職場の教養 感想6月1日(木)「衣更え」

おはようございます。@ukara91です。
6月1日(木)の職場の教養は「衣更え」です。

衣更え

職場の教養6月1日の画像

 中国の風習である「衣更え」を日本が取り入れたのは平安時代のことです。
貴族だけが年二回、夏と冬の装束(しょうぞく)を入れ替えていました。
 江戸時代になると、幕府が武士の衣更えを制度化しました。しかし、庶民は手持ちの着物が限られているので冬の間は綿入りの着物を着て、春になると綿を抜いて春用に仕立て直しました。
 伝統的な着物の文化では、季節に応じて「着分け」という衣更えをします。その季節に相応しい色や柄を選ぶ際は、実際の季節より一足早い柄を選びます。桜が満開のときに桜柄の着物を着るのは野暮だということです。
 現代では、学生の制服が冬服から夏服に替わるとき、オフィスで「クールビズ」の取り組むときなどが衣更えを実感できるときかもしれません。
 クールビスは、地球温暖化対策の一環として始まりましたが、持続可能な社会の実現のためにも、衣類を定期的に手入れをすることで、長く使えるという衣更えの文化を大切にしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月1日の(木)「衣更え」より

<今日の心がけ>
衣服を大事に使いましょう

衣更え 感想

職場の教養6月1日の画像

 季節に合わせて服装を替えていくのは、自然に敬意を表しながら活動してきた日本ならではの風習です。中国からの文化というスタートだったかもしれませんが、日本らしくアレンジしてきたのではないでしょうか。
季節を着て楽しむ 良い文化ですね。

職場の教養 感想5月31日(水)「心の輪」

おはようございます。@ukara91です。
5月31日(水)の職場の教養は「心の輪」です。

心の輪

職場の教養5月31日の画像

 人の心を見ることはできませんが、人の行為を見ることはできるはずです。
 例えば、電車で席を譲る人、手袋の片方を落としたことに気づかず立ち去る人に、拾って追いかけて行く人を見かけた時などが挙げられます。
 高校教師を経て詩人、作詞家として活躍した宮澤章二氏。作詞した小中高校の校歌は三百校以上を数えます。2010年にACジャパンが作品集『行為の意味 青春前期のきみたちに』から紹介した詩を記憶している人も多いでしょう。
 「『こころ』はだれにも見えないけど『ここどづかい』はみえる
  『思い』は見えないけれど『思いやり』はだれにでも見える」
 この宮澤氏の詩の抜粋からは、<人が持っている優しい気持ちが、たくさんのあたたかい行為となって世の中に生まれてほしい>という願いが込められています。
 先人は「情けは人の為ならず」と言い表わし、思いやりは伝播する特性を持っていることを教えています。職場、家庭において、他人を思いやる親切心を育み、そうした心の輪を社会にも広げていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月31日(水)「心の輪」より

<今日の心がけ>
思いやりを実行しましょう

心の輪 感想

職場の教養5月31日の画像

 親切心を見るだけで、こちらの気持ちまで親切心が伝染して、やさしい気持ちになりますよね。自分が親切心で行動すれば、周囲にもやさしい気持ちが伝染します。
「やさしい気持ち」なら、パンデミックが起きてほしいですね。

職場の教養 感想5月30日(火)「意外な気づき」

おはようございます。@ukara91です。
5月30日(火)の職場の教養は「意外な気づき」です。

意外な気づき

職場の教養5月30の画像

 普段生活している時は「当たり前」だと思っていて、そのありがたさに気づけていないことは誰しもあるでしょう。「当たり前」の大切さに気づくのは、それを失ってからの場合が多いものです。
 例えば病気知らずの人が体調を崩し、数日間寝込んだことにより、普通に働ける健康のありがたさに気づくことがあります。
 また、仕事が立て込み、充分な睡眠がとれずに、日中に激しい睡魔に襲われると、熟睡できることが幸せだと実感できるでしょう。このように、何かが起こった時に始めて、「当たり前」の日常の大切さを知ることになるのです。
 「当たり前」とは、共同作業をした際に、一人が受け取るべき配当の量を指したとの説があります。ここから受け取ることは当然の権利となり、現在の「当たり前」に意味が変化したともいわれます。
 時には当たり前のように働いてくれる体、手や足に、体操やストレッチをしながら「ありがとう」と感謝を言葉にしてはいかがでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月30日(火)「意外な気づき」より

<今日の心がけ>
体に感謝しましょう

意外な気づき 感想

職場の教養5月30日の画像

 今、こうして普通に生活できている事はとてもありがたい事です。
たまには、そのありがたさに対して、声にだして「ありがとう」と言ってみましょう。
言葉に出すと、当たり前の今に感謝できるはずです。

職場の教養 感想5月29日(月)「鉛筆のなぞ」

おはようございます。@ukara91です。
5月29日(月)の職場の教養は「鉛筆のなぞ」です。

鉛筆のなぞ

職場の教養5月29日の画像

 ある日、宿題をしていた小学二年生の息子が、父親のAさんに「どうして鉛筆は紙に書くことができるの?」と質問してきました。
 Aさんは小さい頃から鉛筆を当たり前のように使ってきましたが、思うように答えることができなかったのです。そこで<なぜだろう?>と思い、さっそく調べてみることにしました。
 鉛筆の芯は、黒鉛と粘土で作られていて、粘土の量が多くなるにつれて心は硬くなり、まぜる比率で、HやBなどの硬度が決まります。芯が紙に当たった所から少しずつくだけ、紙の繊維にくっつき、書くことができるとわかりました。
 また、日本最古の鉛筆は、外国から徳川家康に献上されて使われたといわれています。本格的に日本で使われ始めたのは、青少年が平等に教育を受けられる仕組みを取り入れた明治維新以降で、量産を始めたのはその後です。
 鉛筆の仕組みや歴史を知ったAさんは、鉛筆に対する見方が変わりました。そして、身近にある物の由来についても知っていこうと思ったのでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月29日(月)「鉛筆のなぞ」より

<今日の心がけ>
物の由来を知りましょう

鉛筆のなぞ 感想

職場の教養5月29日の画像

 鉛筆に限らず、今目の前にある「物」は、誰かの発想や努力によって形になったものです。誰かが何かに困ったり、もっと便利にならないか?と思ったりして、それを解決するために創意工夫して物は出来上がっていきます。
先人が物を作ってくれた「物」の由来を知ることは、新しい物を生み出すヒントになると思います。

職場の教養 感想5月28日(日)「様々な視点」

おはようございます。@ukara91です。
5月28日(日)の職場の教養は「様々な視点」です。

様々な視点

職場の教養5月28日の画像

 世界各国において、ここ数年、渡航制限や移動制限が課されたことで、世界は経済活動の停滞、貿易や投資の停滞に直面してきました。
 人の移動だけでなく、食料や製品の輸出入にも影響が出たこの状態を、江戸時代の政策になぞらえて「鎖国」と表現することもありました。
 日本における鎖国とは、江戸幕府がポルトガル船の入港を禁止した1639年から1854年に日米和親条約を締結するまでの約200年間の対外政策です。
 その間の交易はオランダや中国などの限られた国のみで、産業革命を経て近代化に成功した欧米先進国から大きく出遅れたとするのが一般的な見解です。
 しかし、かつての日本は食料や衣料といった生活用品をほぼ国内で自給していました。さらに、文芸、演芸、絵画など多くの芸術分野が熟成され、独自の発展をとげていったのでした。
 物事には必ず否定的な面と肯定的な面があるものです。片側からだけの視点におだわらず、様々な角度から物事を見る習慣を身につけたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月28日(日)「様々な視点」より

<今日の心がけ>
物事を多角的に判断しましょう

様々な視点 感想

職場の教養5月28日の画像

 情報化社会です。ネットの普及により、様々な情報にアクセルできる良い面がある一方、自分に都合のよい情報だけを見せることで世論の評価を得て、利益を掴み取ろうとする人たちもいるのも事実です。
例えば、ここ数年の流行り病感染症などは、ワ◯◯ンが危険だと訴える衣料関係者はテレビや新聞で情報発信ができず、一方的な情報ばかりです。
ウ国とロ国の紛争の情報も一方的ですよね。両側からの情報をメディアは発信し、そのどちがが正しいのかは国民が考えて判断するというのが本来の報道ですが、メディアもすでに利益重視の人たちのコントロール下にあるようです。
様々な視点から物事を見つめないと真実は見えません。
今のことだけでなく、歴史的な背景も含めて、自分とは異なる考え方の意見も十分に聞いた上で、自分なりの判断をする癖をつけていきましょう。
また、判断できない時には、なんとなくで結論を決定するのではなく、「判断保留」としておくのも重要な「判断」です。そうすることで、周囲に惑わされない判断力が育成できます。

未来を生き抜くために、多重視点を身につけましょう。

 

職場の教養 感想5月27日(土)「呼吸一つで」

おはようございます。@ukara91です。
5月27日(土)の職場の教養は「呼吸一つで」です。

呼吸一つで

職場の教養5月27日の画像

 私たちは毎日、「呼吸」をしながら生きています。心地よいと感じる呼吸の仕方を覚えると、仕事に対する集中力や充足感が高まることがあります。
 ストレスを感じやすい人は、いつのまにか浅く速い呼吸になっていることが多いといいます。それは不安や緊張等のネガティブな感情によって、心と体をリラックスさせる副交感神経の働きが低下するためといわれています。
 呼吸が浅い時は脳に届く酸素量が減少します。それがネガティブな感情を増幅させる要因となります。加えて心がより不安定になりやすく、自律神経のバランスが取りづらくなる等、悪循環に陥る可能性があります。
 呼吸は自分でコントロールすることができます。呼吸が浅く速いと感じたら、意図的にゆっくり深い呼吸を心がけると、全身に酸素が十分に回るようになり、ネガティブな思考が減って、心が整っていくことでしょう。
 心身ともに健康に導く呼吸法は数多くあります。深い呼吸でパフォーマンスを上げて、仕事に臨みたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月27日(土)「呼吸一つで」より

<今日の心がけ>
深い呼吸を意識しましょう

呼吸一つで 感想

職場の教養5月27日の画像

イライラしたりしてる時は、呼吸が浅く速くなっています。
イライラをコントロールすることは難しいですが、呼吸の速さを調整することは、意識すればできるものです。イライラと呼吸は連動していますので、呼吸の速さを調整することができれば、イライラもコントロールできるようになってきます。
呼吸に意識を向けることは、感情や思考のコントロールにつながり、人生の幸福度を高める事のできる方法なのかもしれません。

職場の教養 感想5月26日(金)「古典を味わう」

おはようございます。@ukara91です。
5月26日(金)の職場の教養は「古典を味わう」です。

古典を味わう

職場の教養5月26日の画像

 文学や絵画等の芸術作品の中で、長い年月を経てもなお、現代において多くの人に鑑賞されている作品のことを古典といいます。
 長い年月の間に多くの人に愛され続け、現代まで生き残った古典には、時代を経ても飽きられない魅力があるということでしょう。
 ただ、古典文学は古い時代に書かれているため内容が難しく、一度読むだけでは理解が深まらないことも多いので、繰り返し読むことが大切です。
 英語学者の故・渡辺昇一(わたなべしょういち)氏は、「繰りかえして読むと、注意が内容の細かい所、面白い叙述の仕方にだんだん及んでゆく」と述べており、同じ本を反復して読む「精読(せいどく)」を勧めています。
 小説や映画等、日々新たな芸術作品が生み出されていく中で、一度鑑賞した作品を再度観たり読んだりすることは、そう多くはないのではないでしょうか。
 古典に手を伸ばすのが億劫な場合でも、過去に鑑賞して感動した作品を再度味わい、自分にとっての古典を見つけ、人生を充実させたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月26日(金)「古典を味わう」より

<今日の心がけ>
古典の良さを見直しましょう

古典を味わう 感想

職場の教養5月25日の画像

 古典というのは、古いのに現代にも通じるその分野の基礎が散りばめられている教科書的な存在で、学びがあります。噛めば噛むほど味がでる古典から基礎を学び、それを応用してみることで、古典の味をさらに深めていきましょう。

職場の教養 感想5月25日(木)「日に一度」

おはようございます。@ukara91です。
5月25日(木)の職場の教養は「日に一度」です。

日に一度

職場の教養5月25日の画像

 ピアニストのイグナッツィ・ヤン・バデレフスキの言葉に「練習を一日休むと自分にわかる。二日休むと批評家にわかる。三日休むと聴衆にわかる」があります。
 Nさんは書道が趣味なのですが、小筆で仮名を書くのが苦手でした。<同じ書道を習っている周りの人たちは上手なのに>と、書いてはあきらめ、数日後にまた再開という状態が約二十年続きました。
 しかし、毎日書くことが上達の秘訣だと思い、短時間でもとにかく毎日小筆で仮名を書くことにしました。三年程継続し、ようやく人並みに書けるようになってきたと実感できるようになりました。
 以来、Nさんは書道に限らず、何か上達したいと思うことがあると、短時間でも毎日取り組むことにしました。するとそれぞれに上達していくことがわかり、一日一回が上達のカギであることをますます実感するようになりました。
 毎日行なうためには、時間と場所を決めるなど習慣化させることが肝心です。
そうすれば義務感もなくなり、自然に取り組むことができるでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月25日(木)「日に一度」より

<今日の心がけ>
短時間でも毎日取り組みましょう

日に一度 感想

職場の教養5月25日の画像

 どんなに好きな事でも、それを毎日行うことは大変なことです。
しかし、習慣化してしまうと「大変」と感じなくなります。習慣化の良い例は「朝食」「昼食」「夕食」です。毎日意識してご飯を食べるとなると大変かもしれませんが、あたりまえに、食べなければいけないこととして習慣化されている食事を苦に感じる人は少ないでしょう。習慣化=意識を介さずに全自動で動ける というような意味ですので、好きなことは習慣化できるように工夫すると良いと思います。

職場の教養 感想5月24日(水)「変わるきっかけ」

おはようございます。@ukara91です。
5月24日(水)の職場の教養は「変わるきっかけ」です。

変わるきっかけ

職場の教養5月24日の画像

 H社長は、資本提携している子会社の経営を任されることになりました。
 その子会社は、社員のモチベーションが低く、業績が長年にわたり低迷しており、社内全体でもメリハリが感じられませんでした。
 初日の朝礼で全社員に挨拶を行なった直後に役員と各部署を回る際、エレベーターの中で何人かの社員と会いました。しかし、その社員たちは、H社長に挨拶をすることもなく、会話を続けていました。
 意識改革の必要性を感じたH社長は、挨拶の意識づけから始めました。すぐに成果は出ませんでしたが、続けていくと、社内の雰囲気も良くなっていきました。
 また、営業部と商品開発部は、対立することが多く、関係性が悪い状態が続いていました。しかし、挨拶の徹底をきっかけに関係は改善され、互いの部署が連携を強化したことで、新商品を完成させることができました。
 少しの意識や行動の変化が、自身の成長につながります。何かに行き詰まったら変化をつけて、状況を好転させるきっかけにしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月24日(水)「変わるきっかけ」より

<今日の心がけ>
成長のきっかけをつくりましょう

変わるきっかけ 感想

職場の教養5月24日の画像

 何かに行き詰まった時は、基本動作をしっかり丁寧に行うことが一番効果があるとおもいます。朝や帰りの挨拶、「いただきます」「ごちそうさまでした」「ありがとうございます」「よろしくお願いします」など、基本動作の言葉をしっかりと心を込めて発することで、行き詰まりの「詰まり」が取れていくのではないかと思います。
余計なことを色々考えてしまい、それが「詰まり」の原因になることが多いです。基本の言葉を意識して、「詰まり」を流していきましょう。

職場の教養 感想5月23日(火)「話し方」

おはようございます。@ukara91です。
5月23日(火)の職場の教養は「話し方」です。

話し方

職場の教養5月23日の画像

 周囲とより良い関係を築くためには、明るい挨拶や返事をするのはもちろん、相手に思いや考えを伝える際の話し方も大切になります。
 Aさんは、母との会話にストレスを感じることが多くなっていました。母は年齢を重ねるごとに、何度も聞き返すようになりました。そのため、Aさんはイライラすることが増えていったからです。
 最近、必要以上に大きな声で話したり、感情的な言葉を使ってしまったりして、後から自己嫌悪に陥ることが増えていました。
 <どうにか穏やかに接することはできないか>と考えたAさんは、自分の話し方を変えてみることにしました。母の顔を見ながら少し大きめの声で、ゆっくり、はっきりと話すことを意識して接しました。
 するとスムーズに会話ができるようになったのです。これまでの話し方の悪さを反省したAさんは、その後、穏やかに話すことを心がけるようになりました。
 話し方に注意して、円滑なコミュニケーションを意識するようにしましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月23日(火)「話し方」より

<今日の心がけ>
ていねいな話し方を意識しましょう

話し方 感想

職場の教養5月23日の画像

 「人」と「人」がコミュニケーションをとるには、言葉が欠かせません。
「言葉」の補足として「表情」や「動き」がありますが、相手に内容を理解してもらうには、やはり言葉が重要になります。
言葉の使い方は、自分と相手では異なる事があるし、相手の体調や環境によっては、いつもと交わしてる言葉でも、違う意味に捉えられてしまうこともあります。
そう考えると、言葉は生き物なのかもしれません。

相手の状況をよく観察し、言葉を選んで交わしましょう。