職場の教養 感想7月1日(木)「形を整える」

おはようございます。@ukara91です。
7月1日(木)の職場の教養は「形を整える」です。

形を整える

 「人は見た目が9割」といいます。確かに、人を外見で判断する人は少なくないようです。
 私たちの日常生活でも、笑顔の多い人を「明るい人」と判断したり、声が大きな人は「元気な人」という印象を持つことがあるでしょう。逆に、眉間にしわをよせていると、「不機嫌な人」や「怖い人」という印象を与えかねません。
 身振りや手振り、表情など、体の動きによって自分の意図を伝えることを「ボディーランゲージ(身体言語)」といいます。それと同じように、見た目などの視覚情報もメッセージとなって、相手に様々な情報を伝えているのです。
 特に互いをよく知らない間柄では、外見が相手の情報のほとんどとなるでしょう。日頃から清潔感のある服装や明るい表情、ていねいな挨拶や元気な返事など、他者を意識しながら、自分の外見や姿勢を整えたいものです。
 「心は形に従う」という言葉があるように、外見を整えていくと、それに呼応して、内面も磨かれていくのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月1日(木)「形を整える」より

<今日の心がけ>
外見に配慮しましょう

形を整える 感想

毎日仕事をしていると、「不機嫌な人」「忙しそうな人」「元気な人」などいろんな人に囲まれていると思います。
不機嫌な人や忙しそうな人に囲まれていると、自分が被害を受けないように、「不機嫌や忙しそうな雰囲気を装う人」になっていきがちかもしれません。

生活環境や職場環境によって、心が形づくられていくので、自分を保ち自立するために形を意識することは大切かもしれません。

職場の教養 感想6月30日(水)「夏越の祓(なごしのはらえ)」

おはようございます。@ukara91です。
6月30日(水)の職場の教養は「夏越の祓」です。

夏越の祓

 6月の晦日(みそか)に、宮中及び日本各地の神社で「夏越の祓」という行事が行われます。
 これは、千年以上の歴史を持つ伝統行事で、半年分の穢れ(けがれ)を落とし、この後の半年の健康と厄除けを祈願する行事です。
 その方法として、「茅の輪(ちのわ)くぐり」と呼ばれる、茅(ちがや)という草で編んだ輪をくぐって厄落としが行われます。これは日本神話に基づいているといわれ、茅の輪をくぐることで病気や災いを免れることができるとされています。
 このように日本には、古くから伝えられる年中行事が四季によって様々にあります。五穀豊穣や健やかな成長などを願って行われてきたものです。
 その行事に触れることは、家族の絆の大切さに気づいたり、日本の文化や風情を理解することにもつながり、豊かな人生への栄養分となるでしょう。
 古くより連綿と続く伝統を現代の私たちも継承し、改めて日本文化の奥ゆかしさを感じ、次の世代に伝えたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月30日(水)「夏越の祓」より

<今日の心がけ>
日本の文化を後世に伝えましょう

夏越の祓 感想

昔から日本人は神社に集まり情報や文化を継承してきたといえます。
集会場としての役割が多かった為、手洗い場が用意されていたりと衛生環境もよかったようです。

神社を通じて、神や先祖に見守られながら農産物や文化を育み、日本は成長してきたのでしょう。その象徴である天皇が、現在も万世一系で繋がってきているのもとても神秘的ですね。

職場の教養 感想6月29日(火曜)「水無月(みなづき)の由来」

おはようございます。@ukara91です。
6月29日(火)の職場の教養は「水無月の由来」です。

水無月の由来

 6月は旧暦で「水無月」と呼びます。
 梅雨の季節であるのに、なぜ水が無い月と呼ぶのでしょうか。諸説ありますが、「水無月」の意味は、「水の無い月」ではなく、「水の多い月」だという説もその一つです。
 大和言葉(やまとことば)の「みなづき」に、「水無月(みなづき)」という感じがあてられました。この「水無月」の「無(な)」は、「の」の役割をする連体助詞で、「水の月」となります。要するに、「水が無い」のではなく、「水の月」の意味であるということです。
 さらに、「無」という漢字には、「無い」という意味のほかに「草木が豊かに茂る」という意味があり、「蕪(かぶ)」「橅(ぶな)」「撫子(なでしこ)」などの名に使われています。
 京都では、6月30日に年末までの半年間の無病息災を祈念して、「水無月」という名の涼しげな和菓子を食べる風習があります。
 蒸し暑くなる7月を前に、改めて大自然の恵みである水と農作物への感謝を深めたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月29日(火)「水無月の由来」より

<今日の心がけ>
大自然の恵みに感謝しましょう

水無月の由来 感想

水無月とよばれるこの時期は、近年では水害が多いです。大豆などは種まきが終わったばかりで、大雨になると、根が張っていない種が流されてしまい、収穫量に大きな影響を与えます。
我々は自然に対しては祈るしかありませんが、そんな自然に育まれた農産物を口にするときには、常に感謝しなければなりませんね。

職場の教養 感想6月28日(月)「事後の努力」

おはようございます。@ukara91です。
6月28日(月)の職場の教養は「事後の努力」です。

事後の努力

 Mさんの職場では、限られた時間内に、要点を的確に伝える力を養うために、朝礼の中で、「一分間スピーチ」を行なっています。
 ある昼休み、スピーチ係を務めたKさんが手帳を広げ、メモ書きを見ながら考え込んでいたのです。何をしているのかMさんが尋ねると、こう答えました。
 「今朝のスピーチで、自分が言いたかったことをしっかりと伝えられたかどうか振り返っているんだ。人前に立つと緊張して内容や言葉が飛んだり、逆に余計なことを言ってしまったりするから、終わった後に反省しているんだよ」
 その言葉を聞いたMさんは、<自分もスピーチ担当の前日は、事前に話したい内容をメモに起こすが、終わった後で、振り返る時間を設けたことはなかった。Kさんは、そうして、自己向上につながていたのだ>と関心しました。
 物事は準備も大切ですが、終わった後にしっかりと見直すことで、良かった点も悪かった点も次の機会に活かすことができます。
 身の回りで「やりっ放し」になっていることがないか、点検してみましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月28日(月)「事後の努力」より

<今日の心がけ>
反省を成長につなげましょう

事後の努力 感想

 人前で話すときって、慣れないとどうしても緊張してしまい、言いたい事が言えず、また、余計なことばかり話してしまいますよね。
だからこそ、事前に話す内容をキチンと紙にまとめて、話した後にそれが上手く話せていたかを見直す事が大切です。
最初のうちは棒読みでもいいので、事前に紙に書いたものを記憶し、読んでみましょう。しだいに、自分が話しているのを想像しながら、紙に書けるようになってきて、本番でも話しやすい台本のようにつくることができるようになってきます。

それを繰り返してると、いつのまにか台本なしでも話ができるようになってきます。

紙にキチンと書いて、それを見直し話す→見直す の繰り返しで、文章を組み立てる力も養われていき、その数を重ねることで話も上手くなるなんて一石二鳥ですね。

職場の教養 感想6月27日(日)「初めての一人旅」

おはようございます。@ukara91です。
6月27日(日)の職場の教養は「初めての一人旅」です。

初めての一人旅

 一人旅に憧れていたT子さん。夫に相談すると、「3日程度ならば、家のおとは大丈夫だよ」と承諾してくれました。
 人見知りのあるT子さんが、旅先で不安な思いをしないようにと、夫は旧知の友人夫婦を紹介し、その家に一泊するよう勧めてくれました。
 しかし、夫の友人宅とはいえ、初対面のT子さんは、宿泊することに気乗りがしませんでした。結局、先方には丁重にお断りし、ホテルに宿泊したのです。
 一人旅の初日の夜のことです。夫の友人の妻が、T子さんを訪ねてホテルに来ました。そこで、「うちに泊まってはいただけなかったけれど、T子さんにお会いしたくて」と言い、地元の観光スポットを色々と教えてくれたのです。
 T子さんは宿泊を断り、ホテルに宿泊したことに、気まずさがあったものの、2人はすっかり打ち解けて、次回は夫婦で遊びに行くことになったのでした。
 T子さんは一人旅を終えて、人と関わることの大切さを学びました。そして、わずかながら、人見知りが改善したと実感できたのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月27日(日)「初めての一人旅」より

<今日の心がけ>
出会いを大切にしましょう

初めての一人旅 感想

人見知の人は多いと思いますが、それは病気でもなんでもありません。
だから無理に治そうとする必要もありません。

でも、人見知りじゃなくなったらいいのにな と皆思うはずです。

そんなときに、一人旅というのはとっても効果的かもしれませんね。

たとえ、誰一人と会話することがなくても、いいじゃないですか。

人見知りというのは、人といるから人見知りなのかもしれません。
たまには一人旅でもして、一人でいる時間が長くなってくると、自然と人見知りじゃなくなっているような気がします。

職場の教養 感想6月26日(土)「火もまた涼し」

おはようございます。@ukara91です。
6月26日(土)の職場の教養は「火もまた涼し」です。

火もまた涼し

 梅雨に入り、蒸し暑い日が続きます。暑さとの向き合い方をしめした「心頭滅却すれば火もまた涼し」という諺(ことわざ)があります。
 この諺は「心を整えて、雑念をなくせば、何にでも耐えうる」という意味を持ちます。では、どのようにして雑念をなくせば良いのでしょうか。
 営業職4年目のIさんは、プレゼンテーションの場でも<失敗したらどうしよう>など、雑念にとらわれて上手に話せないのが悩みの種でした。
 先輩に相談すると、「自分なりのルーティンを持ったらどうかな?僕はプレゼンの前は深呼吸を3回して心を落ち着かせているんだよ」と話してくれました。
 「ルーティン」とは決まった動作です。それを繰り返すことで、心を整えるのです。
いわば「集中力のスイッチ」ともいえます。心理学の分野でもパフォーマンスの向上につながると着目され、それを実践するスポーツ選手もたくさんいます。
 「火もまた涼し」の「火」は、暑さに限らず「困難」とも置き換えられるでしょう。ルーティンを持ち、何事にも落ち着いて対処しようと思ったIさんです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月26日(土)「火もまた涼し」より

<今日の心がけ>
自分に合ったルーティンを持ちましょう

火もまた涼し 感想

 集中力を高めるルーティンは、スポーツ選手がよくやっていますね。
イチローや、体操の内村などのルーティンは有名です。スポーツの場合はルーティンを行なうことで、いつもと同じ筋肉の動きがあるので、集中力を高めるだけでなく、体の調整も行えるかもしれません。

日本に昔から伝わる「茶道」「柔道」「剣道」など「道」とつくものには、必ず「型」があります。「型」とルーティンはほぼ同じですよね。
でも「型」だけでは柔道や剣道は勝てません。型をしっかりと身につけるプラスアルファの部分で競い合っています。
茶道などもそうですよね。最初から最期まで「型」だけで所作をしたりお茶を点てるのではないと思います。型の所作の中で相手を見て、相手に合う温度のお茶にしたり、苦味や甘みを調整したりするようです。
「型と型のあいだのわずかな隙間に、自分らしさを出す」と考えられ、集中力が高まるという昔の日本人の智慧なのかもしれませんね。

職場の教養 感想6月24日(木)「強い雨風の中で」

おはようございます。@ukara91です。
6月24日(木)の職場の教養は「強い雨風(あめかぜ)の中で」です。

強い雨風の中で

 中堅社員のTさんは営業部に異動し、東京から北陸方面に初めて出張しました。目的の金沢駅に着いてみると、外は強風と大雨でした。
 天気予報を確認せずに来たTさんは、店で買った傘を差しながら重いカバンを持ち、水浸しの路面を恐る恐る、及び腰で宿泊先へ向かいました。
 5分ほどかけてホテルの正面玄関に着くと、一安心しました。入口からフロントまではカーペットが敷いてあり、滑る心配はなさそうでした。
 フロントでチェックインを済ませ、エレベーターに向かって一歩踏み出した途端、足がもつれて尻もちをついてしまったのです。ロビーにいた数人の目が自分に向き、痛みより恥ずかしさで一杯になりました。
 次の瞬間、背の高い、外国人のホテルマンがサッと手を差し伸べて「大丈夫ですか」と起こしてくれたのです。Tさんは救われた思いがしました。
 機転の利いたサポートに感謝すると共に、<もう大丈夫>と思った気の緩みが招いた失敗だと反省し、最期まで気を引き締めようと思ったのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月24日(木)「強い雨風の中で」より

<今日の心がけ>
最期まで気を引き締めましょう

強い雨風の中で 感想

「気の緩み」というのは誰でも経験ありますよね。そんなに長期間集中力を保てないので、気が緩むのはある意味仕方のない事だと思います。
「気が緩むこともあるのが当たり前」と予め認識しておく事で、予知力を高めていくしか無いのかもしれません。常に少し余裕をもって行動することも大切ですね。

職場の教養 感想6月23日(水)「やっつけ仕事」

おはようございます。@ukara91です。
6月23日(水)の職場の教養は「やっつけ仕事」です。

やっつけ仕事

 仕事に臨む姿勢は、人それぞれに個性やこだわりが出るものです。
 締め切りなどの「期限」に対しても、決められた時間より早めに処理する人がいれば、何かと理由をつけて後回しにして、期限ギリギリに慌てて作業をする人など様々です。
 後者のように、期限に間に合わせるため、急いで行なうその場限りの仕事や、粗雑(そざつ)な仕事を「やっつけ仕事」といいます。
 やっつけ仕事は、余裕のなさから注意力が散漫になるため、ミスが生じたり、仕上がりが雑になるなど、仕事の質が落ちやすくなります。
 このような仕事ばかりしていると、ほかの人に迷惑をかけるだけではなく、その人自身の仕事に対する姿勢や能力が疑われる恐れもあるのです。
 やっつけ仕事にならないためには、できる限り早めに着手をして、常に見直し、点検をする時間を設けましょう。
 そして、何よりも手を抜くことなく、誠意を込めて物事に当たりたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月23日(水)「やっつけ仕事」より

<今日の心がけ>
丁寧な仕事をしましょう

やっつけ仕事 感想

 今の時代は皆がいそがしく、やっつけ仕事になりがちです。
やっつけ仕事はなんとなく相手に伝わってしまい、だんだん仕事が減っていく事になります。そうならないように、仕事内容を精査しアレモコレモ仕事を受けるのではなく、自分の価値を高められる仕事を選択し、そこに自分の時間と能力を集中させていきましょう。

職場の教養 感想6月22日(火)「ジューンブライド」

おはようございます。@ukara91です。
6月22日(火)の職場の教養は「ジューンブライド」です。

ジューンブライド

 本格的な夏へ向かうこの月は、梅雨で幾日にも亘って雨が降り続く時期でもあります。気分が晴れないという人もいるかもしれません。
 一般的に6月の花嫁を意味する「ジューンブライド」は、ヨーロッパに起源があり、日本でも浸透している言葉です。
 ジューンブライドの起源はいくつかあり、最も有名な説が、ローマ神話の女神・ジュノーを由来とするものです。ローマ神話では、6月が結婚や女性の守護神・ジュノーを月とされ、この月に結婚した花嫁は幸福になるといわれます。
 そのほかにも、6月は農繁期が過ぎた時期であることや、ヨーロッパでは雨が少なく結婚式に適した時期のため、という説もあります。
 しかし、一概に雨を嫌ったわけではなく、フランスでは雨粒(あまつぶ)を神様が遣わした天使として、「雨の日の結婚式は幸福をもたらす」ともいわれるそうです。
 各国の慣習に目を向け、新たな考えを吸収してみると、心の梅雨も晴れるかもしれません。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月22日(火)「ジューンブライド」より

<今日の心がけ>
世界各地の慣習に目を向けましょう

ジューンブライド 感想

ジューンブライド。コロナがなければ例年の6月は結婚式場がとても混んていますね。6月に結婚することで、幸福をもたらすという海外の習慣がもとになっているようです。

どこの国の習慣でも、前向きなものを取り入れて自分たちの文化にしていけるのは、日本人の強みですね。

職場の教養 感想6月21日(月)「日本の四季」

おはようございます。@ukara91です。
6月21日(月)の職場の教養は「日本の四季」です。

日本の四季

 本日は、1年で最も昼の時間が長い「夏至」です。
 北半球では今日を境に徐々に日が短くなり、半年後には冬至を迎えます。日本は地理的に中緯度(ちゅういど)にあるため、夏至と冬至で日照時間の違いは比較的小さく、その差は4時間程度です。
 それに対して、北欧など日本より北に位置する国では、日照時間が夏と冬で10時間以上違うという国々もあります。そのため、夏と冬とで異なる時間(夏時間と標準時)を使い分けている国も多くあるのです。
 日本の気候は温帯で、はっきりとした四季が存在します。日本以外にも四季を持つ国はありますが、日本人は特に四季を尊ぶ民族として知られます。
 その理由の1つとして挙げられるのが、日本人は遥か昔から農耕をなりわいとして栄えてきたからです。私たちの祖先は季節が移ろうことを当たり前と考えず、自然の恵みへの感謝を祭りや年中行事などの文化に表わしました。
 現代を生きる私たちも四季の巡りを実感し、自然の恵みに感謝したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月21日(月)「日本の四季」より

<今日の心がけ>
季節の移ろいを感じましょう

日本の四季 感想

田舎に住んでいると四季とともに生活している事がよくわかります。
気温や、太陽の強さだけではなく、車で道路を走っていると作物が変わっているからです。今の時期だと小麦の収穫を行なっていたり、大豆の種まきをして芽がでてくる時期で、視覚的にも四季を実感できます。

昨年は、今の時期に植えた大豆の種がしっかりと根を張るまえに大雨が降り、かなりの種が流されてしまい、日本全国に未曾有の大豆不足をもたらしています。

四季の変化を楽しみながら、同時に恐れて、自然や四季に対して敬意をもちたいものです。