暦(こよみ)に親しむ

おはようございます。@ukara91です。
5月7日(木)の職場の教養は「暦に親しむ」です。

暦に親しむ

 5月の旧暦の名称は「皐月(さつき)」といいます。早苗を植える月「早苗月(さなえつき)」の略と言われ、「皐(さつき)」の字には「神に捧げる稲」の意味もあります。
 日本では明治5年まで「太陰太陽暦(旧暦)」を使っていました。現在の暦とは約ひと月ずれています。その名残が随所に見られます。
 例えば「五月晴れ(さつきばれ)」の本来の意味は「梅雨の合間の晴れ間」をいいます。これは旧暦の5月が梅雨の時期だからです。今ではその意味が広がり「5月のさわやかな晴れ間」を指す言葉としても使われています。
 かつて「暦」は、適切な時期に農作業を行うために大変重要でした。自然は時に洪水や干ばつなどを引き起こします。先人たちは自然に対し畏敬(いけい)の念を持ち、周期を記録し後世に伝えていったのです。
 今でも「立春」「立夏」などで季節の移り変わりを知らせ、衣更え(ころもがえ)や田植え期、収穫期などを知らせてくれます。
 「こよみ」に親しみを持ち、先人たちの知恵に学びましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月7日(木)「暦に親しむ」より

<今日の心がけ>
暦の中の言葉の意味を調べてみましょう

暦に親しむ 感想

 1月2月のような数字だけではなく、和暦での読み方があると自然や天候と時間に周期があるのだと、知らせてくれてるような気がします。

二十四節気の「立春」や「立夏」なども、「春にはまだ早いよ」と思うタイミングで春をお知らせしてくれたりしますが、土の中の微生物はどうやら春に向けて動き出すようなので、昔の人はそれらを知っていたのでしょうか。

「元号」「和暦」「二十四節季」など、日本の先人たちが残してくれた季節や時間の捉え方には、僕たちには解らないメッセージがまだ隠されているのかもしれません。解らなくても、使いこなしていくことで後世に伝えていきたいものです。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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