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9月8日(火)の職場の教養は「文字が書けるのは」より
文字が書けるのは
本日は国際識字デーです。識字とは、文字の読み書きができることを指します。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月8日(火)「文字が書けるのは」より
日本ユネスコ協会連盟によると、世界で読み書きのできない成人は、約7億5千万人に及ぶとされています。
なぜ、私たちは文字を読んだり書いたりできるのでしょうか。日本においては、義務教育の恩恵が大きいようですが、そのほかにも理由はあるでしょう。
Yさんは、引っ越しの準備をしていた際、幼い頃に文字を練習していたノートを見つけました。懐かしい思いで開いてみると、マスから大きくはみ出た文字や、本来の形とは異なる文字が書いてありました。
その文字の横には、読み書きができるようにと手を尽くしてくれたことが窺い(うかがい)知れる、親の添削の跡を見ることができました。古いノートを通してYさんは、自分に注がれた親の愛情を実感することができたのです。
日常生活で何気なくこなしている読み書きですが、なぜ自分が読み書きできるようになったのか、改めて考える日としたいものです。
<今日の心がけ>
読み書きができることに感謝しましょう
文字が書けるのは 感想
日本は、江戸時代でも識字率はかなり高かったようで、知的探究心の高い国民性が現われています。しっかりと読み書きを習得することで、豊かなコミュニケーションの中で人生や生活の幅が広がる事を昔から日本人は知っていたのかもしれません。
日本最古の書として「古事記」が有名ですが、それは西暦712年と言われています。
日本の歴史が始まって随分経過して、ようやく書物が書き記されるようになったということになりますが、それまで日本人は獣のように言葉が無かったわけではなく、会話は成り立っていたようです。
文書として記す技術がなかったようですが、歴史や重要な事柄については、すべて口伝(くでん)で伝承されていったと思われます。
今でも、天皇家などは最重要事項を「口伝」で伝承している可能性が高いですが、文書で残すことによって、細かい「記録」を残すことができるので、とても便利になったと言えます。
さらに最近では、動画でメッセージを残せるので、ひょっとしたらこれからは、歴史的な記録もYou Tubeに残すという時代になるのかもしれません。