おはようございます。@ukara91です。
11月30日(月)の職場の教養は「絵本の日」です。
絵本の日
1985年11月30日に、瀬田貞二(せたていじ)氏の「絵本論」が発行されました。この日にちなんで、民間の図書館が本日を「絵本の日」と制定しました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月30日(月)「絵本の日」より
「絵本論」は、日本における絵本についての基本的な概念を最初に示した作品です。その後、絵本の世界に大きな影響を与えました。
その中で、「絵本は、子どもが最初に出あう本です」「その子が絵本の中でみつけだす楽しみの量によって、生涯本好きになるかどうかが決まるでしょうから」といった、絵本研究家のドロシー・ホワイトさんの言葉を紹介しています。
瀬田氏が翻訳した絵本や再話(さいわ)した民話は、今でも親子2代、3代にわたって読み継がれています。「グリム童話」や「ロシア民話」「ナルニア国ものがたり」「指輪物語」など数多くの作品があり、自身も物語を創作しています。
絵本の魅力を伝え、幼少期から書物に触れる大切さを我々に示した、瀬田氏の功績は多大です。
読書離れが進む昨今、改めて絵本や書物に触れてみてはいかがでしょうか。
<今日の心がけ>
書物に触れてみましょう
絵本の日 感想
絵本というのは、人の想像力を育てる大きな役割をもったものだと思います。
一枚の絵と、必要最低限の文章だけが記されていて、後は読み手や聞き手の想像力によって物語を完成させていくからです。
現代ではYou TubeやNetflixなど、動画を家庭で見る環境が整ったので、想像力を掻き立てずともすべて映像で細かいところまで表現できますが、絵本は想像力に頼るところが魅力です。
また、次のページを開くときのワクワク感なども、絵本ならではですよね。
世の中どんどん便利になっていきますが、絵本のようなものはずっと存在し続けてほしいものです。