職場の教養 感想2月1日(水)「春は来る」

おはようございます。@ukara91です。
2月1日(水)の職場の教養は「春は来る」です。

春は来る

職場の教養2月1日の画像

 まだ寒い日が続いていますが、暦の上での二月は、「立春」を迎えるなど春の気配が感じられる時期でもあります。
 立春は、一年を二十四に区切った「二十四節気」の一番目で、一年で最も日が短い冬至と、昼夜の長さがほぼ同じになる春分との中間に当たります。
 また、茶摘みで有名な「八十八夜」や、台風のあたり日といわれる「二百十日」などの起算日が立春です。
 先人たちは、このような「二十四節気」や「雑節(ざっせつ)」などの季節の区切りを農耕などに役立てる一方、気持ちを新たにして日々の生活に張りを持たせることにも生かしてきました。
 改めて、私たちの暮らしに目を向けると様々な区切りがあります。例えば朝礼は、仕事に向かう意識に切り替える時間といえます。また、帰宅時の「ただいま」という挨拶は、家庭での時間に切り替わるスイッチになります。
 日々の生活での切り替えを意識して、充実した時間を過ごしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月1日(水)「春は来る」より

<今日の心がけ>
気持ちの切り替えを意識しましょう

春は来る 感想

職場の教養2月1日の画像

 季節の区切りは我々人間にはコントロールできませんが、気持ちの区切りは自分でなんとでもコントロールできます。区切りをつけるには人との挨拶が便利です。
「おはようございます」「いってきます」「いただきます」「いってらっしゃい」など、人と挨拶を行うことで、気持ちはしっかり区切りがつきます。
挨拶を使いこなして、今日も一日リズム良く過ごしていきましょう。

職場の教養 感想1月31日(火)「喉元過ぎれば」

おはようございます。@ukara91です。
1月31日(火)の職場の教養は「喉元過ぎれば」です。

喉元過ぎれば

職場の教養1月31日の画像

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざがあります。その意味は故事ことわざ辞典によると、どんなに熱い物を飲んでも、喉のあたりを過ぎてしまうと、熱かったことなどすっかりと忘れてしまうという意味です。
 また、苦境が過ぎ去れば、その時の苦しさを忘れてしまうことや、支援してもらっても苦しい時を過ぎると、その恩義を忘れてしまうという場合にも用いられます。
 受けた恩を忘れると、感恩(かんおん)・感謝から報恩(ほうおん)の働きへと移行する感性が薄れ、人間関係にも影響が出てくるかもしれません。
 しかし、ことわざにもあるように人は辛い時にしてもらったことでも、時が経つと忘れてしまいがちです。そのため、多くの人から受けた恩を忘れず、<いつかその恩を返せたら>と心の中に感謝の念を抱き続ける必要があるでしょう。
 今年も家族や同僚に対して、些細なことにも「ありがとう」と言葉にして、感謝の心を磨いていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月31日(火曜)「喉元過ぎれば」より

<今日の心がけ>
「ありがとう」と言いましょう

喉元過ぎれば 感想

職場の教養1月31日の画像

 人には、「忘れる」という能力があります。とても精神的に苦しい事が起きても、この能力のおかげで次へ進む事もできます。でも人からお世話になったりした時には、この能力は使いたくないですね。でも、忘れるという能力は常に発揮されてしまうので、定期的に「ありがとうございます」と口にして伝える癖を身につけ、「忘れる」という能力のデメリットを補いましょう。

職場の教養 感想1月30日(月)「観梅(かんばい)」

おはようございます。@ukara91です。
1月30日(月)の職場の教養は「観梅」です。

観梅

職場の教養1月30日の画像

 春に先駆けて咲く花の一つに梅があります。
 梅は中国原産で、諸説ありますが奈良時代以前に日本に渡ってきたとされています。当初は白梅(はくばい)のみが伝来したとされ、万葉集に残されている歌は雪と関連づけて詠(よ)まれているものが多くあります。

 我が園(その)に 梅の花散る ひさかたの 天(あめ)より雪の 流れくるかも

これは大伴旅人(おおとものたびと)の屋敷で行なわれた観梅の宴の際に旅人が詠んだ歌です。<我が家の庭に梅の花が散っている。天から雪が流れてきたのだろうか>と解釈されます。観梅の宴の様子を記した「序(じょ)」から「令和」の文字が採られています。
 当時は外来種で物珍しい梅を見る宴が盛んに行なわれていました。酒を酌み交わしながら梅を愛で、歌を詠むことで、互いの性格や人物をよく知ることとなり、コミュニケーションの場としても一役買っていたのです。
 自然と調和し、互いと調和する日本人の「和」の心を尊ぶ伝統がよく表れています。私たちも職場でより良い関係を育みたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月30日(月)「観梅」より

<今日の心がけ>
和を尊びましょう

観梅 感想

職場の教養1月30日の画像

 昔は、桜を見る文化はあまりなく、梅を見る文化でした。
現代の桜の花見と同じように、梅を見ながら酒を飲み、和を深めていたのでしょう。
とても楽しそうですね。

職場の教養 感想1月29日(日)「伝統をたどる」

おはようございます。@ukara91です。
1月29日(日)の職場の教養は「伝統をたどる」です。

伝統をたどる

職場の教養1月29日の画像

 麻は戦前まで日本人の生活・文化を支える天然素材として、全国津々浦々で栽培され利用されてきました。
 その利用先として、神社のしめ縄、相撲のまわし、茅葺屋根、弓の弦(つる)、和楽器などが挙げられ、日本文化には欠かせない植物といえるでしょう。
 神事に不可欠な「精麻(せいま)」の生産を続けているのは、栃木県の麻農家だけといわれています。夏場の収穫作業の大変さ、精麻加工の手間などから、その担い手の確保が難しく深刻な高齢化が進んでいるのが要因のようです。
 しかしながら近年、麻は枯渇性資源に依存しない、エコな植物として見直されています。成長が早く衣食住すべてに対応できる力もあり、麻の実はスーパーフードとして、健康や美容にも良いと関心が高まってきているようです。
 一万年前から栽培され、日本の文化を支えてきた麻の加工には、先人の知恵が宿っているともいえます。職場においても、会社の歴史や理念をたどることで、埋もれかけている価値が再評価されるかもしれませんん。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月29日(日)「伝統をたどる」より

<今日の心がけ>
先人の知恵に学びましょう

伝統をたどる 感想

職場の教養1月29日の画像

 麻は日本人の精神性にも大きな影響を与えていたようです。
日本は戦争に負け、GHQにより統治されました。現在は独立したかのように見えますが未だに植民地のようなものです。国民が今の社会に疑問を持ち、自ら立ち上がるような気運が高まればすぐに独立できます。そうなれば麻も復活するのではないかと思います。

豊かな日本を取り戻したいものです。

職場の教養 感想1月28日(土)「人を責める前に」

おはようございます。@ukara91です。
1月28日(土)の職場の教養は「人を責める前に」です。

人を責める前に

職場の教養1月28日の画像

 私生活でも、仕事でも、時に人を責める心が出てくることがあります。
 経営者であるD氏は、上京して大学に通う息子が上場企業に就職し、経験を積んでから、自社に入社することを望んでいました。
 ところが、大学を卒業した息子は、故郷に戻りD氏の会社に就職したのです。
数年間は上場企業で経験を積んでほしかったD氏は落胆し、それがいつしか息子への責め心となり、親子のコミュニケーションも減ってしまったのでした。
 そんなある日、D氏は知人から「君も先代である父親の願いを頑(がん)として聞かずに、家業を継いだじゃないか」と言われたのです。D氏も会社の将来などを考慮して、あえて家業を継いだという記憶が蘇りました。
 家業を継ぐよりも、D氏が安定した大企業に就職することを望んだ父の気持ちを思い出すと、息子を責める心がなくなっていったのでした。
 相手を責める心が生じた時には、一度立ち止まって、状況を振り返り、相手の気持ちに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月28日(土)「人を責める前に」より

<今日の心がけ>
相手の気持ちに寄り添いましょう

人を責める前に 感想

職場の教養1月28日の画像

 人を責める心が生まれたときは、自分を責めたいというか自分に負い目を感じているときだと思います。

職場の教養 感想1月27日(金)「立つ鳥跡を濁さず」

おはようございます。@ukara91です。
1月27日(金)の職場の教養は「立つ鳥跡を濁さず」です。

立つ鳥跡を濁さず

職場の教養1月27日の画像

 Gさんは仕事で出張することが多く、ホテルをよく利用します。
 その際、なるべく部屋をきれいに使い、チェックアウトの際にはできるだけ元の状態に戻し、清掃スタッフが必要最小限の手間で済むようにしています。
 例えば、机上の物を移動させたら元の場所に戻す、また、ゴミ箱が一つしかない場合、缶・瓶・ペットボトルは洗ってゴミ箱の横に出しておきます。
 サービスを受ける場合、お金を支払っているのだから自由に振る舞って構わないと思う人も居るかもしれません。
 しかし、仕事をする上では、サービスを提供する立場になることもよくあります。
 その際、お客様から、サービスするのが当たり前と思われるのと、礼儀正しく接してもらうのと、どちらが嬉しいでしょうか。
 ホテルに限らず、様々なサービスや恩恵を受けることに感謝して、提供者に対して、できるだけ礼儀を尽くしましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月27日(金)「立つ鳥跡を濁さず」より

<今日の心がけ>
相手の負担を減らしましょう

立つ鳥跡を濁さず 感想

職場の教養1月27日の画像

 仕事は、誰かの役に立つ事をするから報酬を得られます。ホテルに宿泊してチェックアウト前に部屋を片付けることは、ホテルの清掃員の仕事をし易くするだけでなく、ホテルの清掃員や自分の気分をよくする行為です。これだけでも、誰かの役に立つ行動です。こういった行動をする事で、「誰かの役にたつ」ための自身のアンテナを伸ばすことができ、それは新しい事業を見つけたり育てたりするスキルと似たようなものなのだと思います。

アンテナを伸ばしていきましょう。

職場の教養 感想1月26日(木)「鏡の法則」

おはようございます。@ukara91です。
1月26日(木)の職場の教養は「鏡の法則」です。

鏡の法則

職場の教養1月26日の画像

 自分の行ないを変えれば、周囲の人との関係が好転することがあります。
 営業スタッフのN氏はある日、人とすれ違った時、肩がぶつかってしまいました。その際、お互いに気持ちの良い風習である「肩引き(かたびき)」と称される江戸しぐさを思い起こしました。
 数日後、他人と行き違う際、体を斜めにし、相手が通りやすいように少し寄ってみたのです。すると、自分の写し鏡とも思えるように、相手も同じような姿勢で体を傾け、結果的にお互いの譲り合いが成立したのでした。
 それ以降N氏は、他人と行き違う際に、他人の肩が自分の肩にぶつかることはなくなりました。
 何事も、相手が変わることを期待する前に、まずは自分から主体的に行動することで、周囲との関係はより良いものになります。
 人を変えようとする前に自分を改めればよいのだということを学んだN氏は、その後、社内においても良好な人間関係を築けるようになったといいます。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月26日(木)「鏡の法則」より

<今日の心がけ>
自分の行動を省みましょう

鏡の法則 感想

職場の教養1月26日の画像

 自分が変える事ができるのは、自分だけ。他人を変える事はできません。目の前に映る他人は自分が投影した映画の出演者のようなものです。他人の行動が面白くないと感じたなら、その他人を投影した自分になにか原因があると考えると解決策が見えてきます。この世は鏡のようなものです。

職場の教養 感想1月25日(水)「新しい靴」

おはようございます。@ukara91です。
1月25日(水)の職場の教養は「新しい靴」です。

新しい靴

職場の教養1月25日の画像

 事前準備を怠らなければ、あらゆるトラブルを防ぐことができます。
 Mさんは、新年になると必ず靴を新調するようにしています。新鮮な気持ちで仕事に向かうと、活力がみなぎってくるからです。
 昨年、新年の挨拶回りのため、地方で長期の出張を予定していたMさん。当日、新調した靴を履いて空港まで移動し、飛行機に搭乗する際、踵に少し違和感を覚えました。
 足を見ると、靴擦れを起こし、出血してしまったのです。<新しい靴を履いてきたからだ>と思いましたが、すでに後の祭りです。仕方なく近くにあった薬局に立ち寄り、絆創膏を購入して応急処置をしました。
 その後は、ずっと足を気にしながらの移動となってしまいました。Mさんは長期の出張の際、履きなれていない靴を使う時は、事前にしっかり履きならしておくべきたったと反省したのです。
 このような失敗をしないためにも、準備はしっかりしておきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月25日(水)「新しい靴」より

<今日の心がけ>
事前準備をしっかりしましょう

新しい靴 感想

職場の教養1月25日の画像

 仕事でもなんでも事前準備はとても大切です。仕事の場合は事前準備や段取りが全てといっていいかもしれません。
事前準備をしっかりしておくと、自信がつきます。その状況で突発的な出来事が起きてもその自信から冷静に対応できるものです。
準備の時間をしっかりととりましょう。

職場の教養 感想1月24日(火)「飛躍のために」

おはようございます。@ukara91です。
1月24日(火)の職場の教養は「飛躍のために」です。

飛躍のために

職場の教養1月24日の画像

 2023年の干支は「卯(う)」です。卯(うさぎ)は跳躍する姿から「飛躍」「向上」を象徴するものとして親しまれ、新たな挑戦をするのに最適な年とも言われます。
 新年を迎えた1月に、新たな目標を定める人も多いでしょう。自ら掲げた目標を達成するためには、自身を律する強さや日々の努力が欠かせません。
 目標達成のためには、長い時間をかけて一気に取り組むより、短い時間で毎日行えるものが良いとも言われています。ハードルが下がり、日々向き合いやすくなるからです。例えば1日のうち15分読書をするでも良いでしょう。
 また、苦しくなったときは笑顔で取り組むことも大切です。何事も前向きに捉えれば、たとえ辛くても、更なる飛躍が望めるでしょう。
 もちろん飽きが生じたり、嫌になったりする時もあるため、継続は簡単ではありません。その際にいかに踏ん張れるかが、成否の分かれ目となります。
 「千里の道も一歩から」と言います。しっかりとゴールを見据え、日々取り組んでいくことで、新たな未来が切り開かれていくのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月24日(火)「飛躍のために」より

<今日の心がけ>
一歩ずつ歩みを進めていきましょう

飛躍のために 感想

職場の教養1月24日の画像

 一歩ずつ歩みを進めるためには、まず最初の一歩を踏み出しましょう。あまり考えずに踏み出してしまうことが大切です。踏み出してしまった後に、歩みながら色々と考えていきましょう。

職場の教養 感想1月23日(月)「みかん作りの継承」

おはようございます。@ukara91です。
1月23日(月)の職場の教養は「みかん作りの継承」です。

みかん作りの継承

職場の教養1月23日の画像

 みかん農家を営むEさんは、三十年ほど前に父親から仕事を受け継ぎました。
そして、安心・安全なみかんの栽培方法は残す一方、販売方法を見直しました。
 それまでは、収穫したみかんを地域の共同選果場(きょうどうせんかじょう)を経由して出荷していました。しかし、それをやめて個人出荷に切り替えることにしたのです。
 共同選果場を抜けることについて、周囲からは大反対されました。そのことで、父親に相談すると、「やってみたらいい」と背中を押してくれたのです。Eさんは直接スーパーへ営業に回り、パソコンを使った販売も試みました。
 その当時はインターネットが普及していなかったため、個人出荷に切り替えた年の売上は惨憺(さんたん)たるものでした。それでも根気よく営業努力を続けました。
 すると年々、Eさんのみかんを扱いたいというスーパーが増えていきました。
またネットを介してEさんのみかんを求めるお客様の注文も増えました。
 みかんの美味しさと安心・安全性は継承しつつ、変えるべきことは変えていきながら、日々Eさんはみかん作りに励んでいます。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月23日(月)「みかん作りの継承」より

<今日の心がけ>
変化を恐れず進みましょう

みかん作りの継承 感想

職場の教養1月23日の画像

社会は変化していくので、継承したものを変化させていくことは必要だと思います。ただし、「昔ながらの製法のみかん」は残していた方が、価値はますます高まっていくのでしょう。
共同選果場も社会の変化とともに作られたものだと思います。今の時代なら木一本分のみかんをそのまま販売することで、同じ木でも味の違うみかんを感じてもらったりする方が、魅力的だと思います。
「温故知新」が大切だと思います。