職場の教養 感想10月15日(木)「一歩一歩」

おはようございます。@ukara91です。
10月15日(木)の職場の教養は「一歩一歩」です。

一歩一歩

 もののふの 矢橋(やばせ)の船は 速けれど 急がば回れ 瀬田(せた)の長橋(ながはし)

 これは室町時代の連歌師(れんがし)・宗長(そうちょう)の歌です。「物事をなす時は、基本に従うことが近道となる」という意味で、「急がば回れ」の語源となったとされています。
 矢橋は当時、琵琶湖の港町として栄えた都市で、ここから船を渡すことが、京都への近道とされていました。
 しかし、比叡山から吹き下ろされる突風で船は転覆の危険性があったため、徒歩で湖畔を回るほうが確実なことから先の歌が詠まれたのです。つまり、危険な近道を通るより、遠くても安全な道が結局は早い、ということになります。
 私たちの職場においても、急な仕事が入った時に、「どこかに近道はないか」と考えることがあるかもしれません。焦る気持ちから基本を疎かにしてミスが発生し、結局、やり直しをすることになっては本末転倒でしょう。
 日頃から、より早く、より正確にすることを意識し、今気づいたことを改善しながら、一歩一歩、進んでいきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月15日(木)「一歩一歩」より

<今日の心がけ>
気づきを行動に移しましょう

一歩一歩 感想

「基本」をというのは、先人たちが沢山経験した上で、このやり方がいい!と考えてきた集大成だと思います。だから、その基本を忠実に実践することで基本を身につけることは、先人のアドバイスを受けながらスムーズに学ぶ事と言えます。

 ただし、人それぞれ個性がありますよね。基本を学んだ上で、自分はちょっと違うやり方のほうがよいな と感じたら、そこから個性を磨いていくとよいと思います。

そうやって考えて行動する人が増えていくことで、「基本」も時代とともに少しづつ変化していき、社会を変えていく力になるのかもしれません。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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