おはようございます。@ukara91です。
6月17日(水)の職場の教養は「紳士然(しんしぜん)とした心意気」です。
紳士然とした心意気
例年6月はゴルフのメジャー大会の1つ、全米オープン選手権が開催されます。
一般財団法人倫理研究所 職場の教養6月17日(水)「紳士然とした心意気」より
40年前の第80回大会は「ゴールデン・ベア」の愛称で親しまれたアメリカのジャック・ニクラウス選手と、「東洋の魔術師」と呼ばれた青木功選手との一騎打ちとなり、コース名から「バルタスロールの死闘」と呼ばれました。
飛距離では圧倒的にニクラウス選手が、「百ヤード以内は世界一」と言われた青木選手の小技が冴え、3日目を終えて同スコアとなり、決着は最終日にもつれ込みました。
一進一退だった戦いは、最終ホールでニクラウス選手がバーディパットを沈めて決着し、2年振りのメジャー制覇を成し遂げ、ギャラリーは大興奮となりました。
しかし、青木選手のパットがまだ残っており、熱狂するギャラリーをニクラウス選手は「静かにするように!」と制したのでした。
ライバルをも思いやる紳士的な行動は、今日まで語り継がれています。どんな場合であっても相手に配慮し、その人の立場に立って考えたいものです。
<今日の心がけ>
相手を思いやりましょう
「紳士」とは「品格があり礼儀正しい」という意味です。
Jニクラウスは正に紳士です。すでに自分が勝っている状況でも相手を尊重し気遣う行為は、「自分をかっこよく演出するため」ではなく、単純にルールを守ろうよということだと思います。そういう姿勢がギャラリーや視聴者に伝わり、紳士の称号を確実のものにしていったのでしょう。
自分が負けている時は、ルールにすがりたくなるものですが、勝っている時に感情を抑え、ルールを最上位に考えることができるのは、やはり紳士ですよね。
かっこいいと思います。