おはようございます。@ukara91です。
3月15日(月)の職場の教養は「五年履いた革靴」です。
五年履いた革靴
Iさんが靴屋に革靴のソールの修理を依頼した時のことです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月15日(月)「五年履いた革靴」より
靴を見てもらった職人に、「もう五年も履いたので修理するよりも買い替えた方が得でしょうか」と相談しました。
すると職人は「まだ使えますよ。ブラシで汚れを落とし、全体にクリームを塗り、よく磨き上げるだけで買った時のように輝きだしますよ」と、手入れの仕方を教えてくれました。
さらに「革靴は足にもよく馴染むので、長く使えば使うほど履きやすくなり、味わいが出て愛情も湧いてきますよ」と顔を輝かせました。
<まるでわが子のように革靴を愛しているのだな>と感じたIさん。「買い替えずに、よく手入れをして大切に使おう」と決めたのです。その気持ちに呼応するかのように、修理した革靴は足にぴったりと馴染みました。
日頃使っている物は、愛情を注いで大切に扱えば、驚くほどその性能を発揮してくれるのです。
<今日の心がけ>
物の働きを知り大切に扱いましょう
五年履いた革靴 感想
物を大切に使う人って、とても素敵に感じますし、人との接し方も丁寧だと思います。
靴を修理したり、手入れをして履き続けるという人は、とても人の苦労を理解でき、心の優しい方なのでしょう。合ってもいないのに、そのように感じさせてしまうほど、物を大切にする人には共感できます。
もともと日本は、物を修理して使い続ける文化がありますが、近代は使い捨て文化に少しづつ変わってきているようです。
良い文化を見直して、復活・継承していきたいですね。