おはようございます。@ukara91です。
1月27日(水)の職場の教養は「走りと名残」です。
走りと名残
日本の和食文化では、食材が一番おいしい時期を「旬」といいます。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月27日(水)「走りと名残」より
旬よりも早く出回ったものを「走り」、旬を過ぎたものを「名残」と名づけて、季節の移ろいを感じてきました。
旬の食材は、体に必要な物を与えてくれるといわれます。例えば、冬が旬の野菜には体を温める成分が多く含まれ、夏野菜には体に蓄積された熱をクールダウンしてくれる栄養素が豊富に含まれます。
江戸時代から、初がつお、初きのこ、初なすといわれるように、「走り」にあたる食材は人気を呼び、高値で取引されています。
旬を過ぎた「名残」の料理は、去り行く季節を惜しみつつ、来年も出会えることを願い、感謝して食しました。
日本の和食は、平成25年より「日本人の伝統的な食文化」として、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。世界的にも誇れる和食文化を後世に受け継いでいきたいものです。
<今日の心がけ>
和食の文化を後世に伝えましょう
走りと名残
「走り」「旬」「名残」。食材は四季による移り変わりだけでなく、変化していきます。カップラーメンのように常に一定の品質ではなく、変化していくという事が食べる楽しみにもなりますよね。
生きていくという事は変化していくこと。また、変化を知るという事なんだと思いますが、食材は常にそれを教えてくれているようです。