島津日新公(しまずじっしんこう)のいろは歌
全国各地には自己研鑽や後進育成の一助として、長年語り継がれてきた遺訓があります。「島津日新公のいろは歌」も、その一つで、薩摩藩の人々に多大な影響を与えました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月20日(火)「島津日新公のいろは歌」より
いにしへの 道を聞きても 唱へても わが行ひに せずばかひなし
この歌は、「昔の偉い人たちの教えをいくら聞いても、自分の口で復唱しても、それを行動に移さないと何の役にも立たない」ことを意味します。
本誌『職場の教養』は、昭和51年の創刊以来、主として朝礼の際に活用されています。1日1日の内容の締め括りにある「今日の心がけ」は、読んで終わりではなく、読み終えた後が行動のスタートと捉えてきたからです。
島津公の言葉通り、気づいたことは繰り返し実行してこそ身についてきます。
まずは、終業の時間までに「今日の心がけ」を行ってみてはいかがでしょうか。
最初の一歩は勇気が必要な場合もありますが、踏み出せば案外とすんなりできるものです。
<今日の心がけ>
実行に移しましょう
島津日新公のいろは歌 感想
島津日新公とは、戦国時代の島津家中興の祖と言われた島津忠義(島津日新斎)の事です。
忠義の儒教的な心構えが、その後の島津家に浸透し、国力が蓄えられていったと言われています。
さて、
どんなに本を読んでも、セミナーに出ても、理解したような気にはなれるけど身に付いていないと思います。
なにかをスタートするには、最初の一歩のハードルを低く設定するのがコツです。。今日の職場の教養のとおり、スタートしてしまえば案外すんなりできるものですので、最初の一歩のハードルを低くして、スタートしてしまえばいいのです。
四の五の考えずに、走り出してみましょう。