朝礼を活かす

おはようございます。@ukara91です。
5月1日(金)の職場の教養は「朝礼を活かす」です。

朝礼を活かす

 本誌を活用した朝礼には、社会人としての人間性を高め、企業の方向性やトップの意思を確認し、チームワークの向上を図るなどの狙いがあります。
 その一方で、堅苦しく感じたり、人前で話すことに抵抗を感じるなど、なかなか前向きに取り組めないこともあるようです。
 朝礼の効果を上げて、参加者一人ひとりにとって、より有意義なものにしていくには、参加者がほんの少し、心の持ち方を変える必要があります。
 例えば、「職場の教養」の感想を述べる際には、しっかり予習をして感想を準備しておくことです。ほかの方法として、朝礼で初めて本文を読み、直感的に感じたことをスピーチすることもできます。
 前者は感じたことを吟味してまとめることから、物事を深く考察する力を養えます。後者は、感じたことを瞬時にまとめることから、即応力を養えます。
 朝礼の内容を一つひとつ見直し、自身の成長に活用できる要素を見いだして、より良い朝のスタートを切りたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月1日(金)「朝礼を活かす」より

<今日の心がけ>
朝礼を自己成長の場として活用しましょう

朝礼を活かす 感想

 「職場の教養」を活用する際には、この本文を皆の前で読み上げると思いますが、この「読み上げる」ところでも人それぞれ差がでてきます。

 棒読みになる人。抑揚をつけて流暢に読み上げる人。つっかえたり、途中で止まってしまう人。などです。

 読むことが得意や不得手の差もありますが、ほとんどは、字を理解する力。読解力だと思います。普段会話がスムーズにできる人でも、「言った・言わない」のようなトラブルが起きがちな人は、ひょっとしたら「職場の教養」の読み上げが苦手かもしれません。

 また、感想の発表も予習をしてから述べる人と、直感で述べる人で別れますが、両者は価値観の違いがあるのかもしれませんよね。
どちらが良い悪いではありませんが、「人と人は違うんだ」というのを、こんな朝礼の一コマの中でも充分に感じることができます。

これらの違いを楽しめるようになると、人生は、より充実してくるのでしょう。

苦手な先輩

おはようございます。@ukara91です。
4月30日(木)の職場の教養は「苦手な先輩」です。

苦手な先輩

 Sさんは、同じ職場のある先輩とのやり取りが苦手でした。
 苦手意識を持つようになったきっかけは、挨拶でした。Sさんが「おはようございます」と声をかけると、先輩から「声が小さい」と一喝されるのです。
 後日、「おはようございます」と声高らかに挨拶すれば、「うるさい」と言われる始末です。以後、仕事の連絡や報告も億劫になっていきました。
 <これではますます悪循環にはまる>と思ったSさん。まずその先輩の行動をよく観察してみることにしました。またその先輩と上手につきあっている同僚は、どのような行動をしているのかも観察し、先輩への挨拶の改良をしていきました。
 先輩との挨拶を重ねる中でSさんは、相手の状況に応じて挨拶をすることを学び、先輩への苦手意識が払拭されていきました。その後、部署異動になったSさんを、先輩は「頑張れよ」と、強く抱きしめて送り出してくれたのです。
 「挨拶」から鍛えてくれた先輩は、Sさんにとって、苦手な人から妥協のない「応援者」となり、かけがえのない存在になったのでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月30日(木)「苦手な先輩」より

<今日の心がけ>
周囲の行動からヒントを得ましょう

苦手な先輩 感想

 社会にでて就職すると、人との触れ合いや、苦手な人とも仕事をしなければなりません。今はフリーで活動できる環境が整っているので、苦手な人をブロックしながら収入を得ることも容易くなりましたが、まだ多くの人は、苦手な人の克服にも苦しんでいることと思います。

 苦手な人を克服するには、その人をよく知ることが必須です。そして、その克服するという事を「苦しい事」と感じていては、その人をよく観察して知ることはできないんだと思います。

 「苦手な人」が自分の周囲に現れた時は、「成長するチャンス」です。自分の生まれ育った環境や今までの経験では理解できない感覚を、その苦手な人は「持っている」からです。

 「成長するチャンス」なのですから、その人をよく観察してみましょう。そうしてみると「あぁ、そうだったのか」と思うことが沢山あるはずです。

 自分とは違った物事の捉え方をしたり、物事の捉え方は同じだけど、それに対する反応の仕方が違ったりと、自分と違う人の思考や感覚を知る事で、自身の思考にも幅が生まれてきます。

 自分と違う感覚の人の思考を学び、自身を成長させていきましょう。

販売員と乗客の関係性

おはようございます。@ukara91です。
4月29日(水)の職場の教養は「販売員と乗客の関係性」です。

販売員と乗客の関係性

 営業職のKさんが特急電車に乗った時の出来事です。左後ろに座っていた乗客が車内販売員を呼び止め、車内ワゴンから飲み物を選びました。
 販売員が「お支払いは現金ですか、ICカードですか」と尋ねました。乗客は「どちらのほうが処理しやすいですか」と販売員を気遣う言葉をかけたのです。
 販売員は乗客の気遣いに恐縮しながらも「本日は混み合っておりますので、ICカードですとスムーズにお支払いいただけて助かります」と答えました。すると、お互いに笑顔がほころび和やかな雰囲気となったのです。
 Kさんは驚きました。<買い手は対価を払うのだから、丁寧な対応やサービスを享受するのは当然で、あくまでも売り手が気遣う側>と考えていたからです。
 これまで「私は客だ」と言わんばかりにぞんざいな対応をしていたことに深く反省したのでした。
 この一件に遭遇してから、Kさんは、<客の立場であっても、売り手の立場を気遣えるようになりたい>と決意したのでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月29日(水)「販売員と乗客の関係性」より

<今日の心がけ>
相手の立場に立って行動しましょう

販売員と乗客の関係性 感想

 「他人の態度は自分の鏡」といいます。
この言葉を逆手にとれば、周囲の人を楽しませたり笑顔にさせれば、自分も楽しい気分になるという事です。

 自分の気持ちのコントロールってけっこう難しいですが、周囲を喜ばせる方法は色々ありますよね。

元気な挨拶

ちょっとした一言をかける

など、簡単な事で、周囲の人を気持ちよくさせることはできます。
こういった事は全て自分に跳ね返ってきますので、やらない手はないですよね。

ですので僕は「他人の態度は自分の鏡」を「他人は自分の鏡」と考えるようにしています。

新しい仲間

おはようございます。@ukara91です。
4月28日(火)の職場の教養は「新しい仲間」です。

新しい仲間

 日本の旧暦では、四月を「卯月(うづき)」といいます。
 新暦では四月下旬から六月上旬にあたるこの季節は、卯の花が咲く時期です。
「卯の花月(うのはなつき)」を略して、「卯月」となったといわれています。
 また、「卯月」の「う」は、「初(はつ)」「産(さん)」を意味し、一年の最初を意味しているなど由来は諸説あります。
 日本において四月は、会社や学校、国の予算など新年度が始まるところが多くあります。皆さんの職場には新しい仲間が入ってきたでしょうか。
 長くその部署にいると、自分では気づかないうちに慣れだけでなく、現状維持に甘んじている場合があります。新しい仲間は、今まで気づかなかったことを時に教えてくれるでしょう。
 職場は多くの人の多様な意見によって、活性化されていきます。互いの立場を理解し協力し合って、より良い仕事をしていきましょう。
 新しい始まりに、自身の気持ちも新たにして、業務に邁進しましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月28日「新しい仲間」より

<今日の心がけ>
心新たに働きましょう

新しい仲間 感想

 時代は移り変わって行きます。今の時代に活躍する人でも、時代が変わるとその人は活躍できなくなることもあります。今活躍する人だけでチームを組んだら、時が変わった時、そのチームはどうなるでしょうか。

 質の違う人どうしが同じチームにいる事で、気づけない事が気づけたり、自分とは違う考え方を吸収できたりと、成長の幅が広がるものだと思います。

自身と同じような質の人どうしで切磋琢磨するだけではなく、成長の幅も考えて質の違う人から新しい視点を吸収していきましょう。

明確な断り方

おはようございます。@ukara91です。
4月27日(月)の職場の教養は「明確な断り方」です。

明確な断り方

 新入社員歓迎会や花見などの恒例行事を行い、親睦を深める職場も多いでしょう。
 かつて、新入社員の歓迎会の幹事を任されたAさんは、出欠確認をしている時に感じたことがあります。社内で出欠確認をしていると、曖昧に返答する人の多さに気づいたのです。
 「検討しておきます」「その日は仕事が忙しい時期なので、考えておきます」というように、参加でも不参加でもない答えが返ってくるのです。
 最終的に、出欠を確認してみると「検討します、考えます」と曖昧な答えをした人が「参加する」に転じたものは多くありませんでした。
 しかし、「先約があるので、参加できません」と最初に答えた人は、予定していた用事がなくなると、喜んで参加することが多かったのです。
 人間関係の構築が得意な人ほど、断る時の回答を早めにしています。曖昧な答えをすると、「はっきりしない人」という印象を与えることもあるでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月27日(月)「明確な断り方」より

<今日の心がけ>
即断即決を心がけましょう

確な断り方 感想

 明確な回答ができない方は、「出たくない」か「すぐに出れないというと印象を悪くするかもしれない」と考えすぎてしまうようです。

今日の職場の教養のとおり、はっきりと回答しないと「いつもはっきりしない人」という印象を植え付けてしまうので、回答は即断即決を心がけましょう。

 予定が確認できない場合は、「予定を○時までに確認し、明日までに回答いたします」と返答すれば、これは即断即決の回答という事になります。

 でたくない場合でも、嘘にならないようにハッキリと「出れない」や「出ない」の回答をした方が良いです。人の印象を気にしすぎる方が印象が悪くなると心がけたほうが良いと思います。

歌で心を見る

おはようございます。@ukara91です。
4月26日(日)の職場の教養は「歌で心を見る」です。

歌で心を見る

  思いつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせば覚(さ)めざらましを
 平安時代の歌人(かじん)である小野小町のこの和歌は、<思い続けながら寝入ったからあの人を見ることができたのでしょうか。夢だと知っていれば目を覚まさなかったのに>と、自らの気持ちを正直に詠んでいます。
 このように、小野小町が和歌で描いた恋の歌は、千年以上の後を生きる現代の人々の恋愛観や女性の美学に強く影響を与えたといわれています。
 和歌は、作者が気持ちを素直に文字として形に表します。それを読み手が気持ちで捉えるというつながりは、千年以上の時空を超えて、現代の私たちに、その一端を届けてくれます。
 その過程の中で大切なことは、自分自身に正直になって読んでみることです。嘘偽りが介在していては、小町が描いた思いを感じ取れないでしょう。
 和歌を通じて、目には見えない心に、真っ直ぐ目を向けることで、今まで感じることのできなかった、新たな自分に出会ってみてはいかがでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月26日(日)「歌で心を見る」より

<今日の心がけ>
和歌から自分の心に目を向けましょう

歌で心を見る 感想

 心は目に見えないので、自分の心も他人の心もどんな形でどんな大きさなのか?は解りません。この解らないものを、その人の発する言葉や表情から読み解いていくことが、「おもしろい」という事で、和歌が昔から親しまれているように思います。

 「思ひつつ 寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを」

この和歌を男性が詠んでいるとしたら、その男性の心を読むのは僕には難しいですが(笑)、女性がこの和歌を詠んでいるという事で、情景が浮かんできますよね。

 現代のようにインターネットやYou Tubeの無い時代に、言葉で想像力をふくらませて情景を映像化させるというのは、とても深いエンターテイメントですよね。

観音さまも「音を観る」と書きますよね。心も音も目には見えませんが、それを見ようとすることで、思考力が深まり、人として成長するという何かのメッセージかもしれません。

耳の痛み

おはようございます。@ukara91です。
4月25日(土)の職場の教養は「耳の痛み」です。

耳の痛み

 Mさんは昨年末に、片方の耳が聞こえにくくなりました。
 職場にかかってくる電話の音や、同業の声を明瞭に感知できなくなり、病院に行きました。原因は耳垢で耳の中が塞がっていたためでした。
 Mさんは耳鼻科に行き、塩水で耳垢を柔らかくして、取り除く処置をしましたが、治療中の痛みは半端ではありません。
 ほとんどが取り残しになり、次回、来る前に薬を点耳(てんじ)しての再院を勧められました。しかし、治療に伴う痛みが脳裏から離れず気が進みません。
 職場に戻り上司に報告すると、「年末の大掃除ができてよかったね」と言われたのです。<そうか大掃除なんだ>と自分なりに納得しました。
 そして、Mさんは年末のあわただしさの中、職場の人の話に耳を傾けず、家庭では妻の話をおざなりにしていたことを思い出したのです。
 二回目は少しの痛みで処置が終わり、ホッとしたMさん。耳がすっきりとしたように、心の風通しもよくしていこうと思ったのでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月25日(土)「耳の痛み」より

<今日の心がけ>
嫌がる心を捨てましょう

耳の痛み 感想

 目が見えなくなったり、匂いを感じることができなくなったり、音が聞こえなくなったりしたら通常の生活に支障をきたしますよね。

 ちょっとの痛みと普段の生活を天秤にかけたら、ちょっとの痛みぐらいは耐えられるはずです。普通の生活を当たり前にできるために働いてくれる目や鼻、耳にも感謝しながら、メンテナンスを怠らないようにしましょう。

緊張感を持つ

おはようございます。@ukara91です。
4月24日(金)の職場の教養は「緊張感を持つ」です。

緊張感を持つ

 思いもよらない自然災害で、交通機関が麻痺することがあります。会社員のTさんも、それによる交通トラブルに巻き込まれた一人です。
 その日は、夕刻に大切な商談の予定がありました。しかし、未明の台風によって早朝の電車が止まってしまいました。その後の駅は、大混雑となったのです。
 電車が遅れたため、会社に寄る時間がとれず、必要な書類の準備も整いません。移動中も慣れない駅での乗り換えに手間取り、右往左往するだけでした。
 Tさんはこの時、電車が動くこと、普段、当たり前のように思っていたことが、実はそうではなかったことを痛感したのです。
 その日から、いざという時のために、最低限仕事に必要な物は会社と自宅の両方に備え、これまで知らなかった幾通りかの通勤ルートも調べました。
 Tさんは、<いつ何が起こるかわからない>という意識を持ちながら生活するようになったことで、仕事の取り組み方が大きく変わったといいます。
 物と行動と心の備えを万全に、緊張感を持って業務に取り組みたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月24日(金)「緊張感を持つ」より

<今日の心がけ>
緊急時の備えを万全にしましょう

緊張感を持つ 感想

実際に、「いつ何が起きるかわからない」時代です。
通勤電車が止まるなんてことは、結構しょっちゅう起きてますよね?

止まった際に、代替えのバスはどのルートで通る便があるか?時間は大丈夫か?バスも止まった場合に、会社近くのホテルは何軒ぐらいあり、価格はどのぐらいか?などは、最低限知っておくべきだと思います。

 僕は新潟県の地方暮らしですが、雪が降ると渋滞しやすい道や、通れなくなる道などあります。そういった時に、どの道が渋滞しやすいか?知っていないと必ず遅刻してしまいます。

 本当に、いざという時はすぐに来ます。その時に「知っていた」「知らなかった」の違いが命に関わる事もあるかもしれません。

 平穏な時に、できるだけ「いざという時」を予測して、行動しておく事が大切です。普段電車通勤の方は、たまにバスで通勤したりしたらいかがでしょう。
車通勤の方は、普段と違うルートの開拓してみたらいかがでしょうか?

 「備えあれば憂いなし」この言葉が身に染みる時代ですね。

滑り止めマット

おはようございます。@ukara91です。
4月23日(木)の職場の教養は「滑り止めマット」です。

滑り止めマット

 K氏には、高校2年生になる娘がいます。娘はスマートフォンで、気に入った芸能人の映像を見るのが日課でした。
 ある日の夕食の時間、食事中にスマートフォンに目をやる娘の姿を見て、またかと思ったK氏は、「食事の時間にスマホはするな!」と一喝したのです。
 食卓は一瞬にして重い空気に包まれました。娘の話を制し、食後2階の自室に籠もっていたK氏は怒りを引きずりながら階段を降りていました。その途中、足を滑らせ、腰を床に激しく打ったのです。その音は家中に大きく響きました。
 翌朝、痛い腰をかばいながら階段を降りると、そこには昨晩、娘がホームセンターに出向いて買い求めた、滑り止めのマットが敷かれていたのです。
 その後、昨夜の食卓での一件を妻が話してくれました。娘は、学校からの緊急メールを読んでいて、芸能人の映像を見ていたのではなかったのです。
 K氏は先入観に縛られていた、自分の早とちりを反省し娘に詫ました。そして、<相手の話をよく聞かなければいけない>と痛切に思いました。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月23日(木)「滑り止めマット」より

<今日の心がけ>
先入観をなくしましょう

滑り止めマット 感想

 先入観で人に迷惑をかけたことの無い人なんでいるのでしょうか?
それだけ、先入観に気をつけていたとしても、つい、はやとちりしてしまうものですよね。

 先入観は、おそらく無くす事ができないものだと思います。だからこし、常に相手に確認して、自分勝手に妄想しないように、気になる事には必ず確認することを怠らずにいたいものです。

老いたればこそ

おはようございます。@ukara91です。
4月22日(水)の職場の教養は「老いたればこそ」です。

老いたればこそ

 幼子(おさなご)を育てる親にとって、我が子の日々の成長は新鮮な感動を与えてくれます。
 「初めてしゃべった」「歩きはじめた」など、子供の成長に伴う変化は、喜びを持って迎えられます。
 一方で、加齢に伴う体の変化は、足腰が弱くなる、小さな文字が見えにくい、耳が遠くなるなど、どこか寂しさや情けなさ、あるいは悲しさという印象で捉えられがちです。
 加齢による体の変化からは、誰も逃れられません。では、どう受け止めるべきでしょうか。それは、あっさりと穏やかに受け入れる他ないのです。
 <こんなこともできなくなった>という思いは横に置いておき、「長い間きちんと働いてくれてありがとう」と、体の隅々に感恩(かんおん)と慈しみの心を向けてみてはどうでしょう。
 こうした受け止め方によって、加齢に伴う不自由な気持ちは和らぎ、新たな活力が湧いてくるはずです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月22日(水)「老いたればこそ」より

<今日の心がけ>
加齢による体の変化を慈しみつつ迎えましょう

老いたればこそ 感想

思い入れのある物は大切に扱い、時が経過すると骨董品のような扱いになるものがあります。食品も、長期保存することで熟成という呼び方に変わり、価値があがりますよね。

人の体は「物」や「食品」よりも価値が高く、ありがたいものなのですが、ついつい気にせずに乱暴な扱いにしてしまいがちです。

変化していく体を劣化と捉えずに、様々は経験をともにした大切な存在であると認識し、よきパートナーとして最後まで大切に扱いたいものです。