おはようございます。@ukara91です。
9月25日(土)の職場の教養は「秋の彼岸」です。
秋の彼岸
今年の「秋の彼岸」は、今月20日から26日までです。墓参りに出かける人も多いでしょう。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月25日(土)「秋の彼岸」より
結婚10年目で、妻と2人の子供と暮らすMさんには気になることがありました。
Mさんは仕事が多忙で、家族と過ごす時間が減っていたのです。
お彼岸の中日(なかび)、Mさんは久しぶりに父の墓参りに行きました。すると、父との思い出が蘇ってきました。
父は今のMさんと同じように仕事で帰宅が遅かったのです。Mさんは幼い頃、その寂しさから「父さんは仕事ばかり」とこぼしたことがありました。
すると翌日、Mさんの机に父からの手紙が置いてあり、こう書かれていました。
「いつも帰りが遅くなってごめんね。次の休みはどこかへ遊びに行こう」
その出来事を思い出すと心が温かくなってきて、Mさんは<時間がなくても手紙を書くなど、コミュニケーションの方法はいくらでもある>と気づいたのです。
墓参(ぼさん)して、亡き先祖や家族との絆を再確認しましょう。
<今日の心がけ>
家族とのつながりを見直しましょう
秋の彼岸 感想
子供の頃のMさんにとってはとてもさみしい経験でしたが、こうやってずっと覚えていられるエピソードを残してくれた父親は素敵だと思います。
親から「ごめんね」と言われたことで、子としても申し訳ない気持ちになったりして、相手を思いやる心を養う大きなキッカケになったのではないでしょうか。
お彼岸は旅立った家族を思い出してみましょう。思い出すたびに心が磨かれ、やさしい気持ちになれると思います。