職場の教養 感想3月31日(水)「震災の記憶」

おはようございます。@ukara91です。
3月31日(水)の職場の教養は「震災の記憶」です。

震災の記憶

 平成二十三年に発生した東日本大震災から、十年の年月が過ぎました。
 これからも震災による犠牲者への追悼と鎮魂、震災の記憶を後世に伝え、復興に対する支援を続けていくことでしょう。
 プロ野球界では、仙台を地元とする東北楽天ゴールデンイーグルスに注目が集まり、同年はパリーグ五位、翌年は四位、翌々年には優勝を果たしました。
 その後、クライマックスシリーズを制したことで、日本シリーズが初めて東北の地で開催されることになりました。宮城球場で行われた日本シリーズ第七戦、イーグルスが勝利して初となる日本一に輝いたその日は、十一月三日でした。
 三月十一日の月と日をひっくりかえしたその日は、震災で涙に濡れた東北が大きな歓喜に包まれて、笑顔が弾けた日と記憶する人も少なくないでしょう。
 悲しみの過去をなかったことにはできませんが、立ち上がって明るい未来へ向けて歩みを進められるよう今一度、被災地に目を向けていきましょう。
 震災の記憶を忘れずに前進していきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月31日(水)「震災の記憶」より

<今日の心がけ>
復興に向けて支援を続けましょう

震災の記憶 感想

震災の記憶は忘れずにいたいですが、ある程度あの時の記憶が風化していないと、耐えられない人も多いのだと思います。

被災地に起きた事と、これからの復興には目を離さないようにしながら、でも、苦しすぎる過去はある程度時の流れに風化させていくことも必要だと思います。

職場の教養 感想3月30日(火)「つながる」

おはようございます。@ukara91です。
3月30日(火)の職場の教養は「つながる」です。

つながる

 Nさんは父親から受け継いだ建設会社を経営しています。建暦を過ぎて、次の代への事業継承について思案していました。
 有力候補である大学生の長男の遊んでばかりいる姿をみて、「しっかり勉強しないと跡継ぎになれないぞ」と強い口調で注意しました。すると長男は、「跡継ぎになんかならないよ」と言い返してきたのです。
 この件を先輩に相談したところ、「ところであなたは親孝行をしていますか?」と質問されました。両親は他界していることを伝えると、「亡くなられても同じこと。生きていると思って親孝行してください」とアドバイスされました。
 Nさんは、毎朝亡き両親の遺影を見て、語りかけることにしました。そのようなある朝、どんな時も微笑みを絶やさず人と接していた父の顔が脳裏に浮かび、突然涙が流れ、心の中でつながり合っている安心感を得たのです。
 以来、家族や社員に亡き父のような笑顔で接したところ、長男との関係が改善しました。長男は現在Nさんの会社に就職し、後継者を目指しています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月30日(火)「つながる」より

<今日の心がけ>
両親の良い点を学びましょう

つながる 感想

先祖から命が繋がれてきて、今の自分があると自覚した時、とても優しくて強い気持ちになれるのかも知れません。
例えば、他人からいじめられた時、自分ひとりなら戦う勇気も出せない人も多いと思いますが、先祖代々繋がれてきた命だと自覚すると、自分の後ろにはご先祖さまがたくさんいて、自分を応援してくれていると実感することができます。
また、自分がいじめられるということは、先祖のみんなもいじめられるという事です。

そう感じると、勇気100倍。自分ひとりなのに、チームで戦っているような充実感が芽生えてくるのです。

「つながる」を意識することで、受け継がれてきた力の使い方を身につけるのかもしれません。

職場の教養 感想3月29日(月)「平常心を保つ」

おはようございます。@ukara91です。
3月29日(月)の職場の教養は「平常心を保つ」です。

平常心を保つ

 昨今は刻々と世の中の状況が変わっています。このような激動の時期には、焦りや不安、怒りなどの感情に振り回されないようにすることが肝要です。
 竹田製菓の創業者で「日本一の投資家」と呼ばれた故・竹田和平(たけだわへい)氏の言葉に「苦境に立った時には、変わったことや凄いことをしないと現状を打開できないと思い込み無理な設定をすると、結局は失敗に終わることが多い」があります。
 また、「困難に直面した時には、普段と変わらない当たり前のことを、いつもより少しだけしっかりやる姿勢が何より大切」との言葉を遺しています。
 想定外の事態が起こると、不安や焦りから冷静な判断ができなくなり、ますます事態が悪化してしまうケースがあります。
 自身や身の回りにどんな問題が起きたとしても、まずは深呼吸するなど心を落ち着かせましょう。平常心を保てれば、正しく物事を見ることができます。やがて解決の方途(ほうと)が見つかるでしょう。
 日頃から自分なりの平常心を保つ方法を見つけておきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月29日(月)「平常心を保つ」より

<今日の心がけ>
どんな時にも落ち着いて対処しましょう

平常心を保つ 感想

平常心でいるときが、その人の力が一番発揮されやすいのだと思います。
いざという時に、「火事場の馬鹿力」を発揮したほうが、かっこよく見えますが、それはほんの一時の事で、継続的に物事を解決した事にはなりません。

生まれて育って行く中で、その人が身につけた学びや力を、一番自然に発揮し続けるのは「平常心」です。だから、普段から学びを継続して、「平常心」で発揮できる平均値を上げていくことがよいのだと思います。

職場の教養 感想3月28日(日)「恩を送る犬」

おはようございます。@ukara91です。
3月28日(日)の職場の教養は「恩を送る犬」です。

恩を送る犬

 神奈川県には、犬や猫といったペットと共に入居できる全国的にも珍しい特別養護老人ホームがあります。
 この特別養護老人ホームで飼われているペットに、保健所から引き取った「文福(ぶんぷく)」という名の犬がいます。この犬には、変わった能力があるといいます。
 普段は元気一杯に過ごしている文福ですが、死期が迫っている利用者がいると三日前から部屋の扉の前で項垂れ(うなだれ)、二日前になると部屋に入り、慈しむように利用者の顔をなめ、亡くなるまで寄り添ってくれるというのです。
 飼い主に捨てられ、保健所にやって来たばかりの文福は、表情が暗く引きつり、絶望の色が浮かんでいたように見えたそうです。それが施設に来て、たくさんの利用者から愛情をもらい、その恩返しをしているかのような行動です。
 私たちも数多くの人や物のお陰で、生活することができています。最近では恩返しのほかに、「恩送り(おんおくり)」という言葉も聞かれます。改めて周囲の人や物に心を向け、実際の行動として、感謝の思いを表現してみてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月28日(日)「恩を送る犬」より

<今日の心がけ>
感謝の思いを表現しましょう

恩を送る犬 感想

自分のことだけを考えて生きていても、必ず死はやってきます。
人の為に生きることで、人生は価値が生まれるものなのかもしれませんね。

職場の教養 感想3月27日(土)「口癖で変わる生活」

おはようございます。@ukara91です。
3月27日(土)の職場の教養は「口癖で変わる生活」です。

口癖で変わる生活

 特に意識しないで癖のようによく使う言葉を、口癖といいます。マイナスの口癖には色々な言葉があります。例えば、「でも」や「どうせ」です。
 「でも」を口癖にしていると、相手の話を否定や反対をしてから、自分の話しをすることになります。これは、相手に不快感を与える可能性が高いといえます。
 「どうせ、自分なんかやってもダメだ」のように、「どうせ」は自身を過小評価したり、チャレンジ精神をそいでしまうことになりかねません。
 このように、相手や自分にとってマイナスになってしまう口癖は、できるだけ控えたいものです。
 反対に、プラスとなる言葉には、どのようなものがあるでしょうか。起きてくる出来事を前向きに受け止めて対処する「これがよかった」があります。また、「喜んで」と、楽しく前向きになる言葉などがあります。
 仕事や生活が一層充実するような、プラスとなる言葉を使う習慣を持つようにしましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月27日(土)「口癖で変わる生活」より

<今日の心がけ>
前向きな言葉で生活を充実させましょう

口癖で変わる生活 感想

いつも変な体勢で体を動かしていたりすると、筋や骨に影響がでて健康を害してしまいます。
それと同様に、思考に癖があると、言葉に影響がでて、心を害してしまう可能性があります。

体を害したときには、整骨院などで、筋をほぐしながら整えていくと思いますが、心を害した時は、言葉を矯正しながら思考の癖を整えていきます。

「でも」や「どうせ」とついつい言ってしまった時には、「あ!言ってしまった!」と声に出してみましょう。「どうせ」と言ったことに反省しなくても、「あ!言ってしまった!」と言うのが面倒臭いので、なんとなく矯正されていき、「どうせ」を言わなくなってくるでしょう。

「どうせ」を口にしなくなると、次第に思考も整っていくものだと思います。

職場の教養 感想3月26日(金)「心のオアシス」

おはようございます。@ukara91です。
3月26日(金)の職場の教養は「心のオアシス」です。

心のオアシス

 コロナ禍が続く中、在宅勤務のAさんは、閉塞感を感じ始めていました。
 リフレッシュしようと思った時、脳裏に鮮明に浮かび上がってきたのは、十年前、Aさんが学生時代に参加した、砂漠緑化のボランティア体験でした。
 その砂漠は、中国の内モンゴル自治区の黄河南岸(こうがなんがん)に位置する「クブチ砂漠」です。日本の四国に匹敵する広大な砂漠を初めて見たAさんは、圧倒されました。
 うねった小さな山が連なり、表面には風紋(ふうもん)が描かれ、大自然の芸術作品のようでした。しかし、ひとたび強風が吹くと砂が巻き上げられ砂嵐となります。
 この砂の大地にボランティアの人たちが植えたポプラの美しい緑の森が広がっていました。森は生物を育み黄砂の発生を抑えることを知ったのです。
 自然の美しさと厳しさを体感したAさんは、帰国後、街路樹の緑を見ても、花を見ても感動するようになっていました。それを思い出し、デスクの周辺に緑や花を置くようにすると、次第に心に潤いを感じられるようになりました。
 その後、Aさんは、仕事に向かう元気が湧いてきたのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月26日(金)「心のオアシス」より

<今日の心がけ>
自然に目を向け心を癒やしましょう

心のオアシス 感想

植物と人は共生関係にあると言えます。
植物には二酸化炭素が必要で、人には酸素が必要だから、お互いが生きている事が、共生になっているのです。

二酸化炭素排出を抑える運動が盛んですが、そうすると、植物にとっては餌が減るという考え方もできます。

植物はかけがえのない地球の仲間です。植物を見ると人は癒やされますが、ひょっとしたら植物は人を見て癒やされているのかもしれません。

職場の教養 感想3月25日(木)「敬意の循環」

おはようございます。@ukara91です。
3月25日(木)の職場の教養は「敬意の循環」です。

敬意の循環

 皆さんは、会社で共に働く人をどのように呼んでいるでしょうか。
 A社で働くIさんは、仕事を指示する際、呼び捨てにしたり、「おまえ」と呼ぶのが癖です。そうした言葉遣いから誤解を生んでしまうこともありました。
 そのようなある日、社長から「我が社では、呼び捨てを禁止する」と全体会議で伝えられました。<自分のことではないか>とIさんはハッとしました。
 以来、A社では先輩後輩、男女を問わず、「○○さん」と呼ぶルールとなりました。その後、社内全体で相手に敬意を示す風潮が形成されていったのです。
 Iさん自身も、年下や部下であっても、敬意を払って「○○さん」と呼んで、一呼吸おいてから仕事の依頼をするようになったのでした。
 すると、次第に、Iさんと社員の間にあった距離感は解消されていきました。
お客様からも、「社内の雰囲気がいいですね」と言われるまでに変貌したのです。
 職場でも家庭でも相手に敬意を示すことは、良き人間関係を構築する基本です。
敬意を払って、相手を呼ぶように心がけていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月25日(木)「敬意の循環」より

<今日の心がけ>
敬意を持って相手を呼びましょう

敬意の循環 感想

年下や部下であっても、組織でその仕事をする上での便宜上の上下関係です。
年上や上司だから人間として上位にあるわけではありません。

特に、目的を遂行するための仕事仲間であれば、指示を出したり、指示を遂行したりの上下関係は大切ですが、お互いに刺激しあい、学び合う存在であることを忘れてはいけません。また、その意識があれば、部下を呼び捨てにするなんてありえない事だと思います。

地球の人口は78億人。その中でわずか数名と仕事をしているというのは、ものすごいご縁がある関係です。そのご縁を活かし学び合い成長していきましょう。

職場の教養 感想3月24日(水)「失敗をしたならば」

おはようございます。@ukara91です。
3月24日(水)の職場の教養は「失敗をしたならば」です。

失敗をしたならば

 仕事でミスをした際に、落ち込んでしまう人、あるいは立ち直るまでに時間がかかってしまう人がいるでしょう。
 失敗やミスは、あまり人には知られたくないものです。しかし、先輩や上司にきちんと報告をして対処しなければ、お客様など不利益を被って(こうむって)しまう人が出る可能性があります。
 失敗やミスをした時は、まずはいったん心を落ち着かせて、それは不注意によるものなのかどうか自分の置かれた状況を見つめ直してみましょう。次にどのように対処するか心を切り替えることが大切です。
 起こったことは変えられません。迷惑をかけた人がいたのであれば、素直に謝りましょう。そして、お客様の不利益につながる場合は、誠意を込めて直ちに謝罪し対応することが大切です。
 失敗やミスは誰にでもあります。その際は「次は同じ轍(てつ)を踏まない」と肝に銘じ教訓にして、次の仕事につなげていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月24日(水)「失敗をしたならば」より

<今日の心がけ>
失敗を前向きに受けとめましょう

失敗をしたならば 感想

 仕事でもプライベートでも、「失敗」から逃げてはいけません。
失敗するということは、行動しているという事です。(行動しなければ失敗もありません)

失敗をきちんと見つめ直し、改善を継続していけば、必ず失敗は克服され、成功へと道は開けますが、失敗したからといって、行動せずその場にとどまっていたのでは、前に道は開けてきません。

失敗したならば、「よし!これで成功への道へ一歩前進だ!」と意気込みながら、失敗の原因もキチンと分析した上で、改善し、また前へ進んで行きましょう。

職場の教養 感想3月23日(火)「他人からの注意」

おはようございます。@ukara91です。
3月23日(火)の職場の教養は「他人からの注意」です。

他人からの注意

 他人に注意をされた際、素直に受け入れられる人とそうでない人がいます。
 晴れたある日、Mさんは隣町の公園に車で出かけました。しかし、駐車場は満車です。Mさんは、駐車場が空くのを待っていました。
 すると、数十メートル離れたスペースから車が出たため、そこに駐車しようとしたところ、男性が「ここに停めてはダメだ」と言います。
 Mさんが「先ほどまでほかの車が停まっていましたよ」と言うと、男性は「ここは駐車スペースではない。駐車するとほかの人に迷惑がかかりますよ!」と強い口調で言うのです。
 その瞬間、「そんな言い方をしなくても・・・」と言い返しそうになりました。
しかし、その男性が言っていることはもっともで、その注意がなければ、Mさんは通路を塞ぎ、誰かに迷惑をかけてしまうところでした。
 Mさんは自分の確認不足を反省し、勇気を持って注意をしてくれた男性に感謝をしました。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月23日(火)「他人からの注意」より

<今日の心がけ>
注意されたことを確認しましょう

他人からの注意 感想

「ここに停めてはだめだ」と、少しでも強く指摘されると、「そんな言い方しなくても!」とか、「もう少し優しく言えないのか」など、批判が多く出そうですが、表面上の事はそれとして、相手が言った内容について思考することが大切です。

Mさんはしっかり男性の指摘について考えて、自分の確認不足を反省するなんてすごい冷静な人ですね。

最近は、女性蔑視発言をしたとされたオリンピック委員の会長や、プラスチックのスプーンを有料にするなど発言したとされる大臣がやり玉に挙げられています。
実際の発言を全て聞くと、やり玉に挙げられるような発言でないことが解りますが、今の社会は、人の揚げ足を取るのが流行っているようです。

しっかりと、地に足をつけて思考する大人にまずは自分がなり、一人ひとり増やして行きたいですね。

職場の教養 感想3月22日(月)「竹の節のごとく」

おはようございます。@ukara91です。
3月22日(月)の職場の教養は「竹の節のごとく」です。

竹の節のごとく

 三月頃より食卓を賑わす食材の一つが筍(たけのこ)です。一般的に出回っているのが孟宗竹(もうそうちく)の筍で、五月頃になると真竹(まだけ)や淡竹(はちく)といった種類も見られるようになります。
 土から頭を覗かせた時にすぐに収穫しなければ、柔らかくておいしい筍を食べることはできません。その後は木質化(もくしつか)といって硬くなってしまうからです。
 通常の樹木が二十メートルに達するのが三十年から四十年かかるのに対して、竹の成長速度は早く、二〜三ヶ月でその高さに達します。
 竹は、高く伸びるために「節」を持ちます。もし、竹に節がなかったら、風が吹いてきた時は簡単に折れてしまうでしょう。
 しかし、節があるため、頑丈で、しなやかで、多少の嵐がきても折れることはありません。
 人もまた苦節(くせつ)を乗り越えることによって、精神的に鍛えられ、器が大きくなります。用意周到、準備万端に整えて、どんな困難にもひるむことなく、文字通り破竹の勢いで仕事をしていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月22日(月)「竹の節のごとく」より

<今日の心がけ>
準備万端に整えましょう

竹の節のごとく 感想

近年は台風や長雨、大雪などのニュースが定期的に流れてきます。
木が折れて道路を寸断したりする画を見ることも珍しくないですね。

でも、災害のニュースで竹が出てくることは見たことがありません。
竹は折れることもなく、地に根が張っているので地も強くしているのでしょうか。

細い竹の枝などは、昔は釣り竿として使われていました。それだけ丈夫でしなやかだったから使用されていたのでしょう。

竹は中が空洞ですが、節があることで木よりもつよく、腐ることもありません。苦難を定期的に乗り越える人の方が強く成長する事が竹に例えられるのも、なんとなく納得してしまいます。そういう人は、腐ることもありません。