職場の教養 感想9月10日(金)「誕生日を祝う」

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9月10日(金)の職場の教養は「誕生日を祝う」です。

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誕生日を祝う

 誕生日は1年に1度訪れます。現在は、皆で個人の誕生日を祝うことが一般的になりましたが、元々日本には誕生日を祝う風習はありませんでした。
 昔は現代と違い、生まれた時の年齢を1歳とし、お正月を迎えるごとに加齢する「数え年」で年齢を数えていました。
 また、現代に比べれば、医療が未熟で衛生面や食料事情も乏しかった時代は「7つ前は神のうち」とされ、7歳で初めて人として認められていたのです。
 そのようなことから、無事に子供が成長したことを祝い、神様とご先祖様に感謝したことから「七五三」が生まれ、その風習は今も受け継がれています。
 戦後、昭和24年に年齢の数え方について、「年齢のとなえ方に関する法律」が制定され、数え年ではなく、満年齢の数え方が一般的になりました。それにともなって個人の出生した日を祝う習慣ができたといわれます。
 誕生日には、多くの人からの支えがあって、今の自分があることを振り返る日にしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月10日(金)「誕生日を祝う」より

<今日の心がけ>
多くの人の支えに感謝しましょう

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誕生日を祝う 感想

赤ちゃんや小さな子が笑っているのを見ると「幸せそうだな」と感じますが、自分もそうやって可愛がられて育って来たんだなと自覚することってなかなかありません。

誕生日ぐらいは、自分も祝福されて生まれてきたのだと自覚し、自分を祝福してあげる日にしても良いのではないでしょうか。

職場の教養 感想9月9日(木)「力を引き出す」

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9月9日(木)の職場の教養は「力を引き出す」です。

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力を引き出す

 人は仕事の成果に対して、良い評価をされたらうれしいものです。
 Hさんは建築会社の中堅社員で、今年から後輩の指導役を任されました。しかし、どのような経験を積ませればいいのか、その指導方法を、上司にも聞いてみましたが、初めてのことで不安が募るばかりでした。
 ある日、デスク回りを整理していたところ、自分が入社当時に使っていた手帳が出てきました。何気なく読んでみると、当時、上司から教えてもらったことや、仕事をしていて気づいたことなどが書かれていました。
 その記憶をたどると、成長を実感できた時は、上司や先輩から仕事を任されてやり切った時や、成果を認められた時だったことを思い出したのです。
 ヒントを得たHさんは、相手の技量を見極めて仕事を任せると共に、成果を出した時には必ず褒めるようにしています。
 些細なことでも、良かった点を伝えることは、相手の自信につながります。ためらわずに言葉に発することを心がけていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月9日(木)「力を引き出す」より

<今日の心がけ>
相手の良い点を見つけ伝えましょう

力を引き出す 感想

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 会社などのチームは、個人の集まりですので、個人の力が高まれば、チーム力も基本的には増強します。チームメンバーの良い点を見つけて、言葉で伝えてあげる事は、褒められた方は嬉しくてテンションがあがり、力がついていくと思います。

また、褒める側はは、常に相手の良いところはどこか?という目が養われ、これもまた力をつけていくと思います。

相手の良いところを見つけて褒めてあげるという行動は、どちらの側の力も高めてくれるので、チームの力を高めるには、とても効果の高い方法といえるでしょう。

職場の教養 感想9月8日(水)「国際識字デー」

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9月8日(水)の職場の教養は「国際識字デー」です。

国際識字デー

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 1965年の9月8日、イランで開催されたテヘラン会議の席上で、当時のパーレビ国王が各国の1日分の軍事費を識字基金に拠出することを提案しました。
 それを記念して、国際連合教育文化機関(ユネスコ)が本日を「国際識字デー」と制定しました。識字とは、文字の読み書きができることです。世界には、識字率の低い国や地域があります。
 日本は近代以前から識字率が高く、江戸時代には御法度やお触書、商いにおける契約書、納税記録などが存在していました。民衆が文字の読み書きができるという前提で生活が成り立つ、世界的にも珍しい国だったのです。
 日本の高い識字率を支えていたのが寺子屋の存在でした。都市部だけではなく、農村部にもありました。その証として、寺子屋の先生の功績を偲んだ弟子たちが建てた「筆子塚」やその碑が各地に残っています。
 文字を読み、書くということは当たり前ではなく、それを伝えたり教えてくれた人たちのお陰です。改めて、先人に思いを馳せる一日にしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月8日(水)「国際識字デー」より

<今日の心がけ>
読み書きを大切にしましょう

国際識字デー 感想

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先人たちが学んできた事は、口伝・書物などで後世に伝えられていきますが、なかでも書物は多くの人に知識を育んでくれました。その知識を得るには字の読み書きが出来、内容を理解する読解力が必要ですが、日本国民の多くは古くから読み書きする力があり、先人達の知恵を得て、学び、それをまた後世の我々までバトンタッチを続けてくれています。

現代は、情報があふれてしまい、必要のない情報を書き分けないと学びになる情報にたどり着けない時代となりましたが、先人から受け継いだバトンを汚さないように、後世にバトンタッチしていかなければなりませんね。

職場の教養 感想9月7日(火)「思い違い」

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9月7日(火)の職場の教養は「思い違い」です。

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思い違い

 人は時として、必要以上に考え込んでしまうことがあります。身近な人が不機嫌だったりすると、その原因は自分にあると考えてしまうものです。
 Dさんは、中途で入社してきたFさんに、苦手意識を持っていました。なぜならFさんが入社した当初、挨拶をしても目を合わせてくれないなど、Dさんに対して無愛想な態度を取ることが多かったからです。
 Dさんは次第に、<Fさんは、自分のことが嫌いなのかな。何か不快にさせるようなことをしたのかな>と思い悩むようになりました。
 ある日、Fさんと話す機会があり、思い切って今までのそっけない態度について聞いてみました。すると、「自分は人見知りで、新しい職場に緊張していたんだ」と拍子抜けするような答えが返ってきたのです。
 このように、人間関係の悩みは、自己の勘違いや思い込みが招いていることも珍しくありません。たとえ相手がそっけない態度を取ったとしても、思い切って自分から話しかけることで、相手の心が開かれるかもしれません。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月7日(火)「思い違い」より

<今日の心がけ>
考えすぎず行動してみましょう

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思い違い 感想

考えすぎて、思い違いをそのままにしてしまい、損をすることは誰にもありますよね。

僕もそれで「考えすぎて損したなぁ〜」と思う事が多いです。

思い違いは損なので、相手の反応が気になる時には、とにかく確認してみましょう。
思い違いはとても多いはずです。

職場の教養 感想9月6日(月)「食べ物への感謝」

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9月6日(月)の職場の教養は「食べ物への感謝」です。

職場の教養9月6日(月)「食べ物への感謝」の画像

食べ物への感謝

 まだ食べられるのに、捨てられてしまう食べ物を「食品ロス」といいます。
 世界では年間、食糧生産量の三分の一にあたる約13億トン、日本では約612万トンの食料が廃棄されています。
 江戸時代前期の禅僧・沢庵宗彭(たくあん そうほう)は、たくあん漬けを考案といわれています。
ある日、徳川家光が沢庵和尚の元を訪ね、「余(よ)は近頃何を食べても、味がなくて困る。何か口に合うものがあれば食べさせてくれ」と求めました。
 沢庵和尚は、翌日のお昼前に再度訪ねて来た家光に、なかなか食事を提供しませんでした。夕刻、空腹に耐えかねた家光にようやく差し出されたのはお茶漬けとたくあんのみでした。その質素な食事を家光は満足気(まんぞくげ)に食べたのでした。
 沢庵和尚は、普段から贅沢な食事ばかりしている家光をそれとなく戒め、質素倹約の大切さを伝えたのでした。食べ物は、生命を維持する上で欠かせないものです。世界では、人口の9人に1人が栄養不足で苦しんでいるといわれます。
 食品ロスを削減し、感謝の心を持ちながら食事をしていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月6日(月)「食べ物への感謝」より

<今日の心がけ>
食べ物の無駄を減らしましょう

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食べ物への感謝 感想

家光の言葉「最近は何を食べても味がなくて困る。何か口に合うものがあれば食べさせてくれ」という要望に対して、とことんお腹を空かせた状態に誘導し、質素な食事を振舞うというのは、とても理にかなった対応です。

お腹をとことん空かせなければ、家光は質素な料理に対して怒ったかもしれませんが、とことんお腹が空いた時の食事は、何を食べてもとにかく美味しく感じます。

とんちの和尚の対応はアッパレですね。

でもだからといって、食べ物に感謝して、毎日の食べ物のロスを減らしましょうと言われても、イマイチ ぴんとこないものです。
現代は、食べたい時に、加工品で食欲を満たす事ができますので、必要な時にパックを開ければいい時代になりました。だから個人で食品ロスを無くす工夫は、「食べられないものは開けない」という行動となります。

反面、加工品を製造する工場は、欠品させてはいけないことから、余分に加工品を製造しているはずです。これは、欠品すると小売店や消費者からクレームが来るという背景があります。

食品ロスを無くすには、売り場に目的の加工品が欠品していても怒らないという寛容さが根底にないと、食品ロスの改善は難しいかもしれません。

職場の教養 感想9月5日(日)「認め合う職場に」

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9月5日(日)の職場の教養は「認め合う職場に」

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認め合う職場に

 1977年9月5日、国民栄誉賞の表彰式が初めて開かれました。初受賞者は、この年に、本塁打世界記録を樹立した元プロ野球選手の王貞治氏でした。
 この賞は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったもの」を表彰する制度です。最近では、五輪のフィギュアスケート男子シングルで2連覇を達成した羽生結弦選手が受賞しています。
 社員のやる気やモチベーションは、企業の業績や生産性に大きく関わります。
そのため、社内表彰制度を導入する企業もあります。
 その中には、失敗からの打開策を表彰する、笑顔が素敵な社員を表彰するなど、独自のユニークな表彰制度を導入している企業もあるそうです。
 人は第三者から褒められると「自分の力で衆院の環境や対象に貢献できた」という自己肯定感が高まります。さらに、自分が褒められることで、他者を褒め返したくなるという循環も生まれ、職場環境も活性化していきます。
 職場において、夢と希望を与えられる働きをしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月5日(日)「認め合う職場に」より

<今日の心がけ>
美点を伝えましょう

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認め合う職場に 感想

お互いに認め会える職場って素敵ですね。
会社のミッションを共有し、お互いの活動を認め会える事ができるだけで、会社というのは長続きしていくのではないかと思います。

同じ会社の仲間であっても、意識してお互いを高めあっていかないと、仲間の悪い部分ばかり見えてしまうものです。だから社内表彰の制度や、表彰するときに、その人のなにが素晴らしいのか言葉で伝えたりする仕組みが大切です。

人生の中で、仕事をする時間はとても多いです。お互いに高め合い、成長するために、まずは仲間の良いところを言葉にして伝えてあげましょう。

職場の教養 感想9月4日(土)「若き龍馬の歌」

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9月4日(土)の職場の教養は「若き龍馬(りょうま)の歌」です。

若き龍馬の歌

 世の人は われを何とも 言はばいえ わがなすことは 我(われ)のみぞしる

 坂本龍馬が若き日に詠(よ)んだこの歌には、現状に苦悩しながらも己を鼓舞し、決意を固めてた様が表われています。龍馬はその後、多くの人との出会いを通じ、己の使命を見いだし、近代日本の幕開けに貢献しました。
 現在、教育関係の会社で働くI氏は、20代前半の頃は定職に就かず、家族に迷惑をかけ、将来の希望を見つけられず悩んでいました。
 周囲の視線や言葉ばかりが気になり、自信が持てなかった時に出会ったのが、冒頭にある歌でした。<人の視線や言葉にまどわされないようにしよう>と決めたI氏。その後、思わぬ出会いに導かれて現職に就き、十数年が経ちました。
 I氏は今、<冒頭の歌は、周囲に惑わされることなく、誰かのせいにもせず、自分の考えに責任を持つことの大切さを教えていたのだ>と、受けとめています。
 そして、<他者の支えがあって今の自分がある。過去のつらい経験を乗り越えてこなければ、今の自分はなかった>と、実感できるようになったのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月4日(土)「若き龍馬の歌」より

<今日の心がけ>
自信を持って物事に臨みましょう

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若き龍馬の歌 感想

何か行動を起こそうと思うまでには、様々な経験をし、そこで感じて思考した結果のことです。過去から現在までに自分が感じた事で、動きたいのですから、自分を信じて行動することはとても大切な事だと思います。

龍馬のように家族に迷惑をかけたりすることは苦しいと思いますが、周囲に合わせてばかりいては、過去から現在までで感じた事を否定することにもなりかねません。自己否定したまま周囲に合わせていく人生もありますが、自分の人生は自分で選択しなければ、生まれた命を有効に使い切れないのかも知れません。

龍馬が活躍した江戸末期は社会の転換期。そして現在も社会の転換期です。
流行り病に対して、なにも感じたり思考することの無いまま注射を受けるという行動を、龍馬の時代の人がみたらどう感じるのでしょうか。

職場の教養 感想9月3日(金)「秋の気配」

おはようございます。@ukara91です。
9月3日(金)の職場の教養は「秋の気配」です。

秋の気配

 9月は夏から秋へと移り変わる季節です。秋は気候的にも過ごしやすく、行楽に出かける人も多いのではないでしょうか。
 その一方で、地球温暖化が進む近年、春と秋を短く感じる人も多いようです。
こうした季節感によって体調を崩しがちな人もいるかもしれません。
 ところで、秋の夜に耳を澄まして、透き通るほど美しいスズムシの繊細な声を聞くと、心が落ち着き、懐かしい気持ちになるものです。この虫の鳴き声を聞く文化は、古くは奈良時代の歌集『万葉集』にも見られます。
 幼い頃、田舎で育ったA氏は、社会人になって都市部で暮らすようになってからも、秋の虫の鳴き声を聞くと、<季節は巡り巡って、自然はいつの時代も変わらずに、循環しているのだ>と改めて感じるといいます。
 虫の声に風情を感じることは世界的にも珍しく、日本人の感性が生み出した誇るべき文化でもあります。地域、世代によって季節の感じ方は様々ですが、四季の移り変わりを感じる感性を大切にしていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月3日(金)「秋の気配」より

<今日の心がけ>
季節の移り変わりを感じましょう

秋の気配 感想

「虫の声」は季節のBGMですね。

職場の教養 感想9月2日(木)「月の魅力」

おはようございます。@ukara91です。
9月2日(木)の職場の教養は「月の魅力」です。

月の魅力

 あかあかや あかあかあかや あかあかや あかあかあかや あかあかや月

 この短歌は、鎌倉時代の僧侶、明恵上人(みょうえ しょうにん)によって詠(よ)まれました。「明るいなぁ、とても明るい。なんて明るいのだろう、本当に明るいなぁ、月は」と、空に浮かぶ明るい月の様を表した歌です。
 まだ電灯などの証明が発明されていない時代、闇夜を照らす月光は、とても明るく感じられたことでしょう。
 明恵上人の短歌のみならず、絵画や詩など、月は多くの芸術のテーマになってきました。昔から、人々は月に魅了されてきました。
 街に街灯が普及し、夜でも過ごしやすくなった現在では、月明かりの恩恵を意識することは少なくなりました。しかし、明恵上人が詠んだ月の魅力は、現代の私たちの心にも響くものがあります。
 秋は空気が澄んで、月がより綺麗に見える季節です。夜空を見上げて、私たちを優しく照らす月に心を癒やされてみませんか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月2日(木)「月の魅力」です。

<今日の心がけ>
自然に親しみを持ちましょう

月の魅力 感想

現代でも、月の明かりはとても身近な存在です。
満月の夜などに車で走っていると、道がくっきり明るく見えて走りやすいし、月を見て癒やされます。

月を見ているだけで、なんだか自分がちっぽけな存在に思え、つまらない事に悩んでいる事に気付かされたりします。

多くの先人を癒してくれた月。私たちもそのパワーをいただき、自分の力に変えていきましょう。