おはようございます。@ukara91です。
10月15日(金)の職場の教養は「イチゴスプーン」です。
イチゴスプーン
新潟県の燕三条は、刃物や金物、洋食器の生産が盛んな地域です。ただし、燕三条市という地名はなく、燕市と三条市を合わせた呼称です。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養2021年10月15日(金)「イチゴスプーン」より
東京からこの地域に出張したTさんが燕三条駅の改札を出ると、そこには各企業の製品を紹介する陳列棚がありました。
そこで目に留まったのは、Tさんが幼い頃に使ったことのある「イチゴスプーン」でした。イチゴスプーンとは、燕市の老舗カトラリーメーカーである小林工業によって1960年に世に送りだされたものです。
当時のイチゴは酸味が強く、イチゴを潰して牛乳と砂糖をかけて食べることが一般的でした。そのため、普通のスプーンだとイチゴが滑って逃げてしまいます。
そこで、試行錯誤をし、スプーンの皿の部分を平らにし、イチゴの種をヒントに突起を作ることで、イチゴを潰しやすいスプーンが開発されたのです。
どのような製品も使う人のことを考えて開発されているのだと、深く感心したTさん。幼い頃に使った「イチゴスプーン」を懐かしく思い出したのです。
<今日の心がけ>
使う人のことを第一に考えましょう
イチゴスプーン 感想
「イチゴスプーン」懐かしいですね。

スプーンは、食べ物を食べる時に使う「道具」です。
道具は、使いやすさを追求するのがあたりまえですが、何にでも使える汎用性の方が「便利なもの」として捉えられがぢかもしれません。
イチゴスプーンは、イチゴ専用として設計されたのでしょうけど、実は汎用性もあり何にでも使えて本当に便利なものです。
スプーンに限らず、こういった専門性のある製品で、汎用性もある商品はまだまだ伸びていくと思います。
普段の生活で、不便に感じることはありませんか?不便を感じたら、それを解決する製品やサービスを作り出していきましょう。