こんにちは。@ukara91です。
今日10月12日8日(土)の職場の教養は「吸い殻に感謝」です。
吸い殻に感謝
三十歳で念願の飲食店をオープンし、市内に五店舗を有していたA氏。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月12日(土)「吸い殻に感謝」より
しかし、全国展開の大型レストランが進出したため、瞬く間に業績は悪化しました。一店舗に縮小したのち、多額の借金を抱えての再出発となったのです。
A氏はこのことによって、自身の至らなさに気づきました。順調な業績に有頂天になり、贅沢をし過ぎていたこと、従業員への配慮が足りなかったこと、店の管理を疎かにしていたこと、儲かって当たり前と思っていたことなどなどです。
こうした反省を踏まえ、A氏は早朝に、店舗の駐車場の清掃を始めました。すると、捨てられた吸い殻が目に留まりました。以前のA氏は、<こんな所に捨てるなんて>と腹を立て、従業員に命令口調で掃除を指示していたのです。
ところが今は、「捨てられた吸い殻の数だけ、お客様が来てくださったのだ」と逆に吸い殻が愛おしく思えるのです。A氏は毎日、駐車場の塵を拾い、率先して店の掃除も行いました。
その後、従業員や顧客の信頼が回復し、店の経営は徐々によくなっています。
<今日の心がけ>
順調な時ほど気を引き締めましょう
吸い殻を見て、お客様に感謝をするのは少し大げさですが、お客様がどんな状態で、どんな気持ちでここでタバコを吸っていたのか?お客様視点で考えるのに、吸い殻は良いキッカケになったようですね。
A氏の会社の業績が悪化し、多額の借金を抱えるという経験をした事も、お客様視点で考えるキッカケになったのでしょう。
お店だけではなく、事業はすべてお客様の行動が結果ですので、お客様がなぜ自分の会社を選んでくれるのか?なぜ足を運んでくれるのか?等、しっかりとお客さを観察して、お客さんが自分たちを選んでくれた原因を増大させて行くことが事業者の責務だと思います。
今後は吸い殻を見たら「感謝」できそうですね♪