、思わぬトラブルで約束の時間に遅れるなど、予定外の出来事はあるでしょう。
 設備会社で働いてるDさんは、上司から、別の担当者の工事現場を引き継いでほしいと言われました。その工事現場は急に仕様の変更をしたり、追加工事や工期の短縮をするなど、予定外の出来事がよく起こります。
 Dさんが現場担当に就くと、同様にトラブルが続きました。ある日、仕事の愚痴を妻にこぼすと「あなたに何とかしてほしくて、現場を任されたんじゃないの」と言われたのです。その言葉に、憤る気持ちが薄れていくのを感じました。
 それからは予定外の出来事やトラブルがあっても、前向きに受け止めて、対処していきました。すると、どのような状況でも工事がスムーズに運ぶようになり、無事に工期を終えることができたのです。
 新たな展開が可能かどうかの分かれ道になるのは、心の持ち方です。トラブルの要因を追求するだけではなく、積極的に対処していくことも必要でしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月26日(水)「予定外の出来事」より

<今日の心がけ>
前向きに対処していきましょう

予定外の出来事 感想

予定外の出来事(トラブル)が起きた時は、同様のトラブルを防ぐために原因追求が必須ですが、今、目の前にあるトラブルにも対処しなければなりません。

どちらか一つづつ役割分担できる組織なら良いですが、場合によってはすべて一人でこなさなければならない時もあります。

そんな時こそパワーを発揮する時です!がむしゃらにこなして行きましょう!

食生活環境を見直す

おはようございます。2月25日(火)の職場の教養は「食生活環境を見直す」です。

食生活環境を見直す

 食事は生命の維持や、健康で幸福な生活を過ごすために欠かせないものです。
 厚生労働省では、適正体重を維持するための栄養状態、栄養素(食物)摂取レベルの課題を解決し、目標を達成していくためには、国民一人ひとりが食行動を変容することが必要、と呼びかけています。
 その一つに、「一日最低一食、きちんとした食事を、家族等二人以上で楽しく、30分以上かけて摂る」ことを推奨しています。
 家族や友人・知人など、大切な人とコミュニケーションを取りながら食事をすることを、日々の楽しみにしている人はいるでしょう。しかしながら、現代社会では、独りで食事を摂ることが多くなりがちです。
 そのような時は、昼食を職場の同僚と一緒に食べる、サークルの仲間と夕食を共にするなど、意識して食のスタイルを変えてみましょう。
 足を運び、顔を合わせ、言葉を交わし、心をつなぐ、など、ひと手間をかけることが、自分だけでなく、相手と楽しく食事をする秘訣かも知れません。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月25日(火)「食生活環境を見直す」より

<今日の心がけ>
意識してひと手間加えましょう

食生活を見直す 感想

食生活の環境を変えるのはとてもむずかしいことです。
ましてや、独りで食べるしかない環境の方も多いことでしょう。

無理して他の方と一緒に食べることはありませんが、しっかり噛んで、食べることが重要です。

人の体は、食べたものでできあがっています。「自分の体になるんだ」と思いながらしっかりと食べることが生命活動そのものです。

「食べることは生きること」を意識してしっかりと食事をしていきましょう。

サメの歯と人の歯

おはようございます。@ukara91です。
2月24日(月)の職場の教養は「サメの歯と人の歯」です。

サメの歯と人の歯

 Sさんは、仕事帰りに、ある食品を買いました。その日は帰宅が遅かったため、後日食べようと冷蔵庫に入れておきました。
 数日後、その食品を食べようとして、力を入れて噛んだところ<パキッ>と音がして、前歯の一部が欠けてしまったのです。
 痛みがなかったので<大丈夫だろう>と思っていましたが、舌が引っかかるのが気になり、歯医者へ行くことにしました。
 忙しいことを理由にしていた、四年ぶりの歯科医での診察でした。すると、欠けた前歯だけではなく、他にも虫歯があり、歯茎もだいぶ弱っていたのです。
 医師からは「サメの歯は何度も生え変わりますが、人の歯は永久歯が抜けたら二度と生えてきませんよ」と、やんわりと忠告されました。
 歯の件に限らず、仕事の不具合も体の不調も<大丈夫だろう><何とかなるだろう>と、いつも後回しにしていたことを反省したSさん。その時その場で対処することの大切さを、改めて痛感したのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月24日(月)「サメの歯と人の歯
」より

<今日の心がけ>
その時その場ですぐに処理しましょう

サメの歯と人の歯 感想

虫歯は歯磨きの方法ばかりが注目されますが、食生活の影響も大きいです。

虫歯は甘いものを食べるとなります。白砂糖だけではなく、果物でも、人口甘味料でも、甘いものはすべて虫歯が発生しやすい環境になります。

一切の甘みを摂取しなければ「虫歯にならない」ということで、甘いものを摂取しない食事を指導する歯科医もいて、そういう先生は「原住民食」を推奨する方が多く、正論と言えます。

ただ、今の時代ですから、全ての方に甘いものの摂取はやめろというのも無理があるので、「できるだけ甘いものの摂取を控える」「歯磨きを徹底する」この2つを併用するしかなさそうですよね。

そして、歯磨きは朝・昼・晩ではなく、甘いものを食べたらすぐに磨く(歯磨き粉はつける必要なし)というのがよいのだと思います。

達成感

おはようございます。@ukara91です。
2月23日(日)の職場の教養は「達成感」です。

達成感

 二月二十三日は富士山の日です。富士山の日です。富士山の跨る山梨県と静岡県で、二・二・三の語呂合わせにちなみ、条例として制定されています。
 以前静岡県に住んでいた会社員のNさんは、登山クラブの一員として、富士山に登ることになりました。 初めての富士登山を待ち望んでいたNさん。登山当日思ったよりもその頂きは近く見え、スカッと晴れた天気も相まって、ウキウキと登り始めました。
 しかし、歩けど歩けど頂上との距離は縮まりません。周囲には登山を諦める人も見受けられ、Nさんも疲労はたまる一方でした。
 そのような中、先導していた先輩の一人は、「一歩一歩、一定の歩調で登るんだ」と声をかけ続けます。言われた通り、一歩一歩着実に歩くと、とうとう無事に登頂することができたのです。
 頂上から見える雲海とご来光は、何時間もかけて登っただけに、感動もひとしおでした。さらに、先輩のリードから、物事を成し遂げるコツを学んだNさんです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月23日(日)「達成感」より

<今日の心がけ>
足元を見詰め行動しましょう

達成感 感想

高い目標をかかげて、その目標ばかり眺めていると、日々の一歩一歩ではなかなか近づいてる実感が沸かず、気持ちが萎えてきがちです。

目標を達成するために、中継目標を定め、一つづつクリアしていくことが大切です。

1万歩歩くと達成できる目標の場合、1から1万まで数えていると最初から気持ちがのってこないし、途中で投げ出してしまいそうです。
これを、100歩づつに区切って中継目標を定めると、ぐっと始めやすくなりますよね。さらに10歩づつにしたらどうでしょう?

10歩づつのセットをたった10回行えば100歩になる。100歩のセットを100回行えば1万歩になる。とイメージすると、小さな一歩一歩が確実に目標に近づいてることを実感できます。

中継目標をたくさん設定して、自分の気持ちをキープしていく工夫が大切です。

「ありがとう」の一言

おはようございます。@ukara91です。
2月22日(土)の職場の教養は「「ありがとう」の一言」です。

「ありがとう」の一言

 Sさんはバスに乗車し、家路に向かっていました。ほとんどの人が座席に座り、バスの揺れに体を委ね、疲れを癒やしているといった状況でした。
 そのような中、停留所にバスが着いた時、小学校高学年の男の子がとった行動に、乗客の視線が集まったのです。
 男の子はバスを降りる際に、はっきりした声で「ありがとうございました!」と言い、運転手にサッと一礼したのです。
 それに対して、運転手は「気をつけてね!」と声をかけ、下車した男の子に笑顔で手を振ったのでした。
 車内は、この二人の一連の行動を通して、ちょっとした驚きと共に、温かい雰囲気に包まれたようでした。
 普段、メールや書面だけで、仕事を進めがちなSさん。顔を合わせて、感謝の気持ちを込めた言葉をかけることの大切さを、改めて実感したのです。
 Sさんは、「ありがとう」と口にすることを、心に決めたのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の洋々2月22日(土)「「ありがとう」の一言」より

<今日の心がけ>
感謝の言葉を言いましょう

「ありがとう」の一言 感想

 「お金を払っているんだから、そのぐらいは当たり前だ」という風潮が近年目立つようになってきました。
 お金を払っている分のサービスが享受できるのは理論的には当たり前かもしれません。でも、お互いに支え合う社会の一員同士として、「ありがとう」と声を掛け合い、互いにねぎらうのも当たり前です。

「ありがとう」を言っても損する人はいません。どんどん「ありがとう」と声をかけ、お互いが気持ちよくなる関係性を作っていきましょう。

河津の桜

おはようございます。@ukara91です。
2月21日(金)の職場の教養は「河津の桜」です。

河津の桜

 静岡県賀茂郡河津町では、毎年二月上旬から三月上旬までの約1ヶ月間、「河津桜まつり」を開催し、期間中、およそ百万人もの見物客で賑わいます。
 日本で最も有名な桜の品種の「染井吉野」は、見事な花を咲かせつつも、満開から三日ほどで散り始めます。一方の「河津桜」は見頃の期間が約1ヶ月と長く、本州一早咲きの桜として知られています。
 河津の桜は、一人の町人が河津川沿いで、雑草の中に芽吹く桜の苗木を偶然見つけ、自宅の庭に植えたことが始まりです。その華麗で淡紅色の花に魅せられた関係者の尽力により、一本の桜が全国に名を馳せるまでになりました。
 そこには花を愛でる気持ち、<美しい花を多くの人に見てもらいたい>という思いやりの気持ちがありました。単なる「町おこし」ではなく、それぞれの情熱と一体感が結実し、大きな成果を生み出したのです。
 桜をみるということだけでなく、名所旧跡にかかわる多くの人の働きに感謝しつつ、日本の風情や文化を楽しみ、後世にも伝えていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月21日(金)「河津の桜」より

<今日の心がけ>
様々な働きに想いを馳せましょう

河津の桜 感想

河津の桜は有名ですが、見頃が1ヶ月も続くさくらとは初めて知りました。

雑草の中に芽吹く桜の苗木を偶然見つけたのが始まりと記されてますが、染井吉野などと比べて、雑草とも共存してきた逞しさが見頃を長くさせてるのでしょうかね。

日本には、春夏秋冬の変化があることで、日本人の心が豊かに育まれるのかもしれません。心豊かな先人達から受け継いだ日本の伝統文化はしっかり後世に受け継ぎたいですね。

食べられる幸せ

おはようございます。@ukara91です。
2月20日(木)の職場の教養は「食べられる幸せ」です。

食べられる幸せ

 ある時Aさんは、原因不明の腹痛で入院することになりました。食事を摂ることができず、点滴による治療が数日間続いたのです。
 栄養補給が目的で、普段の食事に自然と備わっている、噛む・味わうという要素はありません。それは、Aさんにとって味気がないように感じられました。
 <食べたい、何かを口にしたい>という切望が湧き上がってきたAさん。子供達には「食事がとれる感謝の気持ちを忘れないように」と折に触れて伝えてきましたが、自身の食事への感謝が薄っぺらいものであったことを痛感したのでした。
 食は生活とは切っても離せないもの、欠かせないものです。しかしながら、健康で何不自由なく食事を撮っている時には、その有難さは、なかなか実感できるものではありません。
 目指したい食習慣の基本としては、①好き嫌いをせず、感謝していただくこと、②食べ残しをしない、適量にすること、などがあるでしょう。
 改めて、日々食事がいただけることに感謝の気持ちを深めたAさんです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月20日(木)「食べられる幸せ」より

<今日の心がけ>
感謝して食事をいただきましょう

食べられる幸せ 感想

 人の身体は、食べたもので出来上がっています。また、食べ物の香りを嗅いだり、噛んだり、飲み込んだり、胃酸で溶かしたりすることが、人の生命活動の根幹運動ですし、その後は腸に住んでいる微生物達にアウトソーシングして、消化吸収することで命が活動しています。

 命の活動とは「食べること」ですので、食べ物にありつける事・噛んだり飲んだりできる身体であることに感謝して、食事をいただきましょう。